こちらのブログはPhotoFiltre7の使い方でなくて、別のブログ記事で
写真プリントで証明写真(節約志向)をPhotoFiltre7で作成する方法です。
PhotoFiltre7の公式サイトからダウンロード。
https://www.photofiltre-studio.com/pf7-en.htm
PhotoFiltre 7.2.1 – Version in zip format (5 Mb)をクリックしてダウンロードします。
ダウンロードしたファイル、pf7-en-7.2.1.zipを任意の場所に解凍します。
PhotoFiltre7.exeは、ショートカットファイルをデスクトップなどにを作っておくとすぐ起動できます。
ショートカットファイルの作り方。
PhotoFiltre7.exeを右クリックして、
送る→デスクトップ(ショートカットを作成)
起動すると英語版になりますので、日本語化にします。
日本語化のファイルをダウンロードします。
PhotoFiltre7の公式サイトから左フレームにあるDownloadをクリックします。
下の方へスクロールして、 Japanese / Japonaisをダウンロードします。
PhotoFiltre7が起動していたら終了させます。
ダウンロードしたファイル、StudioJP.zipを解凍して、ファイル、StudioJP.plgを
ファイル、PhotoFiltre7.exeがあるフォルダ内に貼り付けます。
ファイル、PhotoFiltre7.exeがあるフォルダ内にあるファイル、StudioEN.plgを削除します。
PhotoFiltre7を起動すると日本語になっています。
ここから作成方法です。
基本的に写真プリントで証明写真(節約志向)と同じで、PhotoFiltre7を使用した場合の説明です。
※方法などの説明は私のデジカメでの撮影画像サイズでの説明になります。
1)何でもよいのですが、わかりやすいように30cmの定規を用意します。
無ければ長さの分かるものなら代用できると思いますが定規が便利です。
2)キャンバスを作るための撮影をします。
スマホか、コンパクトデジカメなどで30cm定規を画像の長辺側で画像内におさまるように水平に置いて、できるだけ被写体とカメラが並行になるように撮影します。
3)撮影画像を開きます。
撮影した画像をPhotoFiltre7で開きます。
4)横方向(長辺)のトリミング(切り取り)をします。
30㎝定規の目盛り0cm~30cmの目盛りの範囲で横方向にトリミング(切り取り)をします。
※この時、縦方向は上下いっぱいに切り取ります)。
ピッタリ定めるには拡大すると便利です。
↓
右クリックして、イメージのトリミングを選択。
5)トリミング(切り取り)ができました。
トリミングした画像の大きさ(ピクセル)を確認します。
私の場合は3676×3477になりました。
3676は画像内の30㎝相当になります。
プリント機械により多少違うこともありますが、一般的な写真プリントのL版サイズは127mmx89mmです。
6)比率計算をして、上下のトリミングの長さを計算します。
文字数が長くなるので、
トリミングした画像の横方向サイズ(ピクセル)を横切とします。
未定のトリミングしたい画像の縦方向サイズ(ピクセル)を縦切とします。
縦横比をL版の比率にするためには、横切:縦切=127:89
これを計算式にすると、
縦切=横切×89/127
私の場合は、3676×89/127=2576になりますので3676×2576です。
7)左右の長さはそのままで上下をトリミングします。
↓
トリミングができました。
※上下を縮めて指定サイズに変更してるので上下が圧縮した画像になっていますは、大事なのは横方向の30cmの定規なので影響ありません。
8)画像を持ち歩きのメモリーなど外部メモリーに保存します。
トリミングできた画像(.jpgファイルなどにして)をUSBメモリーなどに保存します。
↓
キャンバスサイズを知るためのものなので、そのままで。
画像解像度を確認しています。
↓
セブンイレブンのマルチコピー機では、microSDやSDカード他も対応のようです。
9)写真プリントをします。
写真プリントのできるところ(コンビニやカメラのキタムラなど)で保存したトリミング済みの画像を写真プリンのL版で1枚プリントします。
私は徒歩2~3分のセブンイレブンです。
※インクジェットプリンターで写真用紙(L版)での印刷も可能ですが濡れに弱いし経年劣化が激しいと思います。
顔料インクプリンターならこれらの欠点はないけどインク代が高い
10)写真プリントができました。
※プリント用紙はマルチコピー機内では長辺幅のロール紙なので、また熱による湾曲もあるかも?少しカールすることもあります。
セブンイレブンのマルチコピー機の写真プリント用紙はフジフィルムです。
11)写真サイズ(プリントされた紙の写真)を計測。
確認のため、プリントされた写真のサイズを実測します
(定規などを使って)
一般的なL版写真サイズの横幅で127mmでした。
尚、縦幅は一般的なL版写真サイズの縦幅で89mmでした。
12)プリントされていないカットされた部分を調べます。
プリントアウトした写真の両端(定規の左右の切れた部分)を確認します。
写っていない目盛りの部分がフチなし印刷で左右の切り捨てられた部分になります。
大凡でやってる(説明用で過去に本番でやっときは、もうちょっと精密に撮影)ので微妙にズレてるけど、これくらいは許容差だと思っています。
左端の目盛り(3mm←のはずが撮影でズレがあり4mm?だけど3mmとします)が3mm。
右の端が29cm7mmだから切り捨ては3mmです。
左右で合計6mmだから(縁無しで切り捨てられる範囲は左右1%ずつ)
横幅の再現は294mmとなりました。
13)有効範囲を計算します。
プリントしたときの画像ファイルの横方向のピクセル数:基準になる定規等=
有効範囲のピクセル数:プリント写真で切り捨てられなかった大きさ。
私の場合はプリントした画像の横幅解像度が3676ピクセルなので、
3676ピクセル:300mm=求めるピクセル数:294mmで、計算式では
求めるピクセル数=3676×294/300
で、求めるピクセル数は3602.48ピクセルになりました。
(3602ピクセルとしました)
縦幅は、(11)で確認したプリントされたL版の縦幅が89mmだったので
(14)で写真上の1mmあたりのピクセル数を用いて、写真プリント上の1mm分のピクセル数×89mmです。
私の場合は、縦幅の有効範囲は28.4ピクセル×89mm=2527.6なので2528ピクセルとしました。
有効範囲は、横は3602ピクセル、縦は2528ピクセルになりました。
14)1mmあたりのピクセル数を計算します。
(11)で確認したプリントされたL版の横幅が(13)で横幅の有効ピクセル数だということになりますので、横幅の有効ピクセル数/L版の実測横幅mm。
私の場合は、1mmあたりのピクセル数=3602ピクセル/127mm
で、28.36220以下略となりました。四捨五入して28.4ピクセルとしました。
写真プリント上の1mmが28.4ピクセルです。
※撮影した画像解像度(サイズ)により1mmあたりのピクセル数は違います。
15)自撮り画像を作成します。
大凡で自撮りをします。
今、画像がないので絵を撮影したので説明します。
自撮りの方法を考えてみた。自撮り棒と使う、デジカメ等を三脚で固定してセルフタイマー撮影、誰かに手伝ってもらって撮影してもらうなど。
背景は目立たない無地一色の壁の前に立つのが良いかも?
(適当な壁がなければ出費が増えるけど画用紙などを背景にして)
※背景色はブルー・グレー・白など。
16)自撮り画像の加工調整。
例えば、例えば履歴書に貼る写真なら、横30mm×縦40mmです。
参考に、各種証明写真サイズ
(14)で1mmあたりのピクセル数がわかったので履歴書に貼る写真なら
1mmあたりのピクセル数×証明写真の大きさmmの画像サイズに縮小やトリミングで作成します。
暗い画像になってしまったら少しならPhotoFiltre7で明るくしてもいいかも?
出来上がったら、とりあえず適当なファイル名をつけてPCの何処か、またはUSBメモリーなど外部保存しておきます。
私の場合は、30×28.4=852、40×28.4=1136で自撮り画像の画像解像度(サイズ)を横852ピクセル、縦1136ピクセルに加工しました。
PhotoFiltre7を使って大凡で自撮りした画像をトリミングして適切な解像度画像を作る方法です(画像サイスは私のデジカメの場合ですので、各自のカメラの解像度に応じて調整してください)
PhotoFiltre7を起動して撮影した自画像の画像ファイルを開きます。
(画像ファイルをドラッグしてもできます)
撮影した自画像の画像ファイルを選択して開きます。
トリミングをして構図を決めます。
上下左右を広げたり縮めたりして調整してます。
構図が決まったらトリミング(切り取り)をします。
画像解像度を確認します。
(キャンバスの解像度が低くなければ、目標の解像度を下回っても拡大する結果になっても問題はないです。通常言われてるのは、L版サイズの写真プリントでは1524×1074程度でよいとされており、最近のデジカメ、スマホではこれを超えると思います)
縦か横のどちらかで(片側が目的のピクセルを下回らない側です)、作成したいピクセル値をいれます。
※縦横比を維持するにチェックを入れてください。
(チェックがないと元画像と違う変形になる恐れがあります)
私の場合ですが、横幅を目的の解像度(ピクセル)を852にしましたら、比率の問題で縦のピクセル値が目的の数字より小さくなったので
私は縦を基準にしました。
↓
私の場合は、852×1136なので
↓
キャンバスができました。
レイヤーを追加します(証明写真の自画像の元を重ねるためです)。
先ほど、作成して保存した証明写真の自画像の元画像ファイルを選択します。
↓
キャンバスの上に作成して保存した証明写真の自画像の元画像が重なってる状態です。
↓
私の場合は縦方法を軸に画像解像度を決定したので、キャンバスと自画像の縦方向のピクセル値は同じなので、上下移動はしないで、左右にレイヤーを動かしてちょうど良い位置に調整します。
マウスを動かして左右(または上下)でもできますが、キーボードの方向キー(上下左右)ですると便利で楽です。
良い感じになったら
これで自画像の作成は完成したので名前を付けて保存します。
↓
↓
目的の解像度の自画像ファイルができました。
補足、やる必要はないですが自画像が完成したら画像の外周に線をいれると切り取り線になり便利です。
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右クリックして境界線と塗りつぶしを選択
↓
私は、黒色で線の幅を3ピクセルにしました。
↓
画像の外周(4辺)に黒いラインがはいりました。
(キャンバスに色を付ければひつようないですけどね)
17)キャンバス(土台、背景)を作成します。
キャンバスの画像解像度(サイズ)がわかったので、プリントを行った画像ファイルの画像解像度と同じ大きさの新規画像ファイル(無地)をつくります。
※画像有効部分サイズではなく写真プリントした(8)で作成した画像ファイルと同じサイズ。
↓
私は、ここで背景色をつけました。
↓
インクエットプリンターなどで自宅プリンターで作るならインクがもったいないので白地がよいとおもいますが、セブンイレブン(カメラのキタムラなど他でも)では、背景を着色してもインク代がかかるわけでもなく、同一料金なので切り抜きの際にわかりやすいようにPhotoFiltre7の塗りつぶしツールなどで何色でも良いので着色をしておくとよいかも。
出来上がったら、とりあえず適当なファイル名をつけてPCの何処か、またはUSBメモリーなど外部保存しておきます。
18)キャンバスに自撮り画像を並べます。
(17)で作成した画像ファイルをPhotoFiltre7で開いて、(16)で作成した自撮り画像を合成(載せていきます)します。
PhotoFiltre7で画像を載せる作業に付いての説明。
↓
自画像のファイルを選択して、開くをクリック。
1枚目を適当な位置に配置します。
同じ繰り返しで2つ目をレイヤーとして開きます。
この繰り返しで並べていきます。
※四隅は有効範囲を超えないように、4辺から少し離して配置します。
私は4枚にしてますが、詰めたり証明写真サイズが小さいなどだと6枚入るかも?
出来上がったら画像(.jpgファイルなどにして)をUSBメモリーなどに保存します。
写真プリントのできるところ(コンビニやカメラのキタムラなど)で保存(作成)した画像を写真プリンのL版でプリントします。
完成イメージ(過去データのプリントです)
自撮り画像に沿ってハサミで切り出せば、証明写真のできあがりです。
キャンバスのサイズができてしまえば、次回の作成時に同じところ(コンビニやカメラのキタムラなど)で機械が同じ場合は自画像だけ載せて作成してプリントすればセブンイレブンなら40円でできることになります。