年末の「NHK紅白歌合戦」は、ジャニタレを出さないと歌手が足りないなどの心配が出ているという。

 このブログで何度も書いてきたが、昭和と異なり平成の後半~令和の歌謡界はジャニタレと秋元氏関係の坂道グループばかりとなり、画一化されてしまった。ジャニーズと秋元氏関連以外の歌手はあまり世に出てこられず、それによって若い人たちの歌に対するあきらめが広がり、素敵な曲作りや個性的な歌手を目指す人々が少なくなった。善悪は別にして、ジャニーズと秋元氏が日本の歌謡文化を破壊(画一化、硬直化)してきた。この現状にうんざりした人々が、多彩で個性的な曲がたくさん生み出されていた昭和の曲を現在聞いている。

 この点からも、歌謡界、ひいては芸能界の在り方を考え直したほうがよいだろう。

 東山新社長による過去の性加害疑惑が、次々と告白されている。①加害者と被害者の関係、②被害者が嫌だったのか喜んでいたのか、という2点が重要で、加害者側が勝手に仲間内の遊びやただのふざけで済ませてはいけない。もし事実であれば、犯罪行為である。なぜマスコミは事実関係を調べたり追及したりしないのだろうか。これでは、喜多川氏の場合と同じではないか。

 副社長になる予定の井ノ原氏は、うわさとして喜多川氏の性暴力を聞いたことがあるなどと話していたが、実際にあったのかなかったのかわからないニュアンスである「うわさ」などと言う言葉を使って喜多川氏をかばうのではなく、「情報として知っていた」と言い直さなければいけない。ジャニーズへの忖度や擁護から、完全に抜け出すことはできないのだろう。

 この二人が社長と副社長では、臭いものにふたをしただけで(自分のことは棚に上げて正義感ぶるだけで)、すっきりとしない。これまでの関係者は、今後の経営に関わらないほうがよい。というより、事務所は解体して無くしたほうがよい。そしてジャニタレ達は他の芸能事務所に分散すれば、何ら問題はない。「ジャニーズ」の虚像や脅迫営業は完全に消し去り、皆がそれぞれの場所で一から(忖度営業によって得られた地位や人気をいったん清算して)スタートしなければいけない。ジャニタレ達はつらいかもしれないが、新しい事務所で、今度は脅迫営業無しで「能力」と「努力」のみでやっていくしかない。それが正常な状態なのだから。

 被害者への補償は、ジュリー氏が持っている株とジャニーズ事務所を解体して出たお金をすべて、「清算交渉会社」を設立して譲渡すればよい。

 テレビ局の第三者委員会による自社調査もすぐに行わなければ、メディアが変わることは不可能である。すべては、ジャニーズ事務所とテレビ局の反省度、本気度、やる気の問題だろう。

 フジテレビが、ジャニーズ事務所に対して社名変更や会社分割の検討を要請した。

 加害者が同じ加害者に要求とは、笑い話か。

 少なくともジャニーズ事務所はテレビ局と異なり、第三者委員会による内部調査を行い、ごまかしながらも改革に取り組む姿勢を見せている。テレビ局より、はるかに立派であろう。同じことをしてきた悪者同士ではあるが、わかりやすく言うと、全く反省もせずにとぼけ続ける極悪人が、反省して直していこうとしている悪人を攻撃して責任逃れをしている構図だ。どこかの市長ではないが、「恥を知れ」と言いたくもなる。

 大みそかの紅白歌合戦にジャニーズ枠があり、今年はどうなるかと話題になっている。

 私は、歌番組には「秋元(康)枠」もあったように感じられるが、テレビ局と秋元氏の関係はどのようになっているのだろうか。秋元氏はテレビ局に対して脅迫や脅しはしないように見えるが、歌番組には坂道グループばかりが出てきた状況から、親しさによるテレビ局との癒着関係からの忖度や不公正営業があったように私には思われるのだが、実際はどのようになっていたのだろう。

 メディアの闇は広くて深い。公にできないことが習慣化してしまい、善悪の判断や評価の感覚が無くなっていたのだろう。今後、テレビ局は公正・公平な営業方針にシフトしていけるのだろうか。「放送局」としての使命を自覚し、独立した公共機関として生まれ変われるとよいのだが、そのためには、これまでの手法や慣習を捨て、発想を180度変えなければいけない。可能なのだろうか。

 NHKは、ジャニーズ事務所が被害者への補償や再発防止への取り組みを着実に行っていることを確認できるまで、ジャニタレを新規で出演させないと発表した。

 現在、大河ドラマの主役として同じジャニタレが出演しているが、新規契約がだめなら今出演しているジャニタレもダメであろう。何ら違いはない。「すでに撮影し終わっているから」、「途中で配役が変わると話がつながらない」など、どのような理由であっても、今回のNHKの強い意思(正義感)に勝るものではないことを期待したい。自己都合や結果ありきの本末転倒の理由と、ようやく表明した正義感のどちらを優先させるかの問題だ。

 ドラマ好きの視聴者からの目線で言えば、異例ながら今からでも本当の俳優さんに変えてもよいと思う。中井貴一氏でも真田広之氏でも堤真一氏でも、役者さんであれば顔の細かな表情や声質の変化なども普通にできると思うし、何よりも視聴者を引き付ける魅力や迫力、オーラも出せる。放送を見終わった後、「よかったあ」と思わせる見ごたえのある演技を、最高のドラマである大河の主役には必要だと思う。

 ジャニタレだから、彼は主役になれた。彼が他の小さな芸能事務所タレントであったら、絶対に大河ドラマの主役に選ばれなかっただろう。ジャニーズ事務所による脅しまがいの方法で選ばれた人は、今すぐにでも変えたほうがよいと思う。ジャニタレは、今は出演させないということを本当に実行するのか、それとも口先だけのパフォーマンスなのか。NHKの真価が問われる。

 韓国の歌手が、福島原発から1.2km離れた海域から直接すくいあげた海水を手に在韓日本大使館へいき、「(安全なら)福島の海水、飲めるんでしょ?」といって手渡そうとして警察に止められたという記事を見た。

 安全というのは、海に放出して薄めれば海産物や飲み水に影響がないレベルの安全性という意味である。韓国が海洋放出している日本の数倍のトリチウムが入った水も、安全だから海に流しているのだろうが、だからといって直接飲んでも安全ということではないだろう。主語が違う。

 一部の韓国人は、妄想や間違った思い込みを基に、事実と科学を無視して、恥ずかしげもなく直接相手に非現実的な文句を言える。このような人々と、まともな会話が成立するわけがない。

 韓国と中国の国民は、福一原発の処理水放出に反対するが、だからといって同じ民度とは言えない。中国はネットなどが統制されており、外の情報があまり入ってこないから、国民は中国政府の言うことを信じるしかない。中国のマスコミも、政府の言うとおりに報じなければいけない。だから、中国国民が日本の処理水放出に反対しても、頭が悪いとか民度が低いとは言えないだろう。だまされているだけで、犠牲者である。しかし韓国は違う。確かに影響力の大きいマスコミや団体などは自分たちで話を作って日本に罵詈雑言を浴びることを生きがいとしているが、インターネットの規制はないから韓国国民は自由に海外の情報を手に入れられる状況下にある。多様な情報を得る状況があり自分で考える余地が韓国国民にはある。その結果として中国と同じような悪意のある悪口を言ってくる。中国国民とは異なる国民性だ。

 以前、日本の政治家か官僚が、「中国は自己中心的だが交渉はできる。しかし韓国とは交渉が成立しない」といった旨の話していたことが思い出される。

 

 企業や政治家の悪人は、不適切な行為を指摘されると、「総合的に判断します」、「適切に対応してまいります」などという。しかし、ここでの「総合的」や「適切に」というのは、悪人が言う言葉なので、その悪人の基準や思いによるものである。悪人ではない一般的な人が言う言葉の意味合いとは異なる。

 むしろ、悪人の考える総合的や適切というのは、ごまかしや責任逃れのことだろう。悪人は、反省し罰を受けるまでは、どこまでいっても悪人のままなのだから。

 ジャニーズ事務所は名前を変更したほうがよいと、みんなが言う。しかしその理由は、ごまかしや(ジャニーズ事務所の)自己都合のためとなってはいないだろうか。名前を変えても、本質的な改善策にはならないだろう。

 私は、名前を変えたほうがよいというより、ジャニーズ事務所は解体したほうがよいと思う。そして、ジャニタレ達は既存の芸能事務所へ分散し、その芸能事務所の方針に沿って一からスタート(圧力営業で勝ちえた地位や人気など、「ジャニーズ」をすべて捨ててから活動)するのが適切だろう。

 アジア大会女子卓球の準決勝は、日本対中国となった。先に3人勝ったチームが決勝に進む。第2試合の平野選手とかつての世界ランク1位の選手との試合だけ見た。ちなみに卓球は11本勝負の5セットマッチだ。

 平野は健闘し、お互いに2セットをとり、5セット目の5対5まできた。先日の女子バレーのトルコ戦の件(同点から最後連続5点取られて負けた)がよみがえる。全く同じ状況だ。悪い予感は的中し、中国に連続6点をとられて平野が負けた。

 試合後のインタビューでは、日本人1億2千5百万人から選ばれた3人という責任感や闘志が感じられず、中国に負けて当たり前という雰囲気が伝わってきた。また、これからどこが悪かったか反省するような話していたが、自分たちによる反省レベルではいけない。日本チームはもっと真剣になり、心理的要因を科学的に専門家に分析してもらわなければ、これまでのことをいつまでも繰り返すだけだろう。仲良しクラブではない。日本の女子卓球は、練習や試合に向き合う心構えや人間関係を変えたほうがよいと、10年程前からずっと感じている。国代表の真剣勝負なのだから。

 卓球に限らず、日本はとても強い相手やチームと戦う時、最後は同点から連続で点を取られて負けることが多い。いったいこのパターンは何なのだろうか。なぜ日本人はいつもこうなのか。最初から日本がやられるわけではない。接戦であったりむしろリードしたりしているが、後半に少しでもリードされると糸が切れたように一気にやられるパターンが、サッカーやラグビー等どの競技においてもみられる。日本人の精神面の特性である。これを科学的によく分析したほうがよい。

「日テレ、ジャニーズ報道で局内をヒアリング 結果を視聴者に公表」というネットニュースを目にした。

 数十年にわたり、ジャニーズ事務所と同じ「黙認」をしてきたテレビ局は加害者側である。加害者が自らを調査して公表するなど、ナンセンスであろう。本当に都合の悪いことには触れず、ほどほどにガス抜きをし、「これからがんばります」では、話にならない。第三者による社内調査でないと意味がないばかりか、必ずカモフラージュや責任逃れの結果になる。「いや、大丈夫。きちんと調査をします」というなら、第三者による調査でもいいだろう。

 先日、日テレは自分たちと同じ「黙認」を続けていたジャニーズ事務所に対して、申し入れや要請を社長名で手渡すような気持ちの悪いこともやっていた。自分たちが何をやっているのか、もう訳が分からなくなっているのではないだろうか。

 日本テレビは、おかしくなっているように私には見える。