「日テレ、ジャニーズ報道で局内をヒアリング 結果を視聴者に公表」というネットニュースを目にした。
数十年にわたり、ジャニーズ事務所と同じ「黙認」をしてきたテレビ局は加害者側である。加害者が自らを調査して公表するなど、ナンセンスであろう。本当に都合の悪いことには触れず、ほどほどにガス抜きをし、「これからがんばります」では、話にならない。第三者による社内調査でないと意味がないばかりか、必ずカモフラージュや責任逃れの結果になる。「いや、大丈夫。きちんと調査をします」というなら、第三者による調査でもいいだろう。
先日、日テレは自分たちと同じ「黙認」を続けていたジャニーズ事務所に対して、申し入れや要請を社長名で手渡すような気持ちの悪いこともやっていた。自分たちが何をやっているのか、もう訳が分からなくなっているのではないだろうか。
日本テレビは、おかしくなっているように私には見える。