大みそかの紅白歌合戦にジャニーズ枠があり、今年はどうなるかと話題になっている。

 私は、歌番組には「秋元(康)枠」もあったように感じられるが、テレビ局と秋元氏の関係はどのようになっているのだろうか。秋元氏はテレビ局に対して脅迫や脅しはしないように見えるが、歌番組には坂道グループばかりが出てきた状況から、親しさによるテレビ局との癒着関係からの忖度や不公正営業があったように私には思われるのだが、実際はどのようになっていたのだろう。

 メディアの闇は広くて深い。公にできないことが習慣化してしまい、善悪の判断や評価の感覚が無くなっていたのだろう。今後、テレビ局は公正・公平な営業方針にシフトしていけるのだろうか。「放送局」としての使命を自覚し、独立した公共機関として生まれ変われるとよいのだが、そのためには、これまでの手法や慣習を捨て、発想を180度変えなければいけない。可能なのだろうか。