NHKは、ジャニーズ事務所が被害者への補償や再発防止への取り組みを着実に行っていることを確認できるまで、ジャニタレを新規で出演させないと発表した。

 現在、大河ドラマの主役として同じジャニタレが出演しているが、新規契約がだめなら今出演しているジャニタレもダメであろう。何ら違いはない。「すでに撮影し終わっているから」、「途中で配役が変わると話がつながらない」など、どのような理由であっても、今回のNHKの強い意思(正義感)に勝るものではないことを期待したい。自己都合や結果ありきの本末転倒の理由と、ようやく表明した正義感のどちらを優先させるかの問題だ。

 ドラマ好きの視聴者からの目線で言えば、異例ながら今からでも本当の俳優さんに変えてもよいと思う。中井貴一氏でも真田広之氏でも堤真一氏でも、役者さんであれば顔の細かな表情や声質の変化なども普通にできると思うし、何よりも視聴者を引き付ける魅力や迫力、オーラも出せる。放送を見終わった後、「よかったあ」と思わせる見ごたえのある演技を、最高のドラマである大河の主役には必要だと思う。

 ジャニタレだから、彼は主役になれた。彼が他の小さな芸能事務所タレントであったら、絶対に大河ドラマの主役に選ばれなかっただろう。ジャニーズ事務所による脅しまがいの方法で選ばれた人は、今すぐにでも変えたほうがよいと思う。ジャニタレは、今は出演させないということを本当に実行するのか、それとも口先だけのパフォーマンスなのか。NHKの真価が問われる。