年末の「NHK紅白歌合戦」は、ジャニタレを出さないと歌手が足りないなどの心配が出ているという。
このブログで何度も書いてきたが、昭和と異なり平成の後半~令和の歌謡界はジャニタレと秋元氏関係の坂道グループばかりとなり、画一化されてしまった。ジャニーズと秋元氏関連以外の歌手はあまり世に出てこられず、それによって若い人たちの歌に対するあきらめが広がり、素敵な曲作りや個性的な歌手を目指す人々が少なくなった。善悪は別にして、ジャニーズと秋元氏が日本の歌謡文化を破壊(画一化、硬直化)してきた。この現状にうんざりした人々が、多彩で個性的な曲がたくさん生み出されていた昭和の曲を現在聞いている。
この点からも、歌謡界、ひいては芸能界の在り方を考え直したほうがよいだろう。