先月29日(土)に観に行って来た2本立て映画の1本の感想です。
『王様戦隊キングオージャー』の劇場版。
監督は上堀内 佳寿也さん。
脚本は高野水登さん。
兄・ラクレスに打ち勝ちシュゴッダムの新たな王となったギラ。
シュゴッダムのコーカサスカブト城前ではそんなギラの戴冠式が行われ、キングオージャーの仲間や大勢の国民達が見守る中、ギラの幼馴染のデボニカと言う女性が現れ、ギラ達をハーカバーカと言う死の国へと案内する。
その先でギラはシュゴッダムの初代国王のライニオールと対面し王の座を巡り対峙。
ギラ達キングオージャーの6人はハーカバーカを舞台に戦いに挑むと言う物語。
ギラの王位を巡り彼の先祖と対決ってのが見所。
スーパー戦隊シリーズ初の異世界が舞台の今作ですが、この映画版でも終始、その異世界であるチキューが舞台。
OPもEDもなく、いつもと同じで同時上映の仮面ライダー作品と比べれば短めであっさり。
それでも派手でリアルで迫力がありました。
今作の主な舞台は死の国ハーカバーカ。
その名の通りあの世の世界と言えるでしょう。
その国の案内役を務めるのが今作のゲストヒロイン・デボニカ。
ライニオールに代々、仕えて来た家系の娘にしてギラと同じ養護園で育った幼馴染。
こういう美しいゲストヒロインの登場もシリーズの映画版の定番。
そんな彼女を演じるのは声優の佐倉綾音さん!
「ヒロアカ」の麗日お茶子や『進撃の巨人』のガビ、「セーラームーンCosmos」の夜天光、「Mステ」のナレーションなど数多くの人気作品に出演する彼女が女優として顔出し出演!
声と顔共に美しかった!
サブキャラ陣も総登場。
TVシリーズの展開上、ラクレスとボシマールは出て来ません。
もう1人のゲストヒロインは雛形あきこさん演じるトウフの前女王殿のイロキ。
存在だけなら第15話でクロダが言及してましたが、彼女こそかつてトウフの食料を独占した独裁者!
その回のその言及シーンが今作の伏線になってました。
そんな彼女とカグラギの殿同士の対峙も見所の1つ!
ヒメノも神の怒りで死んだ両親・ディード国王とメタリー女王と再会!
あの世の世界って「DBZ」みたいです。
そして今作最大の敵となるのは中村獅童さん演じるライニオール・ハスティー!
彼こそ2000年前にチキューを救った英雄にしてシュゴッダムの初代国王!
彼も存在だけならTVシリーズ劇中で言及されてましたがその本人がここで登場!
ギラを新たな王と認めない彼と王の座を賭け対決!
新旧2人のシュゴッダムの王同士の対決が今作最大の見所!
尚、サナギムは出て来るものの他のバグナラクの面々は登場しません。
クワガタオージャーはここでもキングクワガタオージャーにパワーアップ!
これこそ真の王の証!
他のメンバーも同様にパワーアップして欲しいです。
今作のゲスト3名と上堀内監督のインタビュー。
重要な役を演じたお3方の喜びの声を感じました。
佐倉綾音さんには是非とも来年のプリキュア声優になって欲しいです。
まだプリキュアシリーズへの出演経験もないですからね。
上堀内さんはTVシリーズでもメイン監督を務めてます。
僕よりも年下だし、それだけ若くて実力のある監督って気がするし、今後の作品でも務めて欲しいです。
また、TVシリーズの主題歌は一切、流れず、ナノの「INFERNO(MOVIE ver.)」と言う曲が挿入歌として流れます。
ギラとライニオールの戦闘シーンで流れた時はかっこ良かった!
映画版でTVシリーズの本来の主題歌が使われなかったのもシリーズ初。
これならAdoの曲も今後、使って欲しいです♪
そして巨大戦も無し。
初代国王への勝利を経て正式に王となったギラ。
そんな彼とヤンマ達キングオージャーの今後の活躍に更なる期待が高まりました。
これで次は来年にやるであろう「キングオージャーVSドンブラザーズ」ですが、ギラ達が現代の世界に来るのか、タロウ達がチキューに来るのかどっちになるのか気になります。
「ドンブラザーズ」のドン45話にドンキングオージャーが出て来た意味も明かされるかも知れません。
出来れば「ゼンカイジャー」の面々も出て来て欲しいです。
上記の記念スタンプですが、誤って横に押してしまいました
今日は放送がないので代わりに先に今作の感想記事をアップしました。
これら2作の感想記事は後日アップします。
今夜はまた別の映画を観に行って来ます。