1月から始まっている今クールのドラマも終盤ですね指差し(唐突)



以前のドラマ関連記事はこちら(1つしかないかも?)ダウン



最近ドラマが多すぎて全話見続けるのは数少ないのですが…

皆さん、何かご覧になっているでしょうかにっこり 


TVerやU-NEXTなどの見逃し配信も。

便利な世の中になりましたね…


私は、今クールはこの2つを録画して夜な夜な見ています看板持ち







「不適切にもほどがある!」テレビ

過去も現在も辛辣に描かれていて、でも笑えておもしろいです爆笑

が、今日は触れません…泣き笑い←え?


ちなみにこの2つを同時に見るとしたら、

「春になったら」→「不適切にもほどがある!」の順に見ることをおすすめします。

なぜなら、「春になったら」は、どうしても泣いてしまうからですねおねだり







この「春になったら」テレビ


見てる方いらっしゃるかな?

泣かずに見られていますか??(素朴な疑問)


わたし、全話、涙がこみあげてくるシーンがたくさんあるんですが。

嗚咽というよりは、気がついたら涙が。。。



私は自慢でもなんでもないですが、"医療系ドラマ"や"余命○○"系のドラマや映画はとても苦手ですアセアセ

医療系は、単に血や痛いシーンが見れないから。

余命○○系は、悲しい(だけではないんだけど)しつらいから

何この理由。恥ずかしいくらい言う必要もない泣き笑い




元々、主演の奈緒さんのファンなので、というのもありましたが…


余命3ヶ月の癌宣告を受けた父

×

3ヶ月後に挙式する予定の一人娘


そのイントロだけでかぶる部分が多すぎて、見ずにはいられませんでした。





見てみると…一言で言うと(完全に私の主観)。

愛情がたくさん詰まったドラマでした飛び出すハート



決して、癌治療にはフォーカスされていません。

人はどう生きるのか?

何が幸せなのか?

本当に必要なものはなにか?

それを考えさせられるドラマに思えます。



以下、ネタバレにならない程度に思いの丈をしゃべります看板持ち





膵臓がんを医師に宣告されるシーン

ほんの数秒?数分?のシーンでしたが、母の宣告を聞いた日の光景を思い出しました。

2022年4月下旬。

母に向かって「ステージ4と末期は違います」と、はっきり告げた医師の、マスクから出た目が今も忘れられません。



「桜が見れたらいいですね」と言われています。

これが示す言葉は、余命宣告。

我が家には両親が大好きだった桜の木が植えられています。

毎年桜を見るたびに、「1年後は何をしてるんだろう」と思いながらこの家で育ちました。

桜は私にとって特別です。



医療用麻薬で痛みをごまかし、普段の生活をするシーン。

痛みが出ていても、娘の前では強がるお父さんの姿。

私の母は「痛い痛い」と私に隠していなかったけれど、それでも心の中では痛みだけでない何かも我慢していたんだろうな、と想像するだけでもう。。。

あのとき、お母さんは何を思ってたの?



治療は受けない。痛み止めだけ。

「治療は受けない。だってベッドにしばりつけられて治療の辛さにうなされて。それよりも残された時間を娘と楽しく生きたい」というお父さんの台詞。


母が入院生活でできたお友達から「この前はお母さん痛がってたからね、かわいそうだった」って聞いたときに、「私にはそんな話全然聞かせてくれてない」って思ったことがあった。

やっぱり、治療は辛かったのかな。痛みに弱い母。でも私も痛みに弱いから言わなかったのかな。

「少しでも長く生きたい!治るかもしれない」と望みをかけて治療に向き合ってたんだろうなと思ったら、、、涙が止まらない。


娘が過労で倒れて入院。父がお見舞いに。

ドラマでこのシーンを見た私が思ったことは「いいな、面会できて」でした(え、そこじゃないって?)。

娘を連れて母に会いに行けたら。それこそ育休だからこそ毎日でも通えたのに。

でも、面会NGのコロナ禍だったからこそ、父の猛烈アタックから母は逃げられたかもしれない。

そう考えれば、よかったと思えるかぁ。






助産師として命の誕生に向き合いながら、余命宣告の父を想う娘。

新しい命の誕生に向き合いつつ、家族の終活に向き合うって、かなりしんどいんですよね。

0歳の娘を目の前に、必死に目を開けたり、泣いたり、首をあげたり、寝返りしようとしたり。そんな風に、できることが日に日に増えてくるパワーのかたまりみたいな生物が目の前にいて。

でも、後ろを向くと、日に日に弱っていく母がいる。

「その母が、こんな小さかった私をここまで育ててくれたんだな」とか、感傷的モードだとそこまで考えたりする。



大切な一人娘をお嫁に出す父の心情。

(ちょっとネタバレ?)

「娘から婚約者を追い払う!」とエンディングノートに書く父。でも「娘の笑顔や幸せを一番願っている」。

そして、自分の症状が進んでいることを自覚して、もっと生きたい。いまから治療したら変わるのか。と悩む。


父は昔から「(私の結婚相手は)誰でも嫌だから誰でもいい」とはっきり言っていました泣き笑い

「お雛様を片付けるのが遅くなると婚期が遅れるのはむしろ都合がいい」と言わんばかりに、1年中飾られているお雛様。


そんな父を鬱陶しく思った思春期はあったけれど、嫌いになったことはない。世の中の父と娘の関係よりはいいと思う私たち。

関係性が最悪であれば、施設に入れることの罪悪感はここまでないと思います。

いまだに父の面会にいくたびに「一緒に暮らせなくてごめんね」とどうしても思ってしまいます。





そんなこんなで。

毎回、自負と重ねては笑って泣いてを繰り返しています。


まだ見たことがない方。ぜひご覧になってみては?泣き笑い←どんな宣伝。

よかったら感想聞かせてくださいね。


今夜10時から、7話だそうですテレビ