6月5日に放送された「風間公親ー教場０ー」第９話を見て、心がえぐられた話。
教場０、毎週見ていたんですが、今回はちょっと事件の話よりも他の部分に感情がやられてしまいました…。
ドラマで起きている事件の話には全く触れませんが(笑)、ネタバレNGの方は回れ右でお願いします
公式サイトのSTORYでも全く触れられていませんが…(笑)
染谷将太さん演じる中込という男性。
妻と母と３人で暮らしていて、その母が認知症でしたね。
大好きな女優さん、余貴美子さんがその母役でした。
ちなみに公式サイトの中込さんの役柄には
自宅では妻と母との３人暮らしで、若年性認知症の母を妻と２人で介護する。
母の介護に疲弊しきっている中込は、そのストレスのせいか仕事中も常にイライラしている。
と書かれていました。
「妻と２人で介護しているようには全く見えなかったけど？(笑)」
という突っ込みは置いておいて…。
余貴美子さんの演技がリアリティありすぎて。
義母の在宅介護をする妻の姿に、、、
心がえぐられた。泣いた。
以下、ドラマ内のセリフです。
「この人（妻）が私にだけご飯作ってくれない」とすごい形相で妻に詰め寄る母の姿。
→忘れちゃうんだよね。身近な人に刃を向けるんだよね。一番想っているのに。切なすぎる。
母「そこの方。息子はどこにいますか？」（と息子の中込に向かって言う）
中込「またかよ」
妻「いらいらしないの」
→優しく諭す妻、、、ただただ尊敬。
明け方（夜中）のシーン。寝る前に洗濯物を畳んでいたのに、洗濯物をまた抱えている。
母「変なの。洗濯機の場所が変わったの」
中込「何言ってんだよ」
妻「お義母さん、お茶入れてください」
母「はいはい…（火をつけお湯を沸かしたところで）疲れたから寝る」
妻「おやすみなさい…（そっとつけっぱなしの火を消し、中込に向かって）何か頼むとそれまでしてたこと忘れるの」
→怒らないで他のことへ誘導する。すごい、教科書に載っているような対応。できないよ、私は「夜中に何なの？！」って言っちゃってたよ。
後ろついて回らないと、家が火事や空き巣に入られそうになるよね。もちろん今日がごみ捨ての日なんてわからないからゴミ屋敷になることもある。わかりすぎる。
夫婦２人になったシーンで…
妻「お兄さんとお姉さんから返事来た？」
中込「引き取ってくれないよ。どっちも子育て大変だし」
妻「昼間二人でいるのはもう限界…」
中込「じゃどうすりゃいいの？」
妻「施設とか？」
中込「投げ出すの？」
妻「そういう言い方する？！」
↓
↓
↓
はい、来た。この発言の時点で、私ならそっこー離婚する。
もはや殺意…。
子育てが大変？
世の中にはダブルケアしてる人もたくさんいる。
施設＝投げ出す？！
あなたの母親ですよね…介護保険って知ってますか？あなた刑事ですよね？
これらのシーンがあるたびに、私よりもテレビの近くでドラマを一緒に見ていた夫が、言葉にできないような顔をして私を振り返ってた(苦笑)
「だめだ、苦しい」
「切ない」
「こいつなんなの」
「お前の親だろ…」
どんどん激しくなっていく私の心の声が漏れました
と、思うところがありすぎて、わざわざ記事にしてしまいました
(笑)
今日放送の10話も、引き続きこの家族の話題が出るようです。
見たいような、見たくないような・・・見るけど(笑)
そこでもしかしたら今までは在宅介護に翻弄してきた中込の姿が見れるのかも？
いつの日か、娘のおもちゃで「教場っぽくない？」と遊んでいた私の作品(作品ではない
)
＜続き（余談）＞
いつも時間が空いた時(主に娘が寝たあと)にまとめてドラマを録画で見てるんですが…
この「風間公親ー教場０ー」第９話に続けてすかさず夫が再生したのが「あなたがしてくれなくても」・・・。
「ちょっと待って。内容が違すぎる。心がついていかない」
と再生を遮った私
夫も「たしかに(笑)ごめんごめん(笑)」と笑い転げた
「蟻と人間の話くらい全然モノが違う。今じゃない。ちょっと休ませて」そう続けた私でした
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