広報力向上ブログ -116ページ目

ネタなきイベントは遺恨を残す

ネタなきイベントは遺恨を残す。


”遺恨”というと少し大袈裟な表現と思われるかと思いますが、”後を引く”事は間違いのない事実です。


では”ネタなきイベント”とはどういうことでしょうか?


特に目新しさが無い、逆説や意外性という切り口も無い、今聞いても報道する契機が無い、プレゼンターがどういう人か解らない、参考になる資料も特にないなどでしょうか。また特に意味も無いのに土日に行われるイベントは、基本的に皆さん同様、記者の方も積極的に参加しようとは思いません。


メディアセミナーにせよ、記者懇親会にせよ、メディアは一部これまでの付き合いからという観念はあるものの、基本的に”記事が書けるか否か”で終結の判断をします。とは言え、切り口やニュース性が乏しいようなイベントを企画し、どう記事を書けばいいのか解らない、書き様のないイベントを垣間見ます。


何とか無理やり参加してくれたとしても、”この会社のメディアセミナーは有益ではない”という印象を残してしまうのは間違いのない事実であり、今後の参加率に大きく影響すると言えます。


切り口が無い、最近露出が少ないから”イベント”という発想は大きな間違いであり、企画を検討する段階で”自身で記事が書けるか否か”という観点で十分に検討する必要があると言えます。


メディアとの関係構築強化!などと謳って開催するイベントが、実は”逆効果”となってしまっている可能性もあります。イベント企画時は十分”ニュース性”を吟味する必要があります。


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時には後ろ向きも必要

現場から広報案件の情報が来た際、或いはご自身で広報素材を見つけた際、如何に大きく取り上げられるにはどの様にすれば良いかが真っ先に頭に浮かぶことと思います。これは当然のことでしょうし、広報活動には常に”前向きさ”が重要と言えます。


しかし”後ろ向き”も時には重要となります。


私は広報素材をキャッチしたら最初に考えるのは、デメリットやリスクなど後ろ向きな面の確認です。スタートしてしまうと基本的にどんどん前向きになってしまうので、最初に十分とリスクなどの検証をしておくことが重要だろうと思います。


広報素材は全て出来る限り大きく取り上げられることが望ましいというのは広報部門の見解であり、会社として必ずしもプラスになるとは限りません。


例えばニッチな市場で儲けている商品があり、モデルチェンジをするとします。既に他社の追随を許さないほどダントツ商品(市場)であれば、新商品の発表は前向きに働きますが、未だその存在が知られておらず、競合などに知られることなく利益を確保したい、市場占有率を、技術力を確固たるものにしたいという段階の場合は、恐らく発表は見送った方が良いでしょう。


またどんなに広報的に特徴的な案件であっても、営業政策上言えない事も少なくはありません。

露出されたは良いが、既存の大口取引先の機嫌を損ねたなどという露出以上のマイナス影響があっては元も子もありません。


広報担当者という立場の他にも、会社としてどうすることが企業利益に寄与するのかを念頭に置く必要があると思います。広報素材を見つけたら、まず”後ろ向きになること”をお勧めします!

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受け入れることから始めよう

今から約20年前でしょうか、盛田昭夫氏と石原慎太郎氏が書かいた「NOと言える日本」(日米関係の方策-カード-)という本がありました。確かに当時は毅然と”NO”と言う姿勢は重要だったと思います。


しかし今ではNOというだけでは何も話は進まず、NOというのはコミュニケーションの始まりであり、パフォーマンスでしかないと言えます。NOだけならそこでコミュニケーションは終了します。


交渉の流れの中で、まずNOを伝え、その後の展開などを組み立てているのであれば問題は無いのでしょうが、拒絶という意味でNOを使っている人も少なくない様に思います。


自身の時も同様で、相手がNOとしか言わなければ諦めるか、妥協するかしかなく、これでは平等なコミュニケーションとは言えず、その後の有効な関係構築は無理だろうと思います。


継続的な関係を望むのであれば、まず相手の考えや立場などを受け入れ、基本的にはNOであっても代替案を出すなど歩み寄っていく姿勢が必要であり、お互いの立場を尊重することが重要だろうと思います。


そして継続的なコミュニケーションでは”貸し借り”が生まれます。これらも踏まえて付き合っていかなければ良好な関係構築は無理だろうと思います。


継続的に付き合っていきたい相手ならもちろんのこと、単発の付き合いであってもどこでつながっているか解らず、都度継続的な付き合いも視野に入れて両者の立場を尊重したコミュニケーションが大事だろうと思います。


NOだけしか言わないのであれば、それは継続的に付き合う意思がないともとられます。まずは相手を尊重し、受け入れた上でコミュニケーションを図っていくことをお勧めします。

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