時には後ろ向きも必要 | 広報力向上ブログ

時には後ろ向きも必要

現場から広報案件の情報が来た際、或いはご自身で広報素材を見つけた際、如何に大きく取り上げられるにはどの様にすれば良いかが真っ先に頭に浮かぶことと思います。これは当然のことでしょうし、広報活動には常に”前向きさ”が重要と言えます。


しかし”後ろ向き”も時には重要となります。


私は広報素材をキャッチしたら最初に考えるのは、デメリットやリスクなど後ろ向きな面の確認です。スタートしてしまうと基本的にどんどん前向きになってしまうので、最初に十分とリスクなどの検証をしておくことが重要だろうと思います。


広報素材は全て出来る限り大きく取り上げられることが望ましいというのは広報部門の見解であり、会社として必ずしもプラスになるとは限りません。


例えばニッチな市場で儲けている商品があり、モデルチェンジをするとします。既に他社の追随を許さないほどダントツ商品(市場)であれば、新商品の発表は前向きに働きますが、未だその存在が知られておらず、競合などに知られることなく利益を確保したい、市場占有率を、技術力を確固たるものにしたいという段階の場合は、恐らく発表は見送った方が良いでしょう。


またどんなに広報的に特徴的な案件であっても、営業政策上言えない事も少なくはありません。

露出されたは良いが、既存の大口取引先の機嫌を損ねたなどという露出以上のマイナス影響があっては元も子もありません。


広報担当者という立場の他にも、会社としてどうすることが企業利益に寄与するのかを念頭に置く必要があると思います。広報素材を見つけたら、まず”後ろ向きになること”をお勧めします!

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