おはようございます。
あまのみこと☘️です。
今日はふと「書きなさい」と降りてきたので?!
私流「嫌な気分の切り替え方」をお伝えしたいと思います。
まず、何で人は嫌な気分になるのかってことなんですけれど…
負の感情は、危険回避だったり、価値観や自尊心を守るための自己防衛本能といわれています。
ストレスから自分を守る為のものですから、本来はどの感情がいいとか悪いとかは、別に無い筈なのですよね…。
2020年Science「心と体をつなぐ心身相関の仕組み」より
2020年に名古屋大学の中村和弘教授らが
心と体を繋ぐ「心身相関」の神経伝達路を発見しました。
これはつまり端的に言うと、「心と身体は繋がっている」ということなのです。
心のストレス•情動
(大脳皮質•辺縁系)
↓
【DP/DPP】(背側脚皮質/背側蓋紐)
〜心と体を繋ぐ神経回路〜
↓
視床下部(交感神経系)へストレス信号
(体温•脈拍•血圧上昇)
そして喜怒哀楽、様々な感情によって、
それぞれ違った「体温の変化」が現れます。
図1. 感情変化と体温マッピング(2013 年 The Atlantic)
喜怒哀楽、様々な感情によって、人は身体の各部位の体温が変化します。
感情は流動的で一過性のものなので、その瞬間瞬間で感情が変われば各部位の体温も変わります。
…変わる、筈なのですが。
どうやら人は感情の「記憶」に引きずられてしまうことがあるようなのです。
今起きたことじゃないのに、もう何日も前に過ぎ去ったことなのにいつまでも立ち直れない時はもちろんですが、
日常生活の中で「多分ほかの人だったらこんなに気にしないだろうに、自分はなんでこんな些細なことで傷つくんだろう?」
という些細な出来事に何故か打ちのめされてるような時は、過去の「身体状態の記憶の再現」によるものです。
元になる出来事が起きたのは、何年も前のことだったり、なかには幼少期の出来事を知らずに引きずっていたりもします。
感情の「記憶」とは脳だけでなく「身体の各部位を連動させた記憶」です。
言い換えれば、「体で感情を覚えている」または「体の部位、各細胞が感情を記憶する」のです。
その「身体の部位の状態まで含めた感情の記憶」に引っ張られ過ぎたり、不意に記憶が何度も蘇ってくることを「トラウマ」や「PTSD」と呼んだり、「不安症」や「パニック」などと呼んだりするのだと思います。
中でも、
子どもの頃の「身体感覚を伴った感情の記憶」を心理士やセラピスト、スピリチュアリストは「インナーチャイルド」と擬人化して呼んだりすることもあるようですね。
嫌な気分に引きずられてしまう時は、
今の「気分」が身体の各部位の状態で起きていることだと自覚し、
趣味に没頭したり、
音楽を聴いたり、
好きな匂いのアロマを焚いたり、
美味しいものを食べたり、
自分を上機嫌にし、喜ばせることをするのがいいのは勿論ですが…
(ここが大事)
身体の状態を変えよう♪
という「意図」を持ってそれらの行動をしてみるのがいいと思います。
で、この図をもう一度見て欲しいんですけど…
感情によって交感神経優位になると、常に血の巡りが悪くなる場所があるように思いませんか?
そうです、特に、「足」です。
私が度々セッションを受けて下さったお客様におすすめすることが多い「足湯」は、いつも行きつけの整体師さんにも勧められているものですが、
この図を見て、「やっぱりすごくいいんだな!」って改めて思いました。
これからもお客様におすすめ(布教)していこうと思いますw
フットケアもいいと思います。
あとは、腕とか、末梢神経全般。
一方で感情に振り回されない方もいます。
そういった方は感情を持て余してしまう方と比べて、ある意味、身体の感覚が少し鈍いのだと思います。
(元々鈍い方と、鍛えていく中で鈍くなった人がいるように思います。)
特に男性に多いと思われるそういった方は、感情に振り回されないという、いい意味での鈍感力を持っていて、気合いと根性で何とかすることが出来るので、多少の出来事や艱難辛苦には負けません。
五感や身体感覚が敏感な方は、たまには敢えて「気にしない」鈍感力を育てていくことも必要かも知れません。
ただし、気をつけなければならないはのは、
一方で、鈍感過ぎるが故に知らずに身体に身体に負担がかかっていたとしても、身体が発するSOSに気がつくのが極端に遅かったりすることもあります。
気がついたら、身体の病気がかなり進んでた、みたいなこともあるようですので…
その点は気をつけて頂いたらいいのかな思います。
身体感覚が敏感な方は、
生きづらいこともありますが、
逆を言えば、
そういった自分の傾向を自覚しながら身体を労わっていくことで、
自分を意図的に手懐けていけるのではないでしょうか?
その自分に眠るチカラを、どうか信じてみてください💖
さて、今日も暑いでしょうが、
いい気分で過ごしましょうね♪
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