昨日(9月12日)、3ヶ月振りに受診しました。



4月に受けた腰椎後方除圧術(脊柱菅狭窄症)の経過観察が受診の目的です。



受信結果を申し上げれば、歩行障害があるものの痛みや痺れが無いため重症筋無力症由来によるものと、取りあえず整理しておき、脊柱菅狭窄症の術後経過は良好という評価に相成りました。



痛みや痺れが出なければ3ヵ月後の受診と伝えられて意気揚々と診察室を出ようとしたところ、



母指CM関節症用の装具を左手に付けていたため主治医に呼び止められ、



触診の結果、手の専門医(整形外科)を受診するという想定外の展開になってしまいました。



まだ我慢出来る痛みではありますが、せっかく紹介状を書いていただいたため、暇を見つけて受診したいと思います。



今回は体裁を変えて、経緯と受診記録を以下に記してみました。特段代わり映えのない内容のため、ご興味のある方はご覧ください。



では、皆様もどうぞご自愛ください。(早々の終了宣言)





経緯


2015年5月 階段転落により胸椎骨折

転落時の記事① 



2016年3月 歩行障害を初めて自覚し整形外科受診



2020年8月 歩行障害のため整形外科受診



2021年2月 歩行障害悪化のため整形外科受診

その時の記事 



2022年2月 間欠跛行のため整形外科受診



2022年3月 脊柱菅狭窄症の手術決定



2022年4月 腰椎後方除圧術(脊柱菅狭窄症)





受診記録


レントゲンを撮って診察室に入る。



『レントゲンに異常無く、手術箇所の状態は良好です。歩行障害、痛み、痺れなどはありませんか。』と、主治医。



重症筋無力症の症状(複視・脱力)が少し悪化しており、特に歩行障害で難儀しているが痛みや痺れは無いこと、便秘と頻尿はすっかり改善したことを報告。



『それは良かった。痛みや痺れが無いため歩行障害は重症筋無力症の脱力・筋力低下が影響なのかもしれませんね。』



『ただ、脊柱菅狭窄症と重症筋無力症の症状の鑑別は難しいため、歩行障害が脊柱菅狭窄症やヘルニアの影響が無いとは言い切れません。』



『次は3ヵ月後の受診としますが、痛みや痺れが出た場合は直ぐに受診してください。ところで左手親指の装具は何ですか?』と、主治医。



5年前に母指CM関節症を発症した際処方されたものと説明。装具を外して左手を主治医に見せる。




すかさず主治医は左手親指のCM(第3)関節とMP(第2)をグリグリやりだす。



赤く腫れているMP関節を念入りにグリグリするのでたまらない。専門部位が異なれどそこは整形外科医。何処をどうすれば痛いか心得ている。



我慢しかねて「イタタタ」と顔をしかめたところで無事終了。



イタタタの場面では、いつもながら主治医の後ろに控えている看護師さんは終始ニコニコしており、



気のせいかサディスティックな雰囲気を醸し出しているように見える。



装具本来の使用法は忘れたが、痛みが出た時などに気が向けば付けていた。初診のみで以後受診しておらず、5年間は実質未治療だったと報告すると・・・



『左手親指のCM関節が亜脱臼しており、そのためCM関節の可動域が狭くなり、それを補うようにしてMP関節が過伸展してスワンネック変形しています。典型的な母指CM関節症ですね。』



『重症筋無力症で治療中の病院に専門医がいるため紹介状を出します。一度手の専門医を受診してください。』



『5年間も放置していたとなると固定術などの手術になるかもしれません。』と、主治医。



後半はややニヤケ顔のため、固定術云々は半分冗談なのだろう。(希望的観測)



主治医もサディスト?と思いつつ、紹介状のお礼をして診察室を出る。



⬇️紹介状と装具の図