先日(2月17日)、6カ月振りに整形外科を受診。


昨年8月の受診時に、胸部脊柱管狭窄症、側彎症、椎間板ヘルニアと診断され、その際、耐えられない痛みや痺れを感じるようになったら再受診するようにとの指令?を、整形外科医から受けていました。




今でも背骨の痛みは耐えられるレベルですが、太腿に締め付けられるような違和感を覚えるようになり、膝折れ、カクカク歩きなど、歩行にぎこちなさが増してきたことから念のため受診したものです。


前回受診時と同じ整形外科医がカルテを見た瞬間、重症筋無力症(MG)併発を思い出したようで、


その後の症状変化、体重減少、筋力低下に加え、胸腺切除の有無、抗体値などMGの状況を根掘り葉掘り聞かれました。 


この整形外科医(主治医?)は、前回の受信後、MGについて色々お勉強されたようです。(感謝)


結論から言えば、腱反射、MRI検査でも胸部脊柱管狭窄症などに大きな変化は無く、太腿の違和感、歩行障害は筋力低下によるものではないかとのこと。


それより私の脊柱管狭窄症は馬尾型で、次第に脊髄が圧迫されて痺れ、痛み、運動障害が現れるらしく、


更に圧迫が進み脊髄がぺったんこになると、歩けなくなる怖い疾病だと脅かされました。(余計なお世話だ!!)


大抵は、加齢とともに腰部の脊柱管が狭窄して行くそうですが、


私の場合、骨折した5〜7番胸椎の直下、8〜10番胸椎あたりが狭窄しているため、加齢では無く階段転落が原因(多分)との説明が改めてありました。


ちなみに左端が馬尾型です。


(↑聖路加国際病院さんのHPから借用させていただきました。)


脊柱管狭窄症などが進行していなかったことに安堵したものの、診察台で、仰向けでの足上げが数秒しか出来ないのを整形外科医が問題視。


筋力低下を抑えるリハビリを強く勧められましたが、1週間に2回の通院が厳しいため辞退すると・・・


『MG主治医にリハビリを相談してみてください。』


『MG主治医がリハビリ不要と判断した場合、当医院で行います。何時でも受診してください。』


『週2回のリハビリ通院が難しければ、筋力、運動能力維持の運動方法を教えるので、最低一度でも良いから受診してください。』


との有り難いお言葉を頂戴する。


前回受診した際、問診時に、MG主治医が胸椎骨折の後遺症について疑いながらも検査していないと、この整形外科医に答えた途端、


2時間ものMRI検査という大変丁寧な検査となった経緯があり、整形外科医のご配慮には毎回感謝するばかり。


鎮痛剤の処方は、今回もお約束通り辞退しました。


昔から、急性膵炎、痛風、胸椎(椎体)骨折でも「痛くない!」とのおまじないだけで平静を装いつつ仕事をしてしまう程で、痛みに対しては鈍感力を最大限発揮するタイプ。


これはこれで重宝しています。


次回受診は、耐えられない痛みになった時か、痺れが出た時とアバウトな取り決めは従来通り。(リハビリが無い前提)


受診しないことに越したことは無いため、筋力向上に努めます。




人間ドック時のトレーナーさんから、今の私には器具を使ったエクササイズは負荷が大き過ぎるため、


大声で歌うことで横隔膜を鍛えるなど、普段の生活で常に筋肉を意識しつつ、簡単な動作を繰り返すことで筋力アップを目指すように、


とのご助言をいただいていましたが、通勤時の歩行しか気を付けていませんでした。


体重は63kgを維持しているものの筋萎縮は止まっていない様子。


試行錯誤しながら、適度な負荷を掛けつつ、のんびり筋力向上して行こうと思います。


お茶碗や箸が重い(夜)、活字が見辛いなどの他の症状は相変わらずで、誤魔化して生活しています。


では、皆様も、どうぞご自愛ください。