平成29年の2月中旬、緑内障の定期受診。

 
主治医に、A大学病院の神経眼科医から重症筋無力症の可能性が高いと伝えられたと報告した。
 
家族に自己免疫疾患の患者はいるかと、A大学病院の神経眼科医と同じことを聞かれ、母がベーチェット病、バセドウ病、リウマチを患っていたと医師に答える。
 
主治医から、ドライアイはシェーグレン症候群の可能性もあるので、検査をすると言われる。
 
早速、シルマーテストを行うと、10㎜が正常なところ2~3㎜程しかなく、異常値とのこと。どうりで、角膜が傷だらけなはずだ。
 
紹介状を持って、総合病院の耳鼻咽喉科に行けと言う。
 
重症筋無力症のことでも、まだ、心の整理ができていないのに、新たな疾病の検査を受けるのはしんどい。まあ、考えても仕方がない。気を取り直して、総合病院へ行くことにした。
 
 
 
総合病院の耳鼻咽喉科を受診。
 
ガムテストで唾液量の測定。これも正常値未満で、異常との医師の説明。
 
現時点で原因不明だか、ドライマウスの診断。

ドライマウスは虫歯になりやすいので気を付けるようにとのこと。


そう言えば前年の12月、奥歯が2本、立て続けに割れたのは、そのせいだったのか。


血液検査の結果が出る2週間後に、更に検査を行うとのこと。
 
 

(2週間後の耳鼻咽喉科受診)
 
唾液線シンチグラフィー検査を行った後、診察室にて医師からの説明。
 
血液検査の結果、自己抗体は発見されず、また、唾液線シンチグラフィー検査でも異常が認められないとのこと。
 
ただし、涙量、唾液量共に異常値を示しているので、念のため唾液線造影検査をしたいとの説明。
 
断る理由がないので、検査をお願いする。
 
まず、造影剤を唾液線に入れるため、唾液線までの管?経路を拡げるとのこと。
 
医師は、口の内側のちょうど頬のあたりにある唾液の出口に、針金のようなものを突っ込みグリグリやりだした。
 
なかなか上手く入らないようだ。数分、医師が格闘していところ、突然、気持ちが悪くなり気絶しそうになったため止めてもらう。
 
医師が血圧を計ったところ、上が70、下が50と言っている。耳が遠く、頭が重い。
 
数分で回復したが、当方より検査中止を申し出る。
 
医師から診療情報提供書を預かり診察室を出る。診療情報提供書には『シェーグレン症候群の疑い』と書かれている。
 
また、疑いが増えたと思った。
 
 
 
 
(耳鼻咽喉科と同病院の整形外科受診)
 
実は、数ヶ月前から、左手親指の第一関節、手首との接点が赤く晴れ、痛みがあった。
 
耳鼻咽喉科受診のついでに整形外科で診てもらった。
 
検査の結果、母指CM関節症の診断。
 
CM関節が亜脱臼し、MP関節が反対側に反り返り、いわゆるスワン首の状態になっているとのこと。
 
原因は不明。

鎮痛剤と、親指を固定する装具を処方される。
 
痛みがあるときは当然のことながら、普段から装具を着け、親指の負担を軽くするようにとのこと。
 
満身創痍。病院通いにも疲れてきた。


【装具を付けたところ】