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スーツ スーツ スーツ スーツ スーツ


おはようございます。


消えた所長シリーズの続きになります。





これまでの話を短くまとめると……

所長が突然の出社拒否をして、陰口メールが見つかって部長が出禁になり、わたしに異動のお達しが来てスパイ疑惑をかけられていました。
(どんな状況よ)


そんなある日、専務から連絡があり、わたしの異動に先立って、一度一緒に飲みに行かないかと誘われました。


就業後の飲みですが、突然残業になったりしてもいけませんので、事前に村上さんに報告しておきます。






那古支所は、ヨコノの北朝鮮と言われてるだけあり、本社を含めた他の支社との接触はほとんどありません。


専務とはいえ、那古支所以外の人間と接触するという報告を村上さんにするのは、わたしにとっては初めてのことでした。





ちょっと勇気がいりました。


でも、なにもやましいことはないし、普通の会社なら何の文句も言われないことのはずです。


大丈夫、わたしに落ち度はない……。



しかし、、、






ん?



どういうこと???






そんなの、とっくに知ってますよね……?







えっ、何何何何?


なんの話?!


ていうか、話に不穏な空気が。。。滝汗


異動するかどうかわたしが決める……?






あー、でもまぁ、確かに、
まだ専務から話があっただけで、正式に辞令が出たわけではないから……?


異動したくなければ、そのように言えば、まだ変更可能ではあるのかもしれないけど……。






いやいやいやいや……。



ちょっと何この質問。


あ、わかった……。


わたし、異動の話があった時、それももちろん村上さんにすぐ報告したんですけど、その言い方が、「なんか、わたし、異動になるみたいですよ?! びっくりしました〜」ってかんじでした。

微妙に「ほんとは異動なんて別にしなくていいのに〜」って空気を出したんですよね。


それはもう、那古支所の暗黙の掟みたいなもので、「本社からの命令はしょーもないことばっかりだ」みたいな空気出さないと、「お前はヨコノの味方なのか?」みたいに思われ、立場が悪くなってしまうのです。


ちょっと何言ってるのかわかんないですよね。


全員ヨコノの社員なんで、ヨコノの方針に従ってもなんら不思議はないんですけど、
那古支所は、タテカワ社員の村上さんが支配してたので、ヨコノ<<<タテカワっていう振る舞いをしないと、その場にいられなかったのです。


これほんと、独特の空気だったので、たぶん実際その場にいないとわからないと思うのですが……。



でも、おかしな支所なので、ほんとにそうだったんです。



だから、村上さんが今わたしに、




と聞いているのは、要は、

「お前は本当はヨコノ側につきたいんやな?」

っていう、確認だと思われるわけで……。



怖いわーーー。



いや、異動したくなかったら、専務に異動の話された時点で、「できれば那古支所のままがいいです」とか、言いますって。


でも、そこを何とも言わずに普通に受け入れたってことは、異動に異議なしってことですよね。


でも、村上さんはそれじゃ済ませたくなかったんですよね。


ずっと文句も言わず「ヨコノなんて〜」みたいなフリしていたわたしの口から、「やっぱりわたしはヨコノ側です」と言わせたかったのでしょう……。


ややこしいおじさんだわ……。


できるだけ、相手にならず、スルーしたい……。





「えっ?!もう異動決定しちゃったんだと思ってました!」


ってスタンスで、なんとかおさめようとするわたし。。。


そして、専務に会ったあと、「やっぱりもう決定で、覆らないみたいです〜(汗)」みたいに言えばいいかな。。。



しかし、ややこしおじさんは、、、






何この、もしもの話……。















なんかもう、、、








めんどくさ。


















母には、「アンタは突然スパッとキツイこと言うことがあるよねぇ……」と言われます。。。





いやでも、めんどくさくないですか?!

「もし異動するかしないか選べるとしたらどうする?」って、なにその質問!

それに答えさせて村上さんに何かメリットある?!
「あー、やっぱり嫌われとったんか」って、自分が傷つくだけじゃない?!




でもまぁ、そこまでして聞きたいならもう言っちゃえばいっかー、って思いました。。。

どうせあと少しでわたし脱北できるし、立場が悪くなったところで、少しの間我慢するだけです。

いちおう、「ここにいてもわたし、お茶入れるくらいしか役に立たなくて申し訳ないんで」って付け足して言っときました。



村上さんは、わかった、とか返事したような気がします。



やっぱり、どうも村上さんはわたしが気に入らないみたいなんですよね。。。


はっきりとした原因はわかりませんが、
後日、その専務との飲みの席で、





謎の励ましを受けました。↓





だからさ、、、そもそもそんなに気にしてなかったけど、「気にしなくていい」って言うってことは、、、
やっぱり嫌われてたのかな?!




わたしの知らないとこで、どんな話してるのよ!


教えてくれ〜笑い泣き


でも、なんか怖い気がして、聞き返したり深く掘り下げなかったわたし。。。





タテカワという大企業で長年勤めている村上さんが、下請け会社のお茶係の女子社員であるわたしをねたむって、意味わかんなくないですか。

タテカワでたくさんお給料もらって、下請け会社で帝国作って自由にやってる村上さんの方が、よっぽど成功者じゃないですか?


いや、下請け会社で帝国作れたのは、村上さんがタテカワの事務所内にいても厄介すぎて、下請けに行ってくれてた方がラク……ってタテカワに思われてたんじゃないかな……なんて推測もしてるんですけど。

だって、那古支所って、村上さんの仕事のためにオフィスを借りてて、そのお金はタテカワが出してるらしいんです。
那古支所の社員はヨコノの事務所で働いて、村上さんはタテカワの事務所で働いて、仕事のやり取りは電話やメールですれば、那古支所のオフィス代は浮くのに。

マイペースで働きたい村上さんと、厄介払いしたいタテカワと、オフィス代は払いたくないヨコノの利害が一致したんじゃ……とか、いろいろ考えちゃいますね。


すみません、どうでもいい話でした。



明日も所長シリーズの続きにするか、ちょっと別の話にするか、悩み中です。




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