Beagle Kickとは作曲家の和田貴史と私のプロデュースユニット。
アルバムは全12曲入りで、オールインスト。まずはCD版で7/9全国発売します。
公式サイトでは全曲クロスフェードやミュージックビデオも公開していますので、もし興味のある方はチェックしてみてください。
販売チャネルすべて決まりました。
公式サイトで詳細をアップしていますので、ぜひチェックしてみてください。
試聴クロスフェードはこちらから!
https://soundcloud.com/takafumi-wada/brand-new-keys-beagle-kick-album-crossfade
今回は、当ブログの読者に向けて、そして橋爪ウオッチャー(いるのか?w)に向けて、発売前に全曲解説しちゃいます!
(ブックレットにも和田と私の全曲解説があります)
ぜひ試聴音源を隅々まで聴いて想像を膨らませてみてください。
きっと発売日には気になって仕方ないですよ!?
01 Wonderful World
「アルバムメインタイトル。メロディを奏でるのは、仙台の鍵盤奏者服部暁典さん。
私の過去のWEBラジオなどで何度も楽曲提供いただきました。突き抜けるように爽やかなフュージョンです。ぶっちゃけ勝負曲」
02 Listen!
「演奏者のアドリブ炸裂。
私のニコ生でニュースを読み上げるコーナーのBGMとして作ってもらった楽曲です。
このアルバムでは最もJAZZっぽい曲になります」
03 SAILING
「チェロがこんなに全面に出てくるフュージョンって意外でした。
和田がチェロという楽器を気に入っており、実に清涼感ある楽曲に仕上がりました。
左右に定位する2台のキーボードが印象的です」
04 祈りの丘
「Beagle Kickにとっては異色かもしれません。唯一の民族音楽。
ケルティックっていいですよね。ゲーム音楽がゲーム音楽らしかった時代、急激な進化を遂げた時代、
僕らの傍らには民族音楽が常にありました。どこか懐かしい気持ちになれるかも?」
05 Day After Day
「ハイレゾ界隈でアナログシンセは何かと話題です。Beagle Kickも無視しておりません。
私がトリニティセブンの解説コメントをe-onkyoで執筆したこともあり、2人とも意識はしていました。
A6 ANDROMEDAの音色は、なにより倍音の味わい深さが格別です。
その独特な質感をCD版でも可能な限り再現するため、マスタリングチェックは特に気を遣いました」
06 Your Time
「Beagle Kick始まりの曲。そして私の個人ニコ生のOPテーマ曲です。
サックスが大好きな私にとって、一発目の作品がサックスメインのフュージョンときたもんだから、実家でデモを聴いて号泣でした(実話)」
07 Longest Time
「バラードアレンジは和田の十八番だと私は勝手に思っています。
商業作品でも実に素晴らしいアレンジの楽曲がいっぱいあります。特に劇伴で顕著」
08 Tick Tock
「これは新曲ではありませんが、新録があります。
ベースとパーカッションです。ベースは打ち込みから生に。パーカッションは新たに生録しました(打ち込み混在)。
大幅にノリと軽快さが増していて、これぞ完全版って感じです」
09 Grit
「センターに定位する歪んだギターのような楽器は、なんとチェロです。
エフェクターを噛ませて音色を大幅に変えています。
エレキギターはアンプ録りではなく、アンプシュミレーターFractalを使用しました。
現場で感心したのですが、アンプ録り並みの音の良さです。決して安っぽくなりません」
10 NEXT TO YOU
「本アルバムで最もドラマチックな楽曲でしょうか。
和田も格別にお気に入りです。音数が多いところ少ないところ両方あって、帯域も広く、オーディオチェック音源としてもよく使っています」
11 うたかた
「このあたりから、ほとんど音圧を上げていません。
原曲のニュアンスを最優先にするべく、わざと静かな曲を後半に固めています。
前後の曲に合わせて無理に音圧を上げるよりは、ダイナミクスを残す方を選びました」
12 Longest Time(Solo Piano Version)
「MIDIでいただいた演奏データを和田のスタジオでDAWに取り込んで鳴らしています。
最後にふさわしい、心に染みてくる楽曲です。
1stシングルの楽曲とこの曲はMIDIデータ。
その他の曲では、すべてスタジオでLINE録りしています。敢えてアナログを介すこだわりもBeagle Kickのスタイルです」