函館縄文遺跡・子どもの足形に感動
今週は日本全国寒波でしたが、札幌も久しぶりの凍れ具合で、雪道を歩くとキュッキュッと音が鳴り、この音、久しぶりだなとぶるっと鳥肌を立てながら歩いた通勤の朝。寒さ倍増。まだまだ続く縄文文化の話。ちなみに交流センターの隣にある道の駅では、どぐう館長のクッキーがありました。縄文のくらしを学んだあとは、いわゆる死生観をテーマにした展示印象に残っているのは今から約6,500年前のお墓から出土したという子どもの足形解説には幼くして亡くなった子どもの足形や手形を写し取り云々とありますが、今でも赤ちゃんの手形や足形を記念に残したりするのは、縄文時代から受け継がれてきた慣習なのかもしれないですね。愛おしくてかわいい小さな足形。(*^^*)すっごい可愛い!5本指の小ささにふるふると心が震える。6,500年以上前にはヒトがいたという事実。遺骨を見るよりも確信が持てる赤ちゃんの足形です。。いつの時代も子どもは大切な宝物なのですね。放火で破損したという鳥形土笛発掘調査をしていた事務所が放火で全焼したとのこと。なにが気にくわなかったのか。謎。世の中には自分には理解出来ない行動する人っていますもんね。鳥のさえずりが常に聞こえていたであろう環境の中にあって、鳥の型をした楽器は鳥の鳴き声に憧れて造ったのか。鳥と会話をするための道具だったのか。遠く離れた場所へ何かを知らせるためのものだったのか。いろいろと想像が膨らむ縄文文化。順路に従い急に暗くなる廊下を歩くとお出ましになるのが国宝の中空土偶「カックウ」一体ぽつんと展示されており寂しそう。。大きいものだと想像していたので、意外と小さくお人形のようでした。施されている模様がアイヌ紋様にも似ている。私は甲冑を着ている人なんだなと思って見ていたが、、、女性的なフォルムに髭がある男性的な顔。性を超越した精霊のような表現、と解説にあります。優しく愛嬌のある顔のカックウでした。展示室を出るとセンターから太平洋側の海が見え、ぱっと空間が明るくなる。時空を越えて来たような氣分。自然豊かな穏やかな所で、縄文文化に興味が無い人でも楽しめるセンターだと思います。