さぁ、上白石萌歌をモッカモカにする。夢から醒めた夢でございます。
本日は『FRIENDS3』第8話の公開日でございます。
始める前に…、最近アメンバーを解除された方々…、露骨にコメントを辞めましたなぁ。
つまりは…、そういう事でいいね?
"負け犬"って事で大丈夫だね?
言ったろうが、「Everytime my turnだ 俺しか勝たん」と。
ここで手を引いたあなたは1番恥ずかしい負け方をした人間だ。
せっかくコメントは出来るようにしてあげているのにさ。
最後の最後まで付き合って下さった方には"ある特典"を用意していたのに。。。
自分で手を引いちゃうって勿体ないなぁ。。。
…まぁまぁ…、そんな3流の人たらしは放っておいて、本編に参ろうぞ。
遂に桐山も参戦し、最終ゲームの『ナンバーヒットゲーム』が始まりますね!
ルールは覚えていますでしょうか?
要は1~100の数字が割り振られた相手の名前と数字を一致させて追放させ、最終的に全員を追放させた方の勝ち…っていうルールだね。
ただし、外した場合はコールした人間のハズレの番号が3つ公開されてしまうというもの。
つまりは、当てずっぽうにコールした相手の数字1つを外すと、自分は3つの数字がハズレだとバレてしまう…って事。
どう考えても運試しで勝負しなければならなさそうなルールですが、一体どのように展開していくのでしょうか??
そのヒントは…、過去にある!
『FRIENDS3』第1話はこちら!
FRIENDS3 第1話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS3』第2話はこちら!
FRIENDS3 第2話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS3』第3話はこちら!
FRIENDS3 第3話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS3』第4話はこちら!
FRIENDS3 第4話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS3』第5話はこちら!
FRIENDS3 第5話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS3』第6話はこちら!
FRIENDS3 第6話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS3』第7話はこちら!
FRIENDS3 第7話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
…ん?
こんなんじゃダメさ。
日頃から言ってるじゃん。
根元から遡らなきゃ。
…じゃないと、絶対にKSKには勝てないよ?
敗者には裁きを。。。
Everytime my turnだ 俺しか勝たん!
それでは、『FRIENDS3』第8話…、スタートです!
ディーラー「それでは、両チーム エントリーシートが出揃いましたので、最終ゲーム『ナンバーヒットゲーム』スタートです!」
桐山「さてと…。君達は誰が何番かな?」
米沢「せやなぁ~、皆目見当つかんなぁ~!」
田畑「全く分からないねぇ~!」
武田「まさか5ターンで終わったりしねぇよなぁ~?」
柳「…。」
吉田「あいつら…!占いを使う事を前提に…!」
桐山「柳くん。何も出来ないまま追放されちゃうのも可哀想だから、先攻はそっちのチームからでいいよ。僕達の誰かの数字を当ててみなよ。」
柳「…じゃあ…、お言葉に甘えて先攻をもらうよ桐山。」
桐山「どうぞ。」
芳賀「…俺がコールしようか?外した場合、コールした人のハズレの数字が3つ公開されるんだろ?柳は不利にならない方がいいんじゃ…。」
柳「いいや…、俺がやる。」
芳賀「そう…?大丈夫…?」
桐山「さぁ、柳くん。僕達の誰を指名して何番だと予想する?」
柳「…柳修斗で67番。」
桐山「!?」
米沢「はぁ!?」
芳賀「えっ!?」
今藤「ちょっと!?」
武田「こいつ!?」
三上「修斗くん!?」
吉田「マジ!?」
樫元「…。」
田畑「…何してるのぉ~?」
芳賀「本当に何してんだお前!何で自分の名前をコールしてんだよ!」
柳「これでいいんだよ。」
芳賀「いい訳ねぇだろ!バカかお前!」
ディーラー「今回のコール…、ハズレです。」
柳「…。」
芳賀「お前…、命が懸かってんだぞ!?分かってんのか!?」
柳「あぁ…。命が懸かってるからこそ やったんだよ。」
芳賀「訳分かんない!いっつもお前の行動は意味不明だけど、今回はマジで分からない!」
ディーラー「コールを外した柳様は…、ハズレの数字が3つ公開されます。14・25・98です。」
米沢「よっしゃ、武田!念のためメモ取れぇ!」
武田「お、おぅ…!」
桐山「………。」
ディーラー「それでは、後攻の桐山チーム…。コールをお願いします。」
桐山「じゃあ…早速。どうぞ樫元さん。『取締りすごろく』で披露した”占いの力”を僕にも見せてよ。」
樫元「かしこまりました。」
今藤「樫元…!」
吉田「やっぱり出てきた…!」
芳賀「これはマズいんじゃ…!」
三上「…。」
樫元「柳修斗…。50番。」
柳「…。」
芳賀「え、そういえば柳って何番にしたの?」
柳「…。」
ディーラー「今回のコール…、当たりです。」
芳賀「!?」
吉田「マジかよ!?」
三上「嘘!?」
ディーラー「よって、柳様は追放となります。」
柳「…。」
今藤「本当に…柳が最初に追放された…!」
武田「あっはっはっはっは!やったなぁ、ジイさん!さすがだぜぇ!」
樫元「私の占いは100発100中当たる…。」
桐山「さて…、柳くん…。別室に行っていてもらえるかな?追放された君はもうコールも出来ないし、ゲームに関与する資格が無くなるから。」
柳「あぁ…。分かったよ…。」
芳賀「なぁ、柳!俺達4人じゃ無理だって!」
吉田「どうやったら勝てるんだよ!教えてくれよ!」
桐山「ふふっ…。『イチハチじゃんけん』であんなに惨敗を喫したのに、未だに頼られてるんだね。君達4人を危険な目に遭わせて…、その上 肝心な所で負けて…。何で柳くんみたいな人間が信頼されるんだろうね?よっぽど君の人望が厚いのか…、それともそこの4人が何も出来ない無能な人間なのか…。」
柳「どっちでもないよ桐山。」
桐山「…?」
柳「俺達5人は「絆が深い」んだ。」
桐山「…。」
柳「こいつらが俺を信頼してくれているのと同様に、俺はこいつらを信じている。」
桐山「こんな無能な奴らを信じてるのかい?笑」
柳「無能じゃないよ。俺はこいつらがいなかったら4年前から何一つ勝てなかった…。4年前のやまみ小学校での事件解決も…1年前の記者会見も…第1ゲームの『自給自足ゲーム』も…第2ゲームの『価値決めゲーム』も…。俺一人の力では絶対に勝てなかった…。現に俺が1人で戦った『イチハチじゃんけん』はお前に完敗した…。このゲーム…、俺を潰して満足しているようじゃ…お前らは必ず負ける。」
桐山「ふん…。この4人の力なんて大した事な…」
柳「お前には一生分からないだろうな桐山。」
桐山「………。」
柳「だって、お前は「絆」を軽んじた事が原因で逮捕されたんだろ?」
吉田「え!?」
芳賀「マジ!?」
柳「桐山と田畑と米沢が出会って、復讐の計画を企てたのは同じ刑務所に入った事がきっかけだ。どうして桐山レベルの頭脳の持ち主が警察に逮捕されるような失態を犯したのか…、お前らは気にならなかったか?」
芳賀「うん、そんな余裕無かったわ!よくそんな事考える余裕があったな!」
桐山「…柳くん…。君って人間は…!」
柳「…正解だろ?笑」
桐山「………!」
柳「まぁ…、具体的には今は言わないでやるよ。俺が仕掛けた罠に振り回されないように…、せいぜい考えろ。」
桐山「………。」
柳「さてと…、パーソナルナンバーを当てられた事だし、俺は別室に行く。」
三上「修斗くん!ちょっと待って!「修斗くんが仕掛けた罠」って何!?」
今藤「ウチらは何をしたら勝てるの!?」
柳「それはお前ら次第だ。俺からアドバイス出来る事は、2つだけだ。」
吉田「「2つのアドバイス」…!?何?どんな内容…?」
柳「まず1つ目…。これから相手チームへのコールをするのは今藤のみにしろ。意見は出し合って構わないが、コールをするのは必ず今藤だ。…いいな?」
今藤「…うん…。分かった…。」
柳「そして2つ目…。次のターンはこっちのチームがコールする番だよな?」
今藤「そうだね。」
柳「今藤…。次のターンで「樫元・99番」でコールしろ。」
今藤「え!?」
田畑「!?」
米沢「何やと!?」
武田「てめぇ!」
樫元「…。」
桐山「…。」
武田「おい!てめぇは追放になったんだから、そんなアドバイスはダメだろ!反則だ!」
柳「おいおい、図星かよ。まさか当たると思って言わなかったんだけどなぁ。」
武田「…ぐっ…!」
柳「…なんてな。追放された男のただの独り言だ。俺がコールした訳じゃない。甘く見てくれよ。」
桐山「…何で樫元さんが99番だと思うのさ?」
柳「…簡単だよ…。俺も”占い”を使ったんだ。」
田畑「!?」
武田「はぁ!?」
米沢「んなアホな!」
樫元「…。」
桐山「くっくっくっ…。なるほどね、分かったよ。ただし…、これ以上のアドバイスは禁止。…いいね?」
柳「あぁ…。じゃあ別室に行くよ。吉田・芳賀・今藤・三上…頼んだぞ。」
吉田「おい、柳!」
バタン
今藤「…柳がいないのに、どうやって勝つの…?」
芳賀「…柳は俺達を信じてくれている…。俺達は俺達が正解だと思う行動をしよう。」
三上「「自分達が正解だと思う行動」…。」
吉田「…じゃあ、とりあえず結衣ちゃんのお尻を…」
芳賀「触るな!何でそれが「正解の行動」だと思ったんだよ!」
吉田「また田畑が盗聴器を仕掛けているかもしれないし…。」
芳賀「仕掛けねぇだろ!同じ空間にいるんだから盗聴する必要がねぇんだよ!」
吉田「じゃあ芳賀のお尻は…」
芳賀「触んな、マジで!お前もう…誰でもいいのか!」
吉田「誰でもいい。」
芳賀「開き直ってんじゃねぇよ!せめて一途であれよ!」
ディーラー「それでは、先攻のH.S.S.Y.Yチーム…。コールをお願いします。」
今藤「柳の言葉…、信じていいよね…?」
芳賀「あぁ…、”占い”とか言ってたけど…。ここは信じるしかない…。」
今藤「樫元…。99番…。」
樫元「…。」
ディーラー「今回のコール…、当たりです。」
今藤「マジ!?」
ディーラー「よって、樫元様は追放となります。」
吉田「やったな、今藤!」
今藤「やってやったぁ〜っ!樫元ぉ~っ!死ねぇ~っ!」
芳賀「おぉ、どうした今藤!?見た事無い人格が出てきてるけど!?」
今藤「ウチ…樫元をやったよ!」
芳賀「うん、やったな!でも…、一旦落ち着いて!?」
今藤「おいこら、樫元死ねぇ~っ!」
芳賀「やめろって!ちょっと男じゃねぇか お前!」
今藤「樫元を倒したよ、芳賀!」
芳賀「分かったから!嬉しいのは分かったから!」
今藤「う~ひょひょひょ!う~ひょひょひょ!」
芳賀「どんな笑い方なんだよ!ちょっ…怖ぇよ お前!」
武田「…マジかよ…。ジイさんが追放になるなんて…。」
米沢「柳の奴…、”占い”なんて使えたんか…!?」
樫元「…そんな訳無いだろう…。本当に”占い”が出来るのなら、5人分全員のパーソナルナンバーを言って行くはず…。私の数字はどこから漏れたのか…。」
米沢「…おいおい…、俺達の中に裏切り者がいるって事か…!?」
田畑「でも、そんな事をするメリットが無いよぉ~?」
武田「俺だって、5人に心底ムカついてんだ!あいつらの有利になるような事をする訳がねぇ!」
桐山「…とりあえず…、ゲームを進めよう。」
樫元「桐山さん…。私の孫の仇…、必ず取って欲しい…。」
桐山「任せてよ、樫元さん。柳くんを潰してくれただけでも樫元さんは十分に活躍してくれた。ゆっくり休んでよ。」
樫元「すまない…。頼んだ…。」
バタン
吉田「ゲーム2ターン目で柳と樫元が追放…。お互いのチームのキーパーソンがいなくなったけど、向こうには肝心の桐山がいる…。」
三上「桐山さんの頭脳は圧倒的…。どうするの…?」
今藤「今後のコールも全てウチがやるとして、それ以上の指示は柳から出されていない…。」
芳賀「ゲーム開始前に柳が言っていた通り、俺達で作戦を考えなければならないって事か…!」
ディーラー「それでは、後攻の桐山チーム…。コールをお願いします。」
桐山「さてと…、柳くんも追放したし、あとはウイニングランみたいなものだよ。誰か自分の手で消したい相手はいる?」
田畑「…。」
武田「…。」
桐山「…何?みんな柳くんだけ潰せれば良かったの?他に恨みのある相手はいないのかい?」
米沢「よっしゃ、俺がいくでぇ~!」
桐山「いいよ、米沢社長。…で?誰を選ぶ?」
米沢「はか…はぐゎ…ぺぎょ…もこぺち…」
芳賀「「芳賀」な!何で噛み方がエスカレートしていってんだよ!「もこぺち」って誰だ!」
米沢「お前や。」
芳賀「俺は「もこぺち」じゃねぇ!文字数から何から全部違うだろ!」
米沢「俺はハ…ガ…を指名する。」
芳賀「何でカタコトなんだよ!んで、どうして俺を指名するんだ!」
米沢「ツッコミキャラが被っとんねん!」
芳賀「そこ!?っていうか、お前は関西人だけど どっちかというとボケキャラだろ!」
吉田「よし、負けるな芳賀!この会話で押されたら不利になるぞ!」
芳賀「なんねぇよ!こんな不毛な会話で不利になんかなるか!」
米沢「…って事で…、俺がコールしてえぇんか、桐山はん?」
桐山「どうぞ。」
米沢「よっしゃ!せやったら、芳賀…、5番や!」
ディーラー「今回のコール…、ハズレです。」
米沢「…まぁ、一発では当たらんわな…。」
ディーラー「コールをした米沢様は…、ハズレの数字が3つ公開されます。8・71・89です。」
米沢「しゃあないな…。」
ディーラー「それでは、先攻のH.S.S.Y.Yチーム…。コールをお願いします。」
今藤「…どうする?」
吉田「誰を潰すべきか…。」
芳賀「まぁ…、桐山だろうな…。」
三上「あのさ…、修斗くんは何でさっき樫元さんの番号だけ言い当てたんだろう…?」
吉田「…え?」
三上「「”占い”を使った」っていうのが本当なら、桐山さんの数字も分かったはず…。どうして樫元さんだけ追放したのかな…?」
今藤「樫元は生かしておいたら、5ターンで全員の数字を言い当てられるから、早いうちに潰す必要があったって事でしょ…。」
芳賀「まぁ、お前ら…柳が”占い”を使える前提で話をしてるけど、いくら柳でもそんな能力ある訳ないだろ。柳も言ってたろ、「既に策は打ってある」って。多分アレは…あいつの仕掛けだよ…。」
吉田「…。」
三上「…。」
今藤「…だとして、どうする?4人の中で脅威なのは間違いなく桐山だよね?」
芳賀「あぁ…、桐山でいこう。番号は手がかりも無いし、運頼みになるけど…、任せるよ。」
今藤「コールします。桐山…、1番。」
桐山「ふふっ。」
ディーラー「今回のコール…、ハズレです。」
今藤「クソが!」
芳賀「お前、ちょいちょい口が汚くなるな!もうちょっと女子らしくして!?」
ディーラー「コールをした今藤様は…、ハズレの数字が3つ公開されます。31・58・70です。」
芳賀「柳は「今藤がコールするように」って言っていたけど、このペースでコールを外し続けたら、いつか今藤が潰される…。」
ディーラー「それでは、後攻の桐山チーム…。コールをお願いします。」
米沢「じゃあ、また俺が芳賀をコールして数字を絞っていくでぇ~?」
武田「あ、米沢社長。俺に考えがある。」
米沢「…何や、武田?」
武田「コールをする前に…、俺に少し時間をくれねぇか?」
米沢「あぁ…、えぇよ…?」
桐山「武田くん…、どんな面白い事を見せてくれるの?」
武田「まぁ、見ててくれよ…。田畑…米沢社長…、三上結衣を押さえつけてくれ。」
米沢「…?えぇけど…。」
田畑「分かったよぉ~。」
三上「えっ…、ちょっ…何!?離して下さい!」
吉田「おい、何してんだ!」
今藤「結衣に何するの!?」
芳賀「暴力は反則だろ!」
武田「そんな事しねぇよ?」
三上「動けな…離して下さい!」
武田「三上さん…。一つ聞くんだけど…、世間一般的に「くすぐり」は暴力か?」
三上「!?」
今藤「ヤバい…。結衣はコチョコチョされたら全部白状しちゃう…!」
武田「5秒だけ時間をやるよ。それまでに4人のパーソナルナンバーを全部教えろ。それが出来なければ…、分かってるね?」
三上「ちょっと…!ちょっと待って下さい!」
武田「5…!」
今藤「どうしよう…!どうすれば…!?」
武田「4…!」
吉田「「自分が正解だと思う行動」…。」
芳賀「…え?」
武田「3…!」
三上「ちょっと待って!やめて下さい!」
吉田「みんな、ごめん…!」
今藤「吉田…?」
武田「2…!」
吉田「俺は俺が正しいと思う行動をするよ…!」
武田「1…!」
吉田「武田ぁ~っ!!!」
バキィィィッ!
武田「痛ってぇ!」
今藤「何してんの、吉田!?」
芳賀「暴力は禁止だって!」
吉田「お前らも…結衣ちゃんに触るなぁっ!」
バキィィィッ!
米沢「痛いわ!何 殴っとんねん!」
吉田「お前もだ、田畑!」
バキィィィッ!
田畑「うぐぅっ!…何で俺までぇ…。」
吉田「ハァ…ハァ…。」
武田「おい、吉田…。俺様を殴るとは良い度胸だな…。久しぶりにキレたぜ…?」
バキィィィッ!ドカッ!ガン!ズガッ!
吉田「うぐっ…ゲホッ ゲホッ!」
武田「…調子に乗んなザコが!」
ディーラー「ただいま、暴力行為がありました。ペナルティとして追放になります。今回追放になるのは…、武田様です。」
芳賀「…え~っと…。…え?」
吉田「ゲホッ…あぁ~…。」
今藤「何で…?」
桐山「…?」
武田「…何で俺だけ…!?」
ディーラー「武田様は別室へ移動して下さい。」
武田「おい、ちょっと待て!吉田だって暴力を振るったろ!何で俺だけ追放されるんだよ!」
ディーラー「今回、暴力行為により追放となるのは、武田様のみです。」
武田「意味分かんねぇ!…クソが!」
桐山「………。」
武田「…すまねぇ…。三上結衣を拷問して、数字を聞き出そうとしたんだが、俺もついカッとなっちまった…。」
桐山「…いいや…。むしろファインプレーかもしれないよ武田くん。」
武田「…?」
桐山「君の行動が無かったら…、僕は柳くんの術中にハマるところだったかもしれない…。」
武田「えっと…、どういう意味だ…?」
桐山「ルールはルールだ…。別室に行っていてもらえるかな?」
武田「お…、おぉ…。」
バタン
三上「吉田くん!大丈夫!?」
吉田「ん…、痛てて…。大丈夫…。…結衣ちゃんは?」
三上「大丈夫だよ!ありがとう…、吉田くんのおかげだよ!」
吉田「俺のおかげ…?俺…、結衣ちゃんを守れたの…?」
今藤「結衣だけじゃなくて5人全員の命を救ったね。あのままじゃ結衣…、すぐに全員分のパーソナルナンバーを言っちゃってただろうから。」
三上「うん…。」
芳賀「かっこよかったぞ吉田。俺、初めてお前を「かっこいい」と思ったよ。」
吉田「「かっこいい」…?人生で初めて「かっこいい」って言われた…!う~しゃしゃしゃ!」
芳賀「前言撤回!気持ち悪い笑い方やめろ!」
バンッ!
武田「おい、おかしいぞ!」
芳賀「何、速攻で戻って来てんだよ、お前!別室にいろよ!」
武田「おい、桐山さん!柳が…!」
桐山「分かってる。それ以上は言わなくていい。」
武田「…いや、分かってる訳ねぇ!そんな簡単な話じゃねぇんだ!柳が…!」
桐山「「分かってる」って言ってるよね?…僕は…天才だよ?」
武田「…っ!?」
三上「…え、修斗くんがどうしたんだろ…。」
芳賀「分からないけど、とりあえず桐山には見抜かれてる…?」
桐山「…さてと。今回は僕達がコールする番だったよね?」
吉田「…。」
今藤「…。」
桐山「作田くん…。85番。」
今藤「!?」
三上「!?」
吉田「!?」
芳賀「!?」
米沢「何を言うとんねん、桐山はん!?何で『自給自足ゲーム』の時の作田の名前なんか…!?」
桐山「…出て来なよ、柳くん。このゲーム会場に戻って来る事を特別に許可するよ。」
バンッ!
柳「…さすが、俺の作戦を読むのが異常に早いよ…、桐山…。」
…はい、第8話はここまで!
遂に最終ゲームが始まりましたね~!
初手から柳の意味不明な行動に惑わされたのではないでしょうか?
柳はどうしてあんな無駄ともいえるコールをしたんでしょう…?
さてさて、お互いのチームのキーパーソンとなる柳と樫元がどちらもゲームから追放となってしまいました…。
相手に天才・桐山を残した状態で、H.S.S.Y.Yは絶体絶命の状況…。
そして、謎の武田のみの追放…。
一体、何が起きているのか…?
押しつ押されつのゲームの中、桐山も謎のコールをする…!
ラストの柳が言った言葉の意味は如何に…?
…いや…、しかし第8話…、濃いぞ!?笑
ですが、皆様はまだまだこのゲームの戦い方を理解していない…!
この後の展開に存分に振り回されよ!
過去イチ次回が気になるのではないかと思われる『FRIENDS3』第9話の予告編を先行公開!
どうぞ!
桐山「…君達がいつから繋がっていたのか、みんなに教えてあげなよ。」
芳賀「え、何言ってんの!?何で作田さんの名前が俺達のチームでエントリーされてんの!?」
桐山「…そう考えれば、全ての事象で合点がいくんだよ。柳くんが今藤さんに限定してコールを出すように指示した意図…。吉田くんの暴力がペナルティ対象外になった理由…。そして…、柳くんが潔く初手で脱落した理由がさ。」
柳「…完璧な推理だな…。悪い、みんな…。やっぱり俺は桐山には勝てない…。」
吉田「ここで負けるのはマジでヤバいって!」
今藤「嘘だって言ってよ!」
桐山「くっくっくっ…。君は相変わらずワンパターンな戦い方だよね…!」
-天才・桐山 晴斗を前に成す術なし…。柳の計画は早くも暴かれる…!-
桐山「僕は全部分かってるから。まだ分かっていない僕の馬鹿な仲間達に説明をしてもらっていいかな、柳くん?」
柳「まず、第2ゲームの『価値決めゲーム』の時…。お前らを米沢達の部屋に集めさせたよな?」
芳賀「あぁ…、俺達が米沢社長達に命乞いをしに行っている間に、柳がATMを壊したんだろ?」
柳「あぁ…。でも、あの時 俺がやった事はそれだけじゃなかったんだ。」
芳賀「…え?」
-あなたは『価値決めゲーム』の展開に違和感を感じたか…?ある人物のある行動に…。-
芳賀「”ある事”…?」
柳「…やっぱりな。」
樫元「…どういう事だい…?」
柳「『ナンバーヒットゲーム』…。」
三上「え…?」
今藤「意味が分からないんだけど!?」
田畑「何で言うのさぁ~!?」
柳「あぁ。どうせ3ターンで終了するからな。」
-柳の逆転劇が始まる!?-
芳賀「別に良いわ!ボケていい状況じゃねぇだろ!」
芳賀「そんな訳ねぇだろ!そんなハンパなテストあるか!」
芳賀「ほら、もう目眩しちゃってんじゃねぇか!謝れよ!」
芳賀「分かってんだよ!分かってて鳥呼ばわりしてんだよ!」
芳賀「誰が実写版りゅうちぇるなんだよ!っていうか、りゅうちぇるが既に実写版なんだよ!」
-芳賀のツッコミも健在!-
柳「本当に全部回収したか?」
三上「…え、何を言ってるの…?」
桐山「ふふっ。…どうしたのさ、柳くん?あんなに勝ち誇っていたのにさぁ。」
柳「お前は…、どうしてその程度の作戦で勝ちを確信出来るんだ?」
桐山「僕には必勝の策があるからね。」
樫元「もう作戦が出来上がっているのか…?」
桐山「あのさぁ…、僕は天才だよ?」
-柳と桐山のお互いの本気がぶつかり合う第9話…、明らかになる『FRIENDS3』の秘密…!そして、どんどんクライマックスへ向けて物語は展開・展開・展開していく!このゲーム…、そしてこの物語…、今この時点で結末を予測出来る人は凄過ぎる!-
タフォーーー!!!