『覚える』って事の2つの話。の一つ目。
『漢字や九九を覚える』と『動きを身体で覚える』。
まずは、『漢字や九九を覚える』。
2年の始めに担任から「予習のせいで授業に興味がないのかも」
と言われて予習を中止してました。
この時は、脳の覚醒レベルが低いのは、『感覚統合の未熟さ』ってのが、わからなかった時期なので、試してみましたが、
結果は変わらず、授業中脳味噌スィッチオフ☆
連絡帳も書いてこないので、どこまで進んでるかわからず、
2年1月期末に
途中から始めた漢字のワークをニコニコと、
ソウタ「俺はコレをやったぜ!」
母「すげぇ!…で、その前は⁇」
ソウタ「……」
100字ほど白紙の漢字ドリル。
って事で、夏休みのちょっと前から『漢字を取り返せ!』特訓。
1字を100回書いても覚えれないのは、1年生でわかってたので、覚え方を変えます。
文や熟語にして。ジャンルの似た者を習ったものもそうじゃない物も合わせて書かせる。
ついでに予習もしておきます。
漢字表があっても、何が習っていて、何が習っていないのかわからないしね。本人もw
1枚のプリントに5~6個新しい漢字が来るように。復習も兼ねて、1年までの漢字も入れておきます。
まずは、見本を見ながら、読みながら書かせる。
次の日に見ないで書く。
書けなかったのだけ3回書く。
それを完璧に2日続いて100点になったら、クリア。
別のプリントを始めて、
数日後にまたクリアしたプリントをもう一度やる。
ちょうどいい量のプリントが無いので作ってコピー。音読みと訓読みが入るように配分します。
奏多の調子を見てイージーか、ハードか、復習かを選んでチョイス。
たまに、どれをやりたいか選ばせることもあるが、基本的に教える側が主導権を取る。
やり方を変えると、こだわり持ちの奏多が文句を言いだすので、必要性を説いて、やるか、やらないかを決めさせる。
教えてもらう方に教え方の指導権は無いっと、何度もやりあうのだな。
本人がイヤイヤを通り越して、向き合うまでの過程を3日分くらい繰り返すと、その後スムーズに向き合えようになる気がする。
でも、ちゃんと1日ごとに、「出来たじゃん!」で終われるように基準は見定めて作る。
『出来ないことに粘り強く』は、粘った先に『良かった』が無いとつかないと思う。
余裕ある時は結構粘るぜ~☆
脳の覚えやすいやり方は、
①少ない量を。
②短時間で(あきない時間)。
③回数多く思い出す。
だそうです。
朝学習で漢字をやって、
夕方や夜に思い出させるように、
「~って漢字覚えてる?」
っと、声がけすると効率がいい。
4日かけて5~6個覚えれば、2ヶ月半で追いつける。
九九もこの要領で、
暗唱はほとんどさせない。
表を見ながら、覚えたい段の九九をスムーズに言えたら1回。
それを3回出来たらおしまい。
1日2回する。
マメじゃない母はすぐ忘れるから、ご飯の前後に絡めて思い出すようにする。
闇雲学習で勉強を嫌いにしないように。
余った時間でたくさん自由遊びが出来るように。
学校の勉強は、パターンが決まってる。
ルールに従って、パターン通りやればテストの点数は取れる。
テストの点を取るのは、ゲームと一緒。
学校の勉強で必要な脳の働きは、新しい考え方を脳にパターン化させる事だと思う。
記憶の仕方、予測、推理、空間の想像。
予測不能な出来事にどう対応するか。
今までのパターンに無いものを発見すること。
学校の勉強が大事かどうかじゃなくて、自分の脳味噌の使い方を学ぶ事が大事なのだろう。
脳味噌が一番活発に使われるのは、楽しい時。
マンネリが一番毒。
学校の勉強が苦痛なら違う方法で
自分の脳味噌の使い方を学べばいいし、
『遊び』は、『時間潰し』になってはいけない。
発想して、試して、工夫して、成し遂げるを完全受動的に出来るのは、自由遊びが適任だ。
遊びもワークもより新鮮な混乱を頭に与えられるものを選んでやらせるが、自由遊びには敵わない。