まだまだ荒れるぜ!次男 | 王様日記 〜発達障害の息子話

王様日記 〜発達障害の息子話

ADHAと発達性協調運動障害、アスペルガー、LD(書字障害)の小5長男。
小1の次男は、発達性協調運動障害、LD(読字障害、計算障害)予備軍を兄との訓練のノウハウで予防中。
身体訓練、勉強、ソーシャルスキルの獲得の為、
母の観察、実験、考察のブログ。

母の出張があって。

6日ほどいなくなるので、実家から、祖父が久しぶりに来ました。


祖父も長男の変わりようにびっくり。

宇宙人→地球人くらい変わったw

人になったなぁ。ってなw


祖父には、小学生中学年の時に、長男は、統合失調症とか、その類の気があると言われたのを覚えてます。


まぁ、その頃の名言は「電気の声がうるさくて、授業聞こえない」って、図鑑ばかり読んでたからなw


知識を与えている私に、それをややアンチな感じで言われたのを覚えてます。


とてもニュアンスなので、思い込みと言われればそれまでですが、


祖父なりの心配の形で、高機能な犯罪者的になりそうだからってのと、自分が頑張っても届かない世界を見せるより、四畳半の世界だけに徹した方が幸せかもしれない。って事のようなニュアンスです。


そんだけ長男の宇宙人レベル高かったって事ですが、


知る事は、不安を無くし、希望になるとはずだと思ってたので、発達障害の勉強し続けて、思いついたらなんでも試してきて良かった✨


さて、今回は、次男です。

月曜日に母が飛び立ちました。


火曜日に速攻学校から、「次男が来てません」

ええ?!

祖父は?!?!


結構、歳もとった祖父。

寝る時間が乳児期みたいに一日の中で何度かあり、マイペースで、アウトドア派。

街ブラが好き。

元ヤンキー対応の仕事してたので、しっかり怖いのですが、子供の扱いも得意。

味覚は、ジャンキーw


次男が出る前に起きてるからって、街ブラ行っちゃったかな?!

それとも寝てて、次男休んだの気がつかなかった?!


電話もラインも基本でない変わり者なので、

実家の母を混ぜて、母越しに聞き取り。

まどろっこしいw


お昼頃ようやくわかったのは、

一度8:30に『靴下忘れた』って、戻って来て、

『学校遅れる!』って、出ていったらしい。

祖父は現在も家にいた。


学校は、相変わらず、来てない。


先生と、どうしようか?!と、話して、

捜索願いを出す事になった。


なんかあったら、早い方がいいし、

ただのサボりなら、しっかり大ごとにしてやる。ってなw


警察署に電話して、あれこれ話してると、

どんな服?!とか、色々聞かれて、長男にも、祖父にも聞くが、誰も印象がないw


副校長が家に来て、警察が家に来たくらいで、

次男が帰宅w


こら!!!


近所の公園でサボってたらしい。


夜になり、母が仕事終りに電話しました。


母「まぁ、いつものごとく、正直に言ってね。

もう、終わった事だし、怒ってもしょうがないから」


次男「はい。サボりたくて、サボりました」


母「笑。素直でよろしい!

で、サボってみて、どうだった?!」


次男「あー。爺ちゃんや、警察や、学校や、皆に迷惑かけて、思ってたより大事になってさ。

割に合わないって思った」


母「それは確かにね〜。いい感想だと思うよ〜w

で、なんで、サボろうと思ったの?!」


次男「うーんとね。下級生がね。

中指立ててきたから、ランドセル引っ張って注意したら、『先生に言う』って言われて〜」


母「それは、嘘やろ。

その程度じゃないな。

言えない理由があるんか?!」


次男「いやー。他にないかな〜」


母「学校うまくいってないんじゃないの?!

友達と今、うまくいってないとか?!」


次男「いや。全然?!

俺は、学年全員仲良いくらいだよ?!」


ふーん。


で、次の日は、祖父が引率して学校に行く。

校門で「友達待ってるから!」って言う次男を校門の中に入れてから、離れて観察。


飼育係の仕事が終わってから、

校舎の金網を登ろうとして、

張ってた祖父に怒られる。


その次の日は、『次男朝シャンシーン』って、送られてきた写メは、浴槽で、寝込んでいる次男。

水半分くらい入ってて、もう、事件?!って感じ😂


夜中にipadやってたな。

充電ないと、何がなんでも起動出来ない💦

多分、自律神経が、常に交感神経神経なのだろうね。


で、5日後に母が家に帰ると、

次男の耳の下の首あたりに結構太めの引っ掻き傷を発見。


母「どうしたの?」


次男「なんでもない。軽い傷だから」と。

断固として、誰と何してなったかを言わない。


でも、暗い雰囲気ではなく、軽快にギャグを混ぜてくる。


なんやろ?!


何度か聞いたら、「下級生と、公園でトラブルになってやられた。やり返したら、先生に怒られてた友達いたから、やり返してない」


うーん。

下級生とのトラブルは、失踪時も出てきたな。


母「うーん。やり返したらダメだが、でも、一方的にやられた傷としては、見過ごすにはデカいからなぁ。


下級生は顔見たら、わかるの?!」


次男「うん。わかる。あの大きさなら、3年か、4年かな〜」


母「じゃあ、ちゃんと先生に言って、やったやつ見つけておいで。


友達もやられてるなら、やり返せないのをわかってやってる可能性あるから、

ちゃんとやった本人と、どう言う経緯だったかを確認しておいで。


その子の為にも良くないからね。

先生にはお母さんから、伝えておくね」


次男「わかった」


で。

先生に報告しつつ、

「記憶が曖昧なようなので、なぜトラブルになったかがわかったら、教えていただけると嬉しいです」


その後入ってた先生からの留守電には、

「『公園で一人でいたら、いきなり後ろから、小さい子に引っ掻かれた。振り返ったら、後ろ姿しか見えなかったから、誰かわからない。

誰かと間違えられたのかもしれない』と言ってました」


ええ?!内容違うやん。

やっぱ、嘘か。


その日は、児童相談所が訪問(家から追い出した件と、次男学校サボりの件)だったので、

仕事帰りながら、児童相談所の聞き取りの人に首の傷について聞いてもらうよう伝える。


遅れて帰って、兄弟それぞれと母の面談が終わり、フィードバックの時に傷について聞くが、

やはり、断固言わないそうだ。


軽い傷だから、気にしてないと。

で、かさぶたを無理矢理全部剥がしていた。


児童相談所ルーキーに仕切りに、


「お母さんに言いにくい事もあるので、

無理に聞くと、臍を曲げて聞かなくなっちゃうかもしれないので、

そっとしておいて下さい」


「何か悩んでる姿があったら、話を聞いてあげて下さい」


を、何度かループするので、つい


母「どっちですか?!

失踪の後も子供と話してるし、悩んだ様子はないが、傷とやたら隠す不自然な受け答えをしてるので、これがサインだと思うので、私は突っ込んで聞きます。


それで、私じゃない人と話したいなら、誰がいいか選んでもらうつもりです。


次男は、記憶が残りにくいので、早めに対応しないと、忘れるので、今日聞きます。

他にどうすればいいとかありますか?!」


対処に関してなんとも言われなかったので、

児童相談所の職員達が帰ってから、

次男と、母の部屋でおしゃべりタイム。


学校の選手の話とか、日常の話をしてから、

傷の話に入る


母「ここまで嘘ついてはぐらかすって事は、

①原因が次男でそのやった事がめっちゃ悪すぎて、母に言えない。


②傷をつけた側の子を責めて欲しくないから、言わない。


③チクると報復がある…ってほど、闇は感じないんだよな。次男の態度からは。


④もう、傷つけられるのが好き過ぎて、「もっと!もっとだ!!さぁ!!!」って感じかな」


次男「いや。それはない」


母「①だとしても、十分報復を受けたなって思えるから、別に自業自得だねーって終わる話だし、


②だったら、そもそも責めないよ。


帰ってきたばっかの時は、失踪したのもあって、③かなって思ったから、それなら、助けが必要だなって思って、ガンガン聞き取りしてるわけだしね。


でも、君の態度から、その悲痛感はないのよね〜。


って事は、④か!」


次男「おい!」


なんて、突っ込まれつつ、

母「で?なんか悩みないの?!

児童相談所の人は、悩みありそうだって言ってたよー」


次男「あー。悩みね〜。

あー!あるある!


俺の右手にドラゴンが3匹住み着いてさ。

『エンジェル オブ ダークネス』って言うんだけど〜。


たまに、勝手に右手が疼くんだよね〜」


って、厨二病ネタにすり替えられましたw


次男「まぁ、お母さんには、言えない事ってあるじゃん?!そう言うやつだよ!」


母「あーそー。

でも、悩みあるなら、話した方がいいと思うけど、誰だったら、話せるとかある?!


スクールカウンセラー嫌なんでしょ?!


今日の児童相談所の人は?!」


次男「あー!じゃあ、その人で!」


って、面談。するそうです。


なんか、大した事無さそうで、申し訳ない気がするが、

意外と右手以外にもダークネスを抱えていたりするんだろうか?!


つづく。