先ほどまで友人と飲んでいました。
友人は会社ではそれなりの立場で、部下をまとめてチームを動かしているとのこと。ただ、まだ上司という立場になって数年と日が浅く、いろいろ苦労があるようです。
部下は半数が年上、しかし仕事が遅く連携が取れない、ホウレンソウも中途半端でどうしたらいいかわからない
そんな話を「大変だな〜」相槌を打ちながら聞いていると、
「部下の育成どうしたらいいの?先生でしょ?」と突然の無茶振り(笑)
思いがけず部下の育成方法を聞かれたので、小学校の先生の精一杯のアイデアで答えて見ました。
以下は社会人育成のプロでもなんでもないただの先生の意見ですので、適当に聞いてください(笑)
<相談>
友人「失敗した部下にどうすればいい?注意しても聞いているのかわかんないし、優しく対応しても改善しないし・・・」
私「基本的に人を育てる方法は「ほめる」とした上で。失敗した時の対応は、2パターンあると思う。
部下の人が明らかに悪いことをした場合は叱った方がいい。違法行為とか、会社のルールに違反とか。
それは、部下の方にも悪いことをしているという自覚があるから、怒られることも覚悟している。だから余計なことを言わないで叱ってしまって、すぐに次の行動を指示した方が、動いてくれる。」
友人「それはありそう」
私「もう一つは、上司から見ると悪い行動だけど、部下は良かれと思って行動をしていた場合。
その場合は、まず部下の意図を聞くことが大事になる。自分の考えを伝える機会を作ることで、『上司にろくに話も聞かないで一方的に怒られた』という状態を回避する。
『聞く』という活動を入れれば、信頼関係は維持できる。」
友人「俺も聞くわ」
私「大事なのはその後の対応だけど、まず部下がした行動は改善する必要があるけど、その時に上司は『助言』しない方がいい。」
友人「なんで?」
私「行動心理学的には『助言』は相手を否定しやる気を奪う行為に該当する。だから、部下の改善方法を上司が助言してしまうと、部下は改善する意欲が低下してしまう。」
友人「あ〜確かに俺が叱った時、部下の顔、思考停止してる気がする。助言もそう言われれば、考えるのやめてる気がする。」
私「だから方法としては『改善の方法を部下に決めさせる』というのが理想的だと思う。
例えばだけど、部下が失敗した時『今回の行動は何点だったと思う?』と聞く。もし部下が『40点です。』と言えば、『60点も反省してるのは非常に偉い』とほめることができる。
ほめた上で「次はどうしたら改善する?」と聞いて、部下に自分で決めさせた方が、上司が指示をするよりも早く成長するはず。
もし、部下が提案する改善の行動がイマイチだったら、上司からいくつか方法を提示して、その中から選ばせれば、一応は自分で決めたことになるから、この方法でも改善すると思う。」
友人「なるほど、なんか普通に使えそうだな」
こんな感想をいただきました。
(だからブログに書いてみました(*^▽^*))
子どもへの対応で使っているだけで社会人相手に、使えるかどうかはわかりません(笑)
「そんなアドバイスは危険だぞ!」と思う方がいれば今すぐ友人に連絡しますので、教えてくれたら嬉しいです(;^_^A
PS
アドバイスに使った理論はこちらです
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