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2006年02月28日

和光市の法人市民税の60%は自動車関連~とてつもないリスクを抱えている財務と来年度予算

テーマ:和光市ネタ

今回の定例議会で市側が連呼しているのが「法人市民税の60パーセントは自動車メーカー関連」という言葉。ここに和光市の財政のリスクの焦点があります。

18年度予算で1,170,296千円というのが和光市の法人市民税です。

約12億円の6割は7億強。これが一つの大企業とその関連から来ているのです。(ちなみに、個人市民税は5,200,966千円。)

普通に考えれば恐ろしい話です。その自動車メーカーは優良企業であり、あれだけの国際競争に勝ち残っていますから、もちろん素晴らしい話ではあります。

一方で、自動車業界で勝ち組になっても、業界の今後が不透明である以上、そこに極端に依存する和光市の財政を楽観的に語るのは危険であるといえます。

また、和光市の場合は勤労世帯の多さが堅調な個人市民税を支えていますが、団塊の引退という大きな転機が間もなくやってきます。

これまで、和光市の経営者は他市と比較してカネの心配をせずに済みました。

しかし、今後、先行きは楽観できないのです。

まず、一社(とその周辺)依存体質。

つぎに、全国でも指折りの高齢率の低さという財務の追い風はいずれ止むということ、そして、巨大プロジェクトである駅北口区画整理の先行きの不透明さ・・・・。

一方で、三位一体改革は、市に予想通り増収をもたらしています。

先日、CSのスカイパーフェクTV 日本文化チャンネル桜の収録で驚いたのは、都内の首長の危機意識、特に23区といういわゆる富裕自治体関係者の意外な危機意識です。

議員の説明による断片的な説明でしたが、大田区や杉並区ですら人員削減を進めています。そして、これまで23区の地方交付税とも言うべき区(市)民税の調整・配分過程(23区の区民税は都が集めて配分している)という、都の権力の中枢といえる分野にも見直しの議論が及んでいます。

振り返って、和光市は・・・・・。

体育館や福祉会館という二大ハコモノの建設。杉並の松浦区議には「今時新規の箱とは珍しいですね」と言われてしまうし。

もちろん、和光市なりの工夫や努力も説明しましたが、気持は沈む一方でした。

とにかく、現在和光市のやり方はやはり、十分ではないというのが私の感想です。

そもそも、ゼロベース予算をはじめとする、本当になりふり構わない、血を流すような改革を行っている他市と比較して、和光市はどうなのか。

明日からの付託議案審議を前にして気を引き締めていこう、と自らに言い聞かせています。

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2006年02月27日

大きな政府論にも守るべき前提がある、というお話

テーマ:ピピッと来た一言

先日、JTRの内山会長と雑談していたら、スウェーデンの話になりました。

WAT(世界納税者連盟)のビヨン会長はスウェーデン人にして小さな政府論者。彼と内山会長の話の中でこういうやり取りがあったそうです。

ビヨン会長の話なのですが以下の通りです。

「大きな政府が真っ当に成立するには、前提がある。それは、透明性の確保である。透明性が確保されない大きな政府はダメ。」

言われてみれば当たり前なんですが、日本社会とは対極の世界ですね。

まあ、どんな政府でも透明性の確保は大切なのですが、世の中の大きな部分を担う政府の透明性がないと、搾取はやり放題になります。まさに日本社会です。

一方で、アフリカの独裁国の一部は小さな不透明な政府でしょうね。

(そこに日本国民の血税を流し込むODAはまさに・・・・・。うーん。)

福祉と教育はタダ、税金は高額な北欧で暴動が起きないのはある程度の透明性が確保されているからだと言われます。

もし大きな政府を目指す人はこの辺を理解して大きな政府を作って欲しいですね。

 

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2006年02月25日

お知らせ(一般の記事は次からです)~松本の一般質問は3月10日9時からの予定です

テーマ:市議会のリアルタイムな説明

松本の一般質問日程が決まりました。

10日の9時からです。

入札制度、職員組合との関係、国民健康保険、住民基本台帳の大量閲覧、発達障害、集中改革プラン、文書管理について通告しています。

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2006年02月24日

市長の任期制限条例と助役廃止条例が否決!

テーマ:市議会のリアルタイムな説明

今日は議案の提案説明と委員会に付託しない議案の審議・議決がありました。

議案は基本的に委員会に付託されるのですが、規則により一部の議案は付託を省略しています。(付託するかどうかを決めるのは運営委員会。)

今日議決が行われた議案で当初から意見が分かれると予想されたのが、市長の選挙時のマニュフェストにもあった任期を3期までに制限する条例と助役の廃止条例でした。

①任期制限条例

この条例は野木市長に限って任期を3期を超えないこととするという条例であり、有名な例では上田埼玉県知事もこの条例を制定して任期を制限しています。

ただし、今回は2期目の選挙であり、上田知事のときとは状況が違うこと、議会が3期まで認めるのか、という問題、今後の市長への影響など、いろいろと紛糾しそうな要因がありました。

私は助役の廃止という次の議案とあいまって権力が集中することについての見解と、3期と定めると3期目があるとして、その後半にはレイムダック状態(求心力がない状態)になることによる市政の停滞があるのではないかということについてただしましたが、納得いきませんでしたので、この議案については退席しました。

否決されるとは予想していましたが、賛成6(公明4、民主1、保守系無所属1)、反対13という結果には驚きました。

正直なところ、公約で十分なのではなかったかと思います。

②助役廃止条例

この件のポイントは地方自治法の改正がほぼ確定し、市長、助役、収入役の三役体制から市長、副市長の2役体制に市の機構が変わるということが明らかになったタイミングだったというのが最大の要因だったと思います。

ちなみに、12月の定例会で市民一名による助役廃止を求める陳情が全会一致で否決されています。これは当時より上記の地方自治法改正が規定路線だったことなどが理由だったと思うのですが、当時、3月定例会で収入役の廃止という条例が上程されると思っていましたので、今回の助役廃止が提案されたときは驚きました。迷惑な話です。

ちなみに、3月末日をもって助役が任期満了であり、これを機に助役を廃止するという市長の考えにまったく合理性がなかったとは思いません。ただ、それならそれで、収入役を廃止し、収入役が助役に横滑りというプランもありえたと思います。

いずれにせよ、12月定例会で助役廃止に反対し、舌の根も乾かぬうちに今度は賛成というのはなかなか難しく、今回はそれを曲げるほどの説得力を感じなかったというのが私の実感です。

なお、今後、普通の展開としては助役は当分空席となり、自治法改正か収入役の任期切れを機に副市長制度への移行があるというのが私の予想です。

賛成は民主、保守系無所属の各1人であり、反対は18名でした。

私も反対しました。

なお、総合児童センターにアスベスト含有建材の使用部分が発見され、現在は応急的な措置がなされているのですが、この改善にかかる予算が補正予算として提案され、全会一致で可決されました。

追記:多少字句を加筆しました。(2/25)

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2006年02月22日

地主の家の庭にある大きな木~過重な土地課税、相続課税は緑を減らす

テーマ:ブログ

環境保全の観点から地主について考えてみましょう。

東上線沿線のケヤキの大木はほとんど地主の屋敷林にあります。のびのびと高くそびえる巨木は大地主の庭にしかありません。彼らを税制などから虐待しすぎると、それらは伐採されて、建売住宅の乱開発が始まります

ちなみに、和光市で一番美しいケヤキの木立は駅前の大地主の家の庭にあります。また、一番大きなイチョウはたくさんの檀家のあるお寺(=もちろんお金持ち)にあります。

山手線から30分圏の屋敷林は壊滅状態です。そして、地主があまり金持ちでない(といっても金持ちですが)距離まで行くと、美しい、教科書のような屋敷林が残っています。なぜなら、木を切りマンションにしたり、土地を売り払ってもさほど儲からないし、逆に固定資産税や相続税がさほど重くないからなのです。

また、高値で売れる(=地主が重税で虐待される)地域では斜面林が次々とマンションに化けています。湧き水は擁壁のパイプからドブに流れてしまっています。山手線圏から遠く離れた地域の斜面林は雑木林として活きており、林が湧き水を養い、谷津田を潤わせています。

屋敷林を持つお金持ちは、秋になると落ち葉を黙々と掃除しています。その屋敷林の花や紅葉を見て人々が癒されます。料金は無料です(中には入れませんが)。ちなみに、役所の管理する公園では業者が落ち葉を高値で掃除します。公園の駐車場は有料です。

世の中には相続税を100パーセントにしろ、とか金持ち重課は平等だ、と叫ぶ人がいます*。気持はわかります。私も「無産者」ですから。

しかし、はたして敵はお金持ちなんでしょうか。お金持ちがいなくなれば、屋敷林はほとんど姿を消します。一部の地主は、その思いは分かりませんが、確かに巨木の守護者という側面があるのです。(ただ、部外者がそれにいろいろ口出しすると問題が起きます。「俺の土地にごちゃごちゃ言うな」という話です。)

それでは本当の敵はどこにいるのか。私は失政を重ねる中央だと思います。

地主が八ツ場ダムを作りましたか?

地主が長良川の河口堰を作りましたか?

嫉妬は人の目を曇らせ、本当の敵を見えなくします。

確かにお金は無いよりあったほうがいいです。

ある地主が私に言いました。

「うちには10億以上の資産があるけれど、俺が遣っていい金はサラリーマンと変わらないよ。預かりもんだから。家はオヤジの頃からのものだし、俺が今まで買ったもので一番高い買い物は、うーん、ホンダのレジェンドかな」

私は疑い深いですからそれを丸ごと信じるわけではありません。そして、もちろんいろいろなお金持ちがいるでしょう。しかし、緑を守っている、という地主さんの側面にも気付いていただきたいのです。

(*余談ですが、江戸時代も同じような議論がありました。

加賀の銭五は富裕税の延長線上にあるような政策で罠にはめられ、加賀藩の官僚によりしゃぶりつくされて殺されました。彼が交易に残した巨大な足跡は見直されています。)

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