3月定例会の告示/議会が始まる一週間前が告示日。告示日に議案が配布されます
また定例会の時期がやってきました。
和光市の場合、22日から始まるのですが、その一週間前の15日が告示日でした。
この日は予算書や議案書が配布されます。
本当は、もう少し余裕を持って予算書や議案書を眺めたいのですが、制度が制度ですので、われわれ議員は大慌てで調査をすることになります。
実のところもう少し早めに配布してもらえると助かるのですが、議案を作る方にも都合があり、あちらの作業もぎりぎりですから、愚痴は言ってもこの点は動かしがたいと感じています。
とりあえず、15日は代表質問の通告の締め切りでしたし、17日は一般質問の通告の締め切りです。
ということで、延々と調査をしています。
ちなみに、通告制とは質問のタイトルを事前に行政に伝えることで議事の円滑な進行をはかるしくみであり、賛否があります。出来レースだとか、下手な田舎のお芝居だと揶揄されることもあります。
ただ、日常的に役所に影の圧力を加えたり、役人と飲み歩いて関係性を強固にしている議員と違って、私の場合、的確な通告と綿密な打ち合わせのプロセスに、政策の実現があると思っています。もちろん、日頃の役所との連携も大切なのですが、役人とあまり接近することは望ましくないと思います。
ですから、この通告してから質問するまでのやり取りを比較的大切にしています。質問の趣旨を伝えることで政策の本質を伝え、意識を共有しようとしているのです。
ちなみに、通告がない状態というのはことのほか難しいです。通告制をとらない質疑では、しばしば議事がストップします。コミュニケーションとはなかなか難しいものです。