『アフターライフ』

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監督・脚本　アグニェシュカ・ヴォイトヴィッチ＝ヴォスルー
脚本　ポール・ヴォスルー、ヤコブ・コロルチュク
音楽　ポール・ハスリンジャー

出演　クリスティーナ・リッチ、ジャスティン・ロング、リーアム・ニーソン、
チャンドラー・カンタベリー、セリア・ウェストン

（あらすじ）

教師のアンナ（リッチ）は恋人の弁護士・ポール（ロング）と喧嘩した。
栄転が決まったポールはアンナにプロポーズし、
一緒に来て欲しいと言うつもりだったのだが、
彼女は別れ話だと勘違いし、
交通事故を起こして死んでしまった・・・らしい。

信じられず、抵抗を繰り返すアンナだったが、
葬儀屋のエリオット（リーアム）にあれこれ説得され、
鏡に映った姿に、自分は死んだんだ、と納得した彼女。
彼女は自分の本音－母（セリア）からの愛情が乏しく、
誰も愛することが出来なくなってしまい、ポールにも心が開けなかったこと－を
エリオットに告白する。

死に興味深々の彼女の教え子のジャック（チャンドラー）は
葬儀場の窓越しに動く彼女の姿を目撃し、
ポールにそれを伝えるが、怒りを買ってしまった。

しかしジャックの言葉に真実味を感じたポールはエリオットを訪ねる。
だが、親族ではない彼は対面が許可されない。
警察にかけあうが、
弟の遺体確認に出向いた刑事がアンナの死体を見ており、一蹴された。

葬儀。
埋葬される前にもう一度自分の姿を見ておきたい、というアンナの言葉に
エリオットは鏡を見せるが、彼女は自分が息を吐いて
鏡が曇ったことに気づく。
彼女は生きていたのだ。
だがエリオットは彼女に薬物を注射し、彼女は埋葬されてしまった。

葬式で、
エリオットはポールにアンナが生きていることを耳打ちする。

ポールは墓に車を走らせるが、途中で事故に遭い、
エリオットによって
アンナと同じ目に遭ってしまう。
エリオットの横にはジャックの姿があった。

（感想）

サイコ・スリラー。
もし自分がこんな目に遭ったら・・・と思うと
たまらなく怖い。

アンナは死んだ、え、生きているのか？、
やっぱり死んでいたのか・・・でも・・・
・・・あっ！みたいな展開が
まったりとした流れの中で進んでいく。
このまったり感が死後の世界の時の流れを感じさせた。

死者と会話が出来る能力があるのか？と思ったら、
生き埋めにするのが趣味（笑）だったおくりびとを
悪役の印象がまるでないリーアムが
穏やかに演じているのが怖い。ナイス・キャスティング。

リーアム、

バッファロー６６　のクリスティーナ、

そんな彼なら捨てちゃえば？　のジャスティン、
（彼は　

スペル　に続いて不幸な目に遭うヒロインの恋人役。
そういうポジションが似合っているかも　笑）と
顔を揃えていながら、劇場公開がスルーになったのはなぜだろう？
それなりに良く出来ていたと思うんだけどね。

★★★関連作品のレビューへのリンク★★★

ジャスティン・ロング　

スペル

オールド・ドッグ
リーアム・ニーソン　

９６時間

タイタンの戦い

特攻野郎Ａチーム THE MOVIE
チャンドラー・カンタベリー　

ノウイング

レポゼッション・メン

オフィシャル・サイト
http://www.afterlifethefilm.com/