ぼくのエリ 200歳の少女 | MusiCinemania by Uzo★mUzo

ぼくのエリ 200歳の少女

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$Cinemania by Uzo★mUzo

監督 トーマス・アルフレッドソン
脚本 ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
音楽 ヨハン・セーデルクヴィスト

出演 カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション

(あらすじ)

オスカー(カーレ)はいじめられっ子の12歳。
両親は離婚していて、母親と暮らしている。

いじめっ子に仕返しすることを考えながら
ナイフで遊んでいた彼に
隣りに越して来た少女(リーナ)が話しかけてきた。

巷では若い男が血を抜かれる殺人事件が発生していた。
オスカーもこの事件に興味津々だった。
犯人は少女と暮らすハカンである。

街の住人・イェースタが仲間のヨッケが少女に襲われるのを目撃する。
ヨッケは行方不明のままだ。


少女と会って話すうちに
彼女の名前はエリ、年は12歳「あたり」だと言うことがわかる。
触れあううちにオスカーは彼女に惹かれていく。
彼女は雪の上を裸足で歩き、なぜか強烈に臭う時があった。
彼女に「いじめっ子にやり返せ」と言われ、彼は体を鍛え始めた。
オスカーはエリにモールス信号を教え、それで壁越しにやりとりを始める。
エリはルービック・キューブが得意。
キャンディーを食べて吐いてしまったり・・・そんな彼女をオスカーは抱きしめる。


ハカンは高校生の血を抜こうとして失敗し、
自ら薬品をかぶって身元がわからないように顔を焼いた。
様子を見に来たエリに自分の血を吸わせると、入院していた病室から転落死した。


窓から忍び込んでオスカーのベッドに入ってくるエリ。
彼女の体は極端に冷たかった。
エリは「私は女の子じゃないから」と言ったが、2人は付き合い始めた。


オスカーは湖でいじめっ子にやり返した。
その時、ハカンが沈めたヨッケの死体が発見された。


エリに報告をしたオスカーは、
ふざけて血の儀式をしようとするが、そこでエリが吸血鬼であることに気づいた。


ヨッケの親友だったラッケは事件のことで恋人のヴィルギニアに八つ当たりし、
謝ろうと彼女の後を追うが、彼女はエリに襲われた。
体の変化を感じ、彼女は入院するが、陽の光を浴びて焼死してしまった。


オスカーは父のもとを訪れて楽しい時間を過ごしていたが
そこに父の友達が来て、終わってしまった。


エリがオスカーを訪ねて来る。
2人の仲はギクシャクしていたが、
自分が受け入れないと彼女が全身から出血させて死んでしまうことがわかり、
オスカーは彼女を理解し、受け入れることにした。


復讐に来たラッケを襲ったエリは、
「もうここにはいられない」とオスカーに言った。


いじめっ子たちがオスカーにプールで仕返しをするが、
エリが助けに来た。


日中、スーツケースに身を潜めたエリと
モールス信号でやりとりしながら、オスカーは電車に乗っていた・・・


(感想)

スウェーデン映画。

残酷な童話路線の作品。
ヴァンパイア映画で、グロテスクなシーンもある。
だが、白い雪と、ヨハンの音楽が
それをメルヘンチックなものへと昇華している。
主役2人の好演にも拍手を送りたい。

あらすじでは省いたが
オスカーがエリの股間を見てしまって驚くシーンがある。
ボカシが入っていたのだが
どうやら原作によると「去勢された跡」らしい。
エリが再三「私は女の子じゃないから」という台詞を言うのだが、
それは「吸血鬼だから」という意味なのかと思っていたら、
本当に女の子ではなかったようである。

オスカーがそのことに対して拒絶感を持たないのは、
父がゲイだかららしい。
映画でも、父を訪ねて来た友人との空気が何か妙だったんだけど、
それで合点がいく。

また、ハカンはエリのパパ、ということになっているのだが、
2人の様子を見ていると そうでないことが伝わって来る。
ハカンはエリの魔性に溺れ、彼女のために血を集めるようになったのだろう。

おそらく、オリバーはハカンの後釜となり、
この先、ハカンと同じような運命を辿るに違いない。


原題英訳のLet The Right One In(正しき者を入れよ)の意に関わる、
エリがオリバーの部屋を訪れ、「私を入れて」と懇願し、
冷たくあしらわれて、全身から出血させるシーンで、
オリバーは仰天しつつも彼女にのめりこんでいくんだけど・・・
恋愛の機微は大人と一緒なんだなぁ、と思った。

とんでもない話なんだけど、
映像のマジックというか、
スウェーデンの雪景色が そんな話をメルヘンチックに見せる。

ちなみに、エリが200歳っていうのは
映画のどこにも出て来ない(笑)
興味を惹きつける邦題だと思う。
それくらい生きているんだろうなぁ、って感じはあったけど。

既にハリウッドでもリメイクされた。

自分はなかなか好きな映画である。

オフィシャル・サイト
http://www.bokueli.com/




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サントラ

Let the Right One in/Johan Soderqvist

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