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ヤマハホールで4/4に行われた「レジェンド達のシャンソン」夜の回に行ってきました!

結論から言ってしまえば、本当に満足する時間を

過ごすことができました。

新旧のOGさんがステージに立ち、

時代を越えた名曲、宝塚の曲をシャンソン風にアレンジした曲、

(そうそう、「ランベス・ウォーク」も歌われましたよ)

最近のフランスシャンソンからも選曲と、それぞれの個性にあった曲を

唄い、その曲たちが時代を越えた名曲であると、極上の歌い手を通して

改めて教えてくれます。

誰かが「シャンソンは人生を歌う」と言っていたような記憶があります。

今回、このコンサートを観て思ったのは、シャンソンは

歌い手が経験した様々な喜びや悲しみや慈しみ、痛みによってできた

人生の深みを歌声を通じて、聞き手にさらけ出してしまう音楽

ではないでしょうか。

そして聞き手は、音と音の間、歌詞であればその行間に見え隠れする

歌い手の人生の深みに触れ、感動してしまうのではないでしょうか。

宝塚OGではないけれど、今回のコンサートに参加してしていたSAKURA.さん。

彼女の歌声からは「私はここにいる!私はこうして生きていく!」という

決意が伝わって来たし、姿月あさとさんの歌声は軽やかでありながら

聞き手の心の琴線に触れ、聞き手の心のキャンパスに優しく彩色を施していく。

愛音羽麗さんの慈愛に満ちた歌声は、母親となった今だから出せる声ではないでしょうか。

恐らく、歌い手の声を聞き、その時にピッタリの曲をセレクトする

プロデューサーの高橋さんの膨大な知識とセンスによるところが大きいはずです。

パンフレットには当日のセットリストが書いてあり

正直、少し長いかなー、なんて思っていたのが、瞬く間に一幕がおわり

そのまま最後の曲となってしまいましたが、

心豊かになる時間を過ごすことが出来ました。

コンサート終了後、夜9時過ぎに会場を出ると銀座の灯りがパリの街に見えて・・・

なんて事はなかったのですが、ただ、一人で来てたので、

帰り道ちょっと寂しかった・・・誰かとこの日のコンサートの事を

いろいろ話して帰りたかった・・・そんな気持ちでいっぱいでした。


さて、ステージに目を向けると、打ち込み主流の今の音楽業界と対極にあるとしか言いようのない、ピアノ、アコーディオン、パーカッション、ベース、トロンボーンというという生音にこだわったシンプルこの上ないバンド構成。

しかもアンプを使っている楽器はベースだけ、というこだわりよう。

(あれ、fodera6弦ベースだよな)

そして、ギミックのないステージ。

聞き手は、否が応でも「歌」に集中する作りになっています。


ただ一点だけ、気になった、というかリクエストがあって

ベースはアップライトかフレットレスの粘っこい音で聞きたかったかな。



10/22日曜日、竹芝ニューピアホールで行われた

「妃海風 Concert "Magic!"」の最終日にに行ってまいりましたよ。

当日は台風が東京直撃、というお天気的には最悪の状況の中、客席はほぼ満席。

台風なんてナンボのもんじゃい、と言わんばかりの、この日を楽しみにしていた人たちの熱量ががわかるというものです。

コンサート前のBGMはGLEEかなぁ、なんて思いながら、

スタートを奥さんと待っていると、

「これから天使に会えるぅ〜」とか

「めっちゃテンション上がってきた」とか

あちこちの席から聞こえてきます。

若い女の子が多かったですもん、そんな声もたくさん聞こえますよね。

さて、会場のライトが消えていよいよバンドの演奏とともに

ステージにライトが灯るとダンサーを二人従え、

魔法少女というべき衣装に身を包んだ

可愛さ100%の妃海風さんが登場です!

恐らくご本人には聞こえてこなかったでしょうが、

登場の瞬間、お客さんがみんな「可愛い〜」って言ってました。

あ、僕も勿論言ってしまいましたが!

曲名がわからないのが残念でしかたないのですが、

オープニングナンバーはドライブ感のあるダンサブルな曲でスタート。

1曲めから客降りもあって、会場はワクワク感と楽しさと妃海風さんの可愛さエネルギーでいっぱいになります。

ロックナンバー、コケティッシュなナンバー、そしてバラードが続き、妃海風さんの歌声のにすっかり会場が魅了されました。

黒を基調にした衣装にチェンジして、情熱大陸テーマソングに合わせたアダルトなダンスには、その衰えていないレベルの高さに誰もが釘付け、ため息。

他にもディズニーナンバー、そしてご自身で作詞された曲などなど、コンサートが進んでいくごとに

「ここにいる人、一人ひとりに楽しんでもらいたい」

妃海風さんのそんな気持ち、そんなMagicが会場いっぱいに広がっていきました。

途中、お客さんと全員で踊るナンバーがあり

抽選で4名、ステージ上で妃海風さんと一緒にその曲に合わせて躍るんですけど、正直、羨ましかったです。

抽選にあたった人は、サイン入りタオルもらえた、というのもあるんですけど、

それだけではなくて、あの日のステージ上でしか体験できなかった、あの楽しさを妃海風さんと一緒に味わえたことが本当に羨ましかったです。

特に最後に選ばれた男性の方の本当に楽しそうな笑顔が、その日のコンサートに来た人たちの気持ちを鏡のように写していたように思えました。

終わってみれば約2時間、妃海風さんのパワフルなハッピーでマジカルなオーラ出まくりのコンサートでした!

こんな楽しい時間を一度体験すると、クセになってしまうこと間違い無しです。

これこそ、妃海風さんMagic!

今回事情があって来れなかった方も、

「一度行ってみたいなぁ」なんて、

うっすら考えている方も、

来年もステージの予定はあるようですし、ぜひぜひ観て、感じて体験してもらいたいコンサートでした。

きっと帰り道は笑顔になってます!!

(妃海風さんと僕と奥さんと。写真、ご本人の許可頂いております)

 

ごあいさつさせていただいた時のしっかりした握手が印象的でした。

来年の3月の舞台、「江戸は燃えているか」も今から本当に楽しみです!!

 

※巨大なきのこはなんだったんだろう・・・??

後、バックバンドめっちゃ上手くてカッコよかったです!

 

 

仲良しのブロガーさん(と、おれは勝手に思ってる)

のブログを読んでいたら、彼女のところに

「たくや」を名乗る人物からメールが来たという。

しかも、彼女の友達のところには「松潤」を名乗る人物からメールが来てるというではないか。

おかしい。おかしいぞ!

何がおかしいってウチには二人から来てるのだ。

ジャニーズファンでもないおっさんのところに、だ!

Wで来てるぞ。

ワンツーフィニッシュだ。

 

加えて言うなら、エグザイルのボーカルを名乗る男からも飲み会のお誘いメールが来たことがある。

「今から打ち合わせがてら、飲み行きますけど、どうですか」と来たもんだ。

こんなおっさん呼んで、いいアイデアが聞けると思うのもどうかしてるが、その前にエグザイルのメンバーの顔を知らないので、行ったところで、気がついたら、おっさんが一人でホストクラブをウロウロしてるのが目に浮かぶぜ。

 

だもんで、「たくや」から来たメールには返事を書いてやった。

「お疲れ様です。先日の飲み会楽しかったですね!

いやぁ、あんな恥ずかしいとこたくやさんに見られて今でも赤面とまりません!ところで、ぼく、あの時、確かたくやさんお財布忘れたとかで、タクシー代貸しましたよね?今度会ったときでいいって言いましたけど、いつぐらいになりそうですか?」

「たくや」からは親しげなメールでこっちの身の上を尋ねてくるメールが何通か来たけど、当時、まだギリギリ、スマスマがやっていたので、

「今度CX(フジテレビ)の玄関で待ってますけど、どうです?」ってメールしたけどこなくなったなぁ。

おれのiPhoneからは、たくや関連のメールなくなったけど、

松潤からのメールは面白いから専用フォルダーにいれてまだ取ってあるのだ。

そんなブログを書いているBGMは

「暦の上ではディセンバー」でした。

電車の中のバカップル

テーマ:

昨日の夜、電車の中で椅子に座りながら

イチャついているバカップルを見た。

 

20代くらいの女の子と彼女に比べて少し上の感じの彼氏が楽しそうにキャッキャキャッキャしてて。

イチャついてるカップルって想像してもらえます?

そう、まさにそれです!

 

彼女も可愛くオシャレして、

私、〇〇君(彼氏の名前が入る)大好きー

オレお前大好きー

みたいな、そんなオーラ出まくりで

その二人が視界に入ると、

って、ほんとにさ~、もうさー、あんた達さ~

二人が楽しきゃいいけどさ〜って思って

視線をそらそうとした時、

ん?なんか違和感を感じるぞ、と思って 何気なく見ると

彼女の両手に障害があるのに気がついた。

あまりに彼女が幸せそうに笑っているので、

全然気づかなかった。

きっと、デートの帰りなんだろう。

デート中もおそらく二人が好奇の目に晒されたのは想像に難くないけど、それでも、彼女をあんなに笑顔にさせる彼は、なんて男前なんだろう。

「オレだけ見てろ」なんてカッコイイ台詞を言ったのかな。

その言葉にうなずいて、微笑んでそこにいる彼女も素敵。

おじさんの勝手な思いだけど、

生涯そのバカップルぶりを貫いてほしくぞ。

キャッツ

宝塚OGの真瀬はるかさんが、大阪で公演中の劇団四季ミュージカル「CATS」 にジェリーロラム=グリドルボーン役で出演するという。

 

ワタクシ、不勉強で申し訳ないが

「CATS」という作品を観たことがない。

と、よくよく考えてみたら

あまリどういう作品かも知らないのだ。

自分の中にある情報として

 

・有名作品

・メモリーって曲が超有名

・猫が出るらしい

・四季では演るが宝塚では演らない(何故だ?)

・ロンドンで有名

・超ロングラン

 

くらいか・・・

と、そこで自分なりの「CATS」を考えていたのだけれど

以下、その勝手「CATS」

 

ロンドンのとある街角の古いビル。

撤去寸前のそのビルには、おばあちゃん猫が2匹いて

隙間風の入る窓から街を眺めながら

「最近はエサをくれる人が減った」と嘆いている。

「私達がまだまだ世間知らずだった子猫の頃、

人情に溢れてたわね、この街。

今じゃ、スマホ片手に私達の写真は撮るけど、エサはくれないのよね」などなどグチを言っている。

ずっとグチを聞いていた方の一匹のおばあちゃん猫が

「そう言えばね」と、思い出した様に言う。

「デイジー(名前はなんでもいいんだけど)を見たって噂聞いたわ」

「まさか、見間違えでしょ?」

「あの背中の柄はデイジーだったって。噂だけど」

「デイジーはこの街を出ていったのよ、ジェームス(名前はなんでもいい)を選んで。あれだけの騒動の中、出ていったのよ」

(ここで薄っすらとメモリーのイントロ)

 

お話は過去へ

さっきのビルが新築で、若い猫達が元気よくうろついている。

この縄張りを猫同士のジェット団みたいなのとシャーク団みたいなのが争っていて、一発触発の緊張状態・・・

まぁ、ざっと言うと、猫同士の

「ウエストサイドストーリー」もしくは

「ロミジュリ」

で要所要所で猫たちが歌ったり踊ったりするもんだ、くらいな感じで思っていたのです。

 

そこで、ウチの奥さんに何気なく「『CATS』ってどんな話?」と聞いてみたら、思ってたんと全然違うじゃないですか!

「猫が出てきて朗々と己の人生を歌い上げる、どちらかと言えば「ショー」みたいなもの」だそうじゃないですか!

(細かく言えば違うらしいが)

全員が要所要所でメモリー唄うのか、聞いたら

「違う」って言うじゃないですか!

 

そ、そうなのか・・それでロングランなんて凄いな。

凄いよ、「CATS」

観てみればわかるんだろうな・・・

 

 

先日(でもないか)、紅ゆずるさんのお披露目公演、
「スカーレットピンパーネル」を観てきました。
あ、チケットは当然取れなかったんで、ライブビューイングで観ました。
何度見ても面白い!この作品もエリザベートとか、
ファントムみたいに宝塚のスタンダードになればいいな。
ライブビューイングは、劇場で観る生の臨場感がない代わりに、アップなどで演者の表情がわかりやすくて、いいですね。
まぁ、これができるのも主要人物だけで
ご贔屓を好きな時に追いかけられるオペラグラスとは
違うのは仕方ないのかな。
作品の内容は文句ないし、今の星組のメンバーもノリに乗ってるからその辺りは割愛するとして、
話は少し変わるのだけれど、
そのライブビューイングの映画館で僕の隣に品のいい、ウチの奥さんの言葉を借りれば
「お姉様」が座った。
並びで言えば、奥の席から
ウチの奥さん、僕、お姉様、となる。
そのお姉様は、1人で来ているようで、僕らのヅカトークを何気なく聞いていたんだと思う。
お姉様の方から話しかけて来た。
好きの方向が一緒の人から話しかけられるのは嬉しいし、なんなら大歓迎だ。
だから、劇場などで巣鴨を見かけたら気軽に話しかけてくださいね爆笑
「公演は観に行きましたか?」
そんな内容だったと思う。
「いえいえ、ナカナカチケット取れなくて。今回が初めてです。」
と答えると、お姉様は今回の公演は素晴らしい、と言った。
まぁ、当然その後は贔屓の話になるのだが、
僕の場合、OGサイトを運営しているので、
もちろん現役の生徒さん達も好きですが、
積極的に追っかけてるのはOGさんの方なのです。
だもんで、
「僕はOGさんの方に興味があります」と言うと
大抵の場合、はぁ?コイツ何言ってるんだ、と言う目つきで
「あ、そう」と言われる。
もちろん、今回もそうであった。
お姉様は、そう言った後で
「今回の紅さんはキレイよぉ〜」と話し始めた。
「でしょ〜〜」
とウチの奥さん。
会話は、僕を挟んでウチの奥さんとお姉様で盛り上がり始めた。
まあ、現役辞めてしまうと、
似た誰かになってしまう、と言う話は聞くし
僕みたいなオッさんがタカラヅカを語ったりするのは、結構引かれる事が多く、うっすらコイツとは話したくないオーラも醸し出され、タカラヅカを語って私に何をしようとするの、このオヤジは!みたいな雰囲気になることもありがちなのだ。
お姉様と奥さんの、僕の目の前を行き交う会話を聞きながら、そんな事をぼんやり思った次第でありんす。

思ってたんとちゃう

テーマ:
もともと奥さんがアマゾンプライムの会員って事もあって、ネットでドラマとかは観てはいたのですが
あるラジオ番組で、映画評論家の町山さんが
「アメリカンゴッズ」という、ネット配信ドラマを紹介したのを聞いて、俄然このドラマを見たくなったのですよ。
ざっくりと、本当にざっくり言うと
アメリカに移民と一緒に来たそれぞれの民族が信仰する神様をアメリカ中探して周る、と言う内容のこのドラマ。
話を聞いていて、神様探しの珍道中かなぁ、なんでも思ってたら、ドラマ冒頭からバイオレンス!
セックス!血しぶき!
思ってたんとちゃう〜!
もう、ダークなんですもの、第1話から。
でも面白いからいいか。
改めて、アメリカドラマのコンプライアンスとか
関係ねぇし、撮りたいもんとるし!
作りたいもん作るし!
と言う姿勢のドラマを実感しますた。

久しぶりに更新

テーマ:
いよいよ、というかはニュアンス的にどうかと思うが
ウチのテレビでアマゾンプライムのテレビがみれるようになるんだけど、これがなかなか、な感じで。
いやさ、何言ってんだって話なんだろうけど
現状、家で観れるテレビ番組?を
整理してみると、まず地上波。 
そして、BSがある。 
これにプロバイダー変えた時に見れるようになった
光テレビ。まぁ、ケーブルテレビみたいなチャンネルがあって、加えてひかりTVのオリジナル配信番組、映画などがあって…
うわ!いま、NEU!のTシャツ着てる人がいたっ!
光テレビは、外付けのHDDで番組録画してて
それに今回アマゾンプライムと
ネットフリックスが追加になるのだ。
いつ何を見るの??
時間、足んないじゃん

時間的にはもう昨日なのですが、
松本菜穂(現役名:杏里ミチル)さんがプロデュースするステージ、
KizuNa+α vol.4 Dance&ACT SHOW「Desired Light~希望の光~」を観てきました。
今回でKizuNa+αの公演は4回目だそですが僕的には初観劇。
OGさんが他に紫ともさん、やまぐちあきこ(現役名:あゆら華央)さん、五十鈴ココ(現役名:五十鈴ひかり)さんが出演しています。

ワタクシ、今回、ご無礼を承知で予備知識ゼロで行きました。
実はこの松本菜穂さんがプロデュースするステージ、最初のステージから
なんとなく気になっていていまして、いつかは生で拝見したいなぁ、と
思っていたわけです。
最初に観るのですから、楽しみもあり、なるべく自分の中で固定概念になるようなものは
排除して、初めて見るステージそのものを楽しみたかったというのが正直なところです。

さて、今回の公演は2部構成になっています。
パンフレットを見ますと、最初のパートにはお芝居になっていて、1部目はTARAKOさんが演出しています。そして2部目はショーパートのです。
いわゆるセットリスト的なものもあったのですが、そこは見ないようして
後は客席の証明が暗くなり、舞台の証明が明るくなるのを待つだけです。

TARAKOさんでしかできない演出でお芝居が始まるのですが、
あ、あれ?正直思ってた感じと違う、それがこのお芝居の最初の手触りでした。
何をどうイメージしていたのかと聞かれれば、
「もっと美しく清らかな現実離れしたもの」と言えばいいのでしょうか、
清らかな瞳で見つめられながら、人生賛歌のような「生きるって素晴らしい」とか
「愛は永遠である」とか、そういった思いを直球でぶつけて来る感じだと思っていたのです。
いや、それはそれで素晴らしいし、否定する気持ちはないのですが。

舞台で繰り広げられるストーリーはざっと書くと
定職にもつかない主人公工藤純二が
「妙にキレのあるダンスを躍る」カメを助けて龍宮城に行く、という夢から始まります。
目を覚ますと、犬のキューティー、インコ(かな?)のハニーと一緒に暮らす
自分の奥さん優子がしばらく実家に戻る日が近づいている日常の中。
実は優子は妊娠をしていて、安定期に入るまで実家にいようとしているのだ。
ところで、この純二、母親の直子とは上手くいっていない。
というより、お互いがどう接していいかわからないのだ。
母親は子離れできない照れ隠しで、つい冗談交じりに刺のある言葉を
織り交ぜてしまう。それを聞く純二も、どこか自分の母親を疎ましく感じており
言葉に混じったその刺ばかりに目がいって、辛辣な言葉を浴びせてしまう。
やがて、純二に子供ができ、家族を守ろうとする気持ちが芽生えてくると
少しずつ純二は周囲に優しくなり始める。そんな矢先、
純二の元に直子から電話があり、直子がガンで入院することになった事を知る。
一度は回復した直子なのだが、その後再発が確認され純二と直子は
言葉にはしないがお互いに残された時間があまり長くないことを知る・・・。

ほぼ、冒頭からの直子のバカバカしいくらいにおかしい台詞が
後半になるほどジリジリと効いてくる感じで、
「直子っていう人はちょっと面倒くさいけど、実はいい人なんだろうなぁ」
なって思いました。
そんな直子を演じた紫ともさんは、さすがというべきですが、
その演じ方があまりに自然で
紫ともさんも演じていて、楽しかったんじゃないかなぁ、なんて思いました。
松本さんは、出来た奥さんをサラッとこちらも自然体で演じられていて
ストレートプレイをもっと観たくなりました。

考えてみれば、
この作品は、人が出会い、その影響を受け人生が少し変わり、
その人生を見届けてくれた人の
人生が終演を迎える、とても日常的でどこにでもあり、
人類が何千回も何万回も繰り返しているこの「日常」という時間を
ユーモアを散りばめた優しい視点で描いた作品です。

直子が純二によりそって言う台詞(正確ではないのですが)
「人からしたら大した人生でないかもしれないけど、
良い人生だった。お父さんと出会い、アンタが生まれて色々あったけど
孫も生まれた。それで十分幸せだ。良い人生だったよ」
「日常」という時間の中でいつか人は自分に残された時間が有限であることを知る。
誰もがテッペンをとれるわけでもない、
誰もが脚光を浴びるわけでもない、そんな事もわかってくる。
でも毎日を家族や支えていたい人と過ごしたい、それだけでも十分幸せだ、
そんな毎日を愛おしいと思うのも悪くないでしょ?
こちらにそんな問いかけをされている気持ちになりました。
純二はいつしかそんな事に気づいたのではないでしょうか。

ショーではダンスも勿論ですが
紫ともさん、やまぐちあきこさん、五十鈴ココさんの歌声素晴らしかったです!
やまぐちあきこさん、どうやったらあんな風になめらかで優しく歌えるようになるんですか?
杉山有大さんと歌った「The Prayer」鳥肌たちました。
素敵でした。
五十鈴ココさんの歌の表現力の多様さも素敵でした。
「ひとかけらの勇気」なんて
ぴったりだったんではないすか??
Season Of Loveも素晴らしかったです。
全員で手話と歌で合わせて唄った「糸」では
「この曲の思いを伝えたい」
そんな気持ちが心にしみるほど届いてきて感動しました。
恐らくあの空間で、あのメンバーのもつ一体感でなければ
あの感動は生まれなかったんじゃないでしょうか。

雨が降った後、雲から晴れ間が出てきて
虹が見えると
「明日も頑張ろう」とか
「なんかしあわせ」っていう気持ちで満たされませんか。
まさに、そんな気持ちにさせてくれる
「Desired Light~希望の光~」でした。
Vol.5があるのなら
またぜひ観てみたいです。