今日、録画していた「月曜から夜ふかし」を見ていて

非常にショックで・・・あまりにショックで

なんとか気持ちをすっきりさせようとこれを書いています。

 

時々、渋谷とか池袋とか浅草(もちろん他の場所でも)を歩いていると

「ちょっとヤバい人」を見かける時があるじゃないですか。

「この人、昼間っから飲んで駐車場のあいてる場所で寝てるけど大丈夫かな」とか

「あのおじいちゃん、なんであんなでっかいサングラスして普通に歩いてるんだ?」とか

そんなヤバめの人に話を聞いて、もう笑っちゃおうぜっていう感じのこの番組、

今週の最初のテーマが「若者の◯◯離れ」というテーマだったのだが

何が驚いたって最近の若者にとって「ジーンズ」は古臭いアイテムになっている

(古くてダサい、というイメージにもなっているような?)のだ。

今、口を滑らして「Gパン」と言いそうになったが、もう「Gパン」は死語なので

封印してしまわなければならない。

若者にインタビューしている場面を見ていたら、今はもう「ジーンズ」とも言わないらしい。

「じゃぁ、なんて呼ぶの?」と奥さんに聞いたら

「『デニム』だよ、アクセントは『ム』につけるの」と教えてくれた。

じゃぁ、今は何を履くの?

チノ系のなにか?もう、全然わかんない。

それから

「脱モテ系」というのもあった。

「もう恋愛とかメンドクサイし、だったら、モテなくてもいいわ、オレ」というのだ。

あぁ、思い出した、昔読んだ(もう20年以上前だけど)、村上龍さんの本「すべての男は消耗品である」の中に

オナニーをしなくなったタクシーの運転手さんの話があって、

どうしてしないのか、という問いに

確か「もう、そういうのメンドクサイんですよ、疲れるし」と答えていたはずだった。

村上龍さんは、男という種は、社会によりスポイルされまくってとにかく疲れているから

勃起すらしなくなったのだ、とたしか、そんなニュアンスで解説をしていたが、

もう、そんなムードが男という種にとって当たり前になって来たということなのか?

と、思わず考えてしまった。

男性にとって「脱恋愛」とか「セックスめんどくせー」という気風は今はもうマイノリティな考え方ではなくなっている。それはもう、悪いこととか、それじゃダメだよ、とも、こちらが言う問題でもないし

強制できることでもないのは、わかっている。

同じ年代だった頃、女の子のお尻ばっかり追いかけ回していた自分とは違うのだ。

そんな男子を同世代の女の子たちは、どう考えているんだろう?

やっぱり、似たベクトルのものを感じているんだろうか。

ちょっと話聞いてみたいなぁ