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前の記事から続きます。
(テーマ変わるので分割して、追記してまとめなおしました)

前の記事にそもそも過食がしたくなくなるために知っておいてほしいことやその方法書いたけど、

 

もし貴方が”完璧な理想体型”を求めているのなら、私はそのためのアドバイスできないよ~。


私も摂食障害のころやその前は


”モデル体型”になりたい、
 あれが美の正解だ
そうじゃない自分は醜いんだ、


って思い込んでた時期があったから
 

 

どうしてもそうなりたい!

普通体型も嫌だ!…

 

っていう人の気持ちもわかる気はするんだけど・・。


 

 

でもね 実際のところは

健康な体は芸能人のように細くはないし、


たとえ痩せても筋トレしても、憧れの芸能人のような体になるとは限らない(ノ_・。)

 

 

努力が足りないとか

やり方が間違ってるとかではなく

 

モデルと一般人、

骨格から違うから。



同じ体重になっても、
同じスリーサイズになっても
同じ体型になるわけではない。

 

当たり前だけど、ダイエット始めてから数字と体型重ねて考えるよえになると、数値を同じにすれば同じ体型になる、と思いこんでしまうんだとおもう。

 

 

ちょうど、芸能人の髪型そのまま真似して美容師さんに切ってもらえば、髪質や生え癖や骨格の違いあるのに、その芸能人と同じようになるはず、と思いこんでるのと同じようなもんかもしれない。

 

 

 

同じにならなくても

痩せないことが嫌なんだから

痩せれば解決じゃん!

 

そのためにできるなら

苦しくたっていいしなんだってやる!

 

っておもうのもわかるよ。

 

 

 

でも

 

 

一度苦しんで痩せたとしても、

ダイエットって痩せれば終わり、ではない。

 

 

やせたら痩せたで

今度は維持のためのダイエットが

その後もずっと続く。

 

 

 

だから

 

痩せさえすればこの苦しみはなくなるのに、って摂食障害の時は(過食で太ってきたときなどは特に)思うけど、

 

痩せれば解決

 

じゃ、決してないんだ。

 

 


頑張ればコンプレックスがなくなり、

自分の思い描く体型になれる

というのも、幻想です。

 

 

メディアや商品を売る会社が売り上げ、視聴率のためにいってるうたい文句にすぎません。


 

 

体質も骨格も、

 

自分に合ったセットポイント

(遺伝子で予め決まった自分の安定体型)も、

 

皆違うから。




なのに、

勝手な理想を体に押し付けて、

 

完璧を理想どおりの体をめざして

無理なダイエット、

無理なエクササイズして、

 

その不快な感情を解消しようとしてもさ、

 

一生ぐるぐるダイエットして、

 

体重または体型次第で

私は駄目だ、

醜いんだ、

なんでできないんだろう

 

って自己否定して、

自己不全感感じて、

自信なくして、、

 

っていうのをずっとやってることになるよ。




それだけじゃなくて、

 

 

無理なダイエットしているために、基礎代謝がさがって痩せなくなったり過食衝動と我慢の戦いになったり、、

 

 

っていう苦しい症状も、

”ダイエット”では終わらないんだ。



 

 

私も、ダイエットのこと一杯書いてるけれど、今だって太いなやだなって思うとこ、気になるところはあるよ。

 

 

自分より細い人もスタイルいい人もいくらでもいる。




でも、

 

【私の体には】

 

この体型が、

 

心地よく快適に生活できる体型

=遺伝子で決まっている幅のある安定値

=セットポイントなんです。




遺伝子的にモデル体型を無理なく維持できる体質の人っていうのは数パーセントにも満たないという報告もある通り、


 

太らない遺伝子もって生まれたわけじゃない私が、自分に合ってない形にまで痩せようとしたら、

 

体は自分にとっての”不健康な状態”から身を守るために、代謝悪化 OR 食欲の暴走 という症状を出す、ってことになるわけです。
 

 
*マネキン体型目指せば病気になるほかないというリサーチもあります →【英 研究】痩せすぎ“マネキン体型”は医学的に不健康を示唆

 
 
 
 

 

事実、私は、blogにも書いているとおり、

体型コントロールに安心や自信を求めて

無理して一度痩せたものの、

どんどん代謝が下がって、

じりじり太っていって、

 

やがては、

小食+運動沢山するにに小太り体型、

という事態にまでなってしまいました😭



全ての幸せ犠牲にして

痩せる努力に費やしてるのに、

人より太るのは、本当に苦しかったよ・・。



でも、決して、ここ痩せたいなと思うところがなくなったとか、コンプレックスがなくなって痩せたから、”痩せることにとらわれる摂食障害”が治ったわけではないし、

 

太っても全然平気になったから

病気が治ったわけじゃないのです。


 

こんな治り方は逆にあり得ません。

 

 


けど、太った?といわれて傷つくことはなくなりましたし、逆に痩せた?といわれて変な快楽ホルモン出てくるような嬉しさを覚えることは、なくなりました。

 

 

 

体型が変わったのではなく

”苦しい価値観”が治ったからです。
 

 

 

自分のありのままを受け入れず、

自分を無理やり変えて

解決しようとしてる限り、

 

ダイエットの成果次第で

奈落の底に落ちる摂食障害の苦しみも

自ら続けることになるんだな、

ってやっと腑におちたの。



痩せたら幸せな人生を自ら求める

痩せなきゃ不幸な人生を自ら求める

 

ってこと。

 

 

 

 

 

そう気づいて、痩せることより、摂食障害を治すことを優先し始めてからも、こう思えなくて泣いていたころは、私にもあったよ。

 

 

そんな時に、

 

偶然みかけたあるモデルさんの言葉と写真が、すっごく衝撃的で、そこから数年かけてだんだんと、なりたい体型、についての価値観が変わってきました。

 

 

それは、過度なダイエットで苦しんでいた過去があるモデルさん。

 

無理なダイエットをやめて、

普通の体型になっていて、

おなかの贅肉も全部隠さずに

うつした水着の写真で雑誌の誌面に登場していたの。


それだけでもビックリしたけどさらに、その雑誌にはこんな言葉が添えられていました。



苦しい思いして体型を維持して仕事してたけれど、その苦しい努力の結果、私は…

 

多くの人の女性に自分が苦しんだ時と同じように、間違ったたボディイメージを与えることになっていた。

 

 

自分も苦しみ

人の苦しみも作り、

 

 

私はなんのために、痩せた体型づくりとこの仕事を苦しんで続けているのだろう?

 

 

…そう、思って、無理な体を無理やりつくってモデルをやるのはやめよう、と思ったそうです。


私はモデルやってたわけじゃないけど、

 

本当にそうだ、

私も同じようなことやってたな、

 

って思った。

 

 

痩せて、いいなあって言われたり、

どうしたらそうなれるのっていわれて嬉しかったけど、、、

 

”こんな食べ物食べて、

こんなふうに運動してるからだよ”

なんていったりしていた。

 

 

自分を偽り、苦しんで作った嘘の体、嘘の笑顔でレクチャーみたいなことしてた。

 

その私を見て、

私の食べ方を見て、

マネしようとしていた子はいた。

 

 

みんなそのまま素敵なはずなのに、

自分の体に劣等感を抱かせ、

苦しませることにもなっていたんだ。

 

 

私、そんなことがやりたかったわけじゃない。

 

 

 

というと、

 

私は本当にモデルになりたいので、

といわれることもあるけれど、

 

本当に「モデル」という職業になりたいなら、先ほどのモデルさんのように、

普通の健康体でできるモデル業も

あるはずなんだよね。



よく考えれば、

一般人と骨格の違うモデルが服を着てても、

ぜんぜんファッションの参考になんない。


 

 

自分も、

 

メディアが見せる”美のサンプルはこういう形です””

 

おしゃれするならこういう体型じゃないと”・・・

 

 

みたいなサンプルを無意識にみせられているうちに、自己否定や苦しいダイエットに苦しんできたはずだけど、、

 

 

一般的な体質の人ならかなりの無理しないとなれない痩せ型体型になって、人々に自分と同じように苦しい美の価値観を与えることが、本当にしたいことなのかな?

 

 

って、考えたら、、、

 

 そうじゃないな、

 

って気づいたっていう方も、たくさんいらっしゃいました(ステップあや調べ)。

 

 

 

それでも

モデルになりたいから、、という人に、

”何でモデルになりたいの?”ってきくと、

 

”なんとなくかっこいいイメージ”だから

”美人と認めてもらえた気がするから”

そしたら自信がもてて幸せになれる

 

気がするから、、

 

と答えたりすることがあります。

 

 

別にモデルという職業が

”やりたいこと”なわけじゃなくて。


 

そういう方には、

その思い込み、イメージを、

本当かな?って疑ってみるといいよっていいます。


本当にモデル=美人の証拠なの? 

 

本当にモデルになったら今自分が思い描くばら色の人生が待ってるの??


そうじゃないよね。

 

 

 

そう聞いたら、

 

本当は、”自信のない自分に自信がついて、

自分が心地よく過ごせそうなイメージ”

にあこがれていた、

 

それならモデルじゃなくてもいいのかも

 

・・という心の声が返ってきたと

ある読者の方がおっしゃってました。

 

 

**
 

 

<やせ型体型を否定してるのではない>

 

こんなことを書いていますが、決してやせ型がダメっていうことをいってるのではないよ。

 

生まれつきの体型で心身を病まず、心地よい努力でやせ型の体型を維持できる体質の人も、なんにもしなくても痩せ型の人も本当にいますし、私の身近にもいます。

 

 

ただ、どんな苦しくても痩せたい、痩せていなければだめなんだ!!と思って、ずっとダイエットに苦しみ、摂食障害に苦しんでいるのなら、、

 

 

あなたが本当に入れたいものは、理想の体型ではなく、その体型を通してでないと手に入らないと思い込んでいるほかの何か。やれれば”こんな感じ”で生きられると思ってるその心の状態なのではないかな。

 

 

そしてそれは、、

 

本当は

痩せていなくても…というか、

むしろ、

痩せることへの執着を手放したとき、

手に入るものかもしれないよ

 

 

ということなんです。

 

 

 

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