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スポーツ観戦が趣味の筆者が、これまで訪れたスタジアム・アリーナの印象を綴るブログです。

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さまざまなメディアでスポーツについての情報が出回っている今日この頃。昨今では、目に触れるスポーツの種類も多岐にわたるようになり、中には会場に足を運んで見に行ってみたいという方もいるかと思います。思い立ったが吉日なので、ぜひともライブの緊張感を楽しんできてほしいですし、その気持ちさえあればそれほど身構える必要もないのですが、その中で必要な最低限の準備について少しまとめさせてもらおうと思います。初めての観戦をご検討されている方の参考になれば幸いです。

チケットの手配
スポーツ観戦に行ってみようかな、と考えられているのであれば、まず当然必要になるのが入場チケット。試合当日にフラッと見に行く気になったのであれば、当然会場で当日券を買って入場されることになりますが、人気のあるチームや注目の試合などは、前売の段階で売り切れることもあります。そして、ある程度の人数で観戦をご予定の場合も、一緒の席を確保したいのであれば前売のうちに手に入れた方が安全です。

ただし、前売を購入される場合、特に屋外スポーツの場合は、事前に予約したのはいいけれど試合当日に天候が崩れるというリスクがあるのが困りもの。野球の場合は雨の場合は基本は延期になり、チケット代の払い戻しをしてくれるのですが、最近は小雨の場合は決行してしまうというケースが増えています。また、サッカーやラグビーは雨天でも基本的には決行します。スタンドの上に屋根がしっかりとかぶさっているスタジアムなんてほんの一握りですので、前売券を購入したにもかかわらず当日が雨だと、試合を諦める(つまりチケットの料金分を損する)か、2時間近く雨に打たれながら観戦するというシビアな二択を迫られることになります。この辺りは、バスケなどの屋内競技は会場に入ってしまえば屋外の天気は気にならないので、結構気軽に前売りが買えるんですよね。屋外スポーツの場合はあえて前売券を買わないという選択もありでしょうか。天気予報をチェックしつつ、ご予定を立てられるといいかと思います。

チケットのお値段に関してはスポーツ次第でかなり上下し、サッカーや野球などの人気競技はやはり高めです。また、同じ試合でもチケットのお値段は座る場所によって上下します。フィールドから近く、かつ全体が見渡しやすい場所が一番高い、と言うのが一般的です。2万人以上集客できるような大きなスタジアムは上の方の席は一番いい席よりも遥かに安いのが普通です。ただ、上の方でもある程度試合がちゃんと見えるように配慮している都合上、上の方に行けばいくほど傾斜がきつくなります。大きなスタジアムにご年配の方や、お足が悪い方を連れていかれる場合、この点をご注意ください。

チケットの手配ですが、10年くらい前まではコンビニの端末で注文するのが一般的でした。現在でもそれで手配はでき、依然として便利な手配の仕方ではあるのですが、最近はインターネットでの購入がとても便利になったと感じます。コロナウイルス感染拡大があった2020年頃から、対人の販売を控える風潮が高まったことで、オンラインでクレジットカード決済をして、端末にチケットのQRコードを落とし込むことが普及し始めています。チケットの手配につきましては、オンライン検索をすれば出てくると思うので、それほど苦労はしないはずです。

会場へと向かう
試合当日に出掛けられる前に、必ず地図を確認し、スタジアムまでの道のりを確認しておきましょう。スタジアムは大きな施設なので郊外にあるものも多く、電車に乗る時間が長くなったり何度か乗り換えなければならないところもあります。また、最寄駅からもしばらく歩かなければならないところも少なくありません。スマホでグーグルマップが使えても、予習しておかないと思いがけず慌たりします。必要最短の時間で到着できるとは限りませんので、時間に余裕をもってでかけましょう。

試合の開始時間によっては、スタジアムで食事をとりたくなるかもしれません。基本的に、入場料を取る試合であれば会場に何かしら売店があるものですが、入場料を取らないような大会の場合はあまり期待されない方がいいです。それに、入場料を取る試合でも売店でスナック菓子のようなものしか売っていなくて困ったことはありました。最寄駅からスタジアムへの道中で買ってしまうのが、安全と言えば安全です。

自家用車での来場は、特に首都圏や関西などの都市部では駐車スペースが限られているので、基本的には公共交通機関の利用を推奨しているところがほとんどです。もっとも、色々な理由から公共交通機関の利用が難しい方はその限りではありませんし、多くの子供さんを連れていきたい方などもいると思います。スタジアムによっては、付属の駐車場を事前予約制で解放しているところもありますし、都市部ではない地域は車社会が多いので、自家用車でのアクセスもしやすいかと思います。自家用車での来場をご検討されている場合は、試合を主催しているチームやスタジアムのホームページをご確認ください。

会場にて
スポーツ観戦をされたことがないような方は、スタジアム内にはいろいろと気にしなければいけないエチケットがあるのかなと感じられるかもしれませんが、それほどではありません。意識するべきことがあるとすれば、プレーが始まった後に席を立つのはできるだけ控えるということぐらいです。野球のようにプレーが止まる回数が多いスポーツであれば試合中にトイレや売店へ向かう人はよくいますが、それ以外のスポーツの場合は基本的に試合の流れが止まらないので、買い物やトイレは試合前やハーフタイムにすませ、やむを得ない場合以外は立たないようにしましょう。ですが、注意事項としてはそれくらいです。席に座って、ご一緒された方とお話しされながら試合を見たり、という程度であれば全然大丈夫です。

もし具体的に応援したいチームや選手がいる場合は、Jリーグの場合はアウェーチームのグッズを着ている人がホームの応援席近くに座ることを禁止しているスタジアムが多いので、この点に関してはご注意ください。ただ、気を付けなければいけないのはそれくらいで、もちろん公共の場所での最低限の節度は守らなければなりませんが、よほど汚いヤジを飛ばしたりしない限りは身の危険を感じられることはないと思います。アウェーで敵地に乗り込む場合は少し心細い思いはするかもしれませんが、それくらいですかね。スタジアムだからと言って特にルールが違うとかそういうものではありません。

試合が終わると観客が一斉に公共交通機関へと向かいますので、帰りの道中は混み合います。「家に帰るまでが遠足」というわけではありませんが、試合が終われば一日が終わりというわけでもないので、ご注意ください。

色々と注意事項ばかりを述べてしまいましたが、あくまでも「試合を楽しむために」注意するべきことと考えていただければ大丈夫です。あまり詳しくない方がスポーツ観戦に行ってみようかな、と思った際にまずはどうしたらいいのか、という必要最低限の情報を記されていただいただけにすぎません。スポーツ観戦の楽しみ方は人それぞれですしね。

その他、個々のスタジアムに関しての細かい情報は、私が行ったことがあるところであればブログに挙げておりますので、よろしければそちらをご覧ください。

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