■光回線でお得になれる記事
プロバイダ料金を「ドコモ光プラン」に含む事が可能なプロバイダ一覧
今回は「ドコモ光」のプロバイダ情報をお知らせします。正式な発表をするまでにはISP業者との小競り合いがありましたが、ある程度は決着したようです。
あまり認知されていないプロバイダを含め、NTTグループが運営するものまで用意されているようですが、いくつか大手のプロバイダが参加してないのが気がかりです。
目次
1. ドコモ光プランに対応可能って?
2. 各プロバイダの提供開始時期
3. プロバイダ契約の注意点
4. まとめ
1. ドコモ光プランに対応可能って?
ドコモ光プランに対応可能というのは「プロバイダがセットになったプラン」の事をいいます。
フレッツ光を利用中の方だと、数千のプロバイダの中から選んで利用する事が出来ます。ドコモ光の場合、その認識では通用しないので改めて理解する必要があります。
考え方としては回線とプロバイダの契約は一緒と思った方が良いです。未対応のプロバイダを契約する事もできるようですが、別途契約手続きが必要な事と、割高な料金設定になっているので無駄な支払いをするだけとなります。
基本的には対応プロバイダから選ぶようになっているので、今利用中のものが未対応だとお得が半減してしまう事となります。
1. 未対応のプロバイダ解約に違約金が掛かる
2. メールアドレスを残したい場合オプション料金が掛かる
契約して2年以内だとほとんどのケースで違約金が掛かります。同じNTTグループ内での乗り換えなのに、違約金は無駄な出費としか言えません。
メールアドレスを残したい方は現在のプロバイダに伝え、月300円~500円程度で残す事が可能な場合があります。ただ、年間5,000円程度の出費です。
以上の事から、対応プロバイダしか使わせないような料金設定だという事を理解しておくように。
2. 各プロバイダの提供開始時期
公式発表では3月から提供開始するプロバイダと、6月から開始するプロバイダがあるようです。それぞれの詳細をご紹介します。
<2015年9月に訂正してます>
1. タイプA
- Plala(ぷらら)
- BIGLOBE(ビッグローブ)
- hi-ho(ハイホー)
- DTI(ディーティーアイ)
- BB.excite(ビービーエキサイト)
- エディオンネット
- SYNAPSE(シナプス)
- 楽天ブロードバンド
- ゼロワン光コアラ
- ANDLINE(アンドライン)
- UPA!(ウーパ)
- Qit(クィット)
- ドコモnet(ドコモネット)
- @ネクス(ネスク)
- GMOとくとくBB(ジーエムオー)
- Ic-net(クィット)
2. タイプB
- AsahiNet(アサヒネット)
- So-net(ソネット)
- @nifty(アットニフティ)
- @TCOM(ティーコム)
- TNC(ティーエヌシー)
- OCN(オーシーエヌ)
- WAKWAK(ワクワク)
- @ちゃんぷるネット(チャンプルネット)
今後は少しずつ増えてくると思われますが、「Yahoo!BBや
3. プロバイダ契約の注意点
ドコモ光公式ページに記載している注意事項がいくつかありますので、特に注意する箇所を詳しくご説明していきます。.
「プロバイダがセットになったプラン」以外のプラン(以降、「単独プラン」といいます)をご契約の場合、インターネットのご利用には「ドコモ光」の契約に加え、「ドコモ光」に対応したプロバイダとの契約が必要です(別途月額利用料などがかかります)。
<ポイント>単独プランの場合、フレッツ光などより割高な料金になる事があるので注意が必要です。
当社へプロバイダ基本サービス料金をお支払いただいた場合でも、提携プロバイダへのオプションサービス料金の支払遅延などにより、プロバイダサービスが利用停止または解約となる場合があります。
<ポイント>ドコモ光プラン以外のプロバイダを選択した場合、支払いが別々に来る事になります。支払い漏れがないか特に注意が必要です。
お客様が既に提携プロバイダとご契約の場合にそのプロバイダを「ドコモ光」の「プロバイダがセットになったプラン」のプロバイダとして指定した場合、提携プロバイダによってはプロバイダ契約のプラン変更として取り扱われ、違約金を請求される場合があります。
<ポイント>一番腑に落ちない内容ですが「ドコモ光プラン」に対応していて継続したとしても、プラン変更となり違約金発生する可能性があるようです。前もって確認しておいた方がよさそうです。
4. まとめ
今回はドコモ光で提供されるプロバイダをご紹介しましたが、フレッツ光に比べると大分制限されたように感じます。
一点忘れてはいけないのが、これまでプロバイダの乗り換えでキャッシュバックを貰えてましたが、ドコモ光のプロバイダでは適用されないはずです。形を変えながらキャンペーンは出てくると思いますが、今まで以上の特典は期待しない方がよいでしょう。
そんな中一番打撃を受けたのはプロバイダ業者です。フレッツ光で順調に加入者数を伸ばしていたのに、ドコモ光のおかげで基本料金を下げられ、利益だけ下がる仕組みになってしまいます。おそらく無くなるプロバイダは増えていくと思います。
最後に愚痴を言わせてもらいますが、旧国営企業がタブーとされてきた「ドコモのセット割」を強行突破し、これまで運営努力でのし上がった企業を簡単に突き放す事でしょう。
また、ドコモ光自体そこまで消費者にメリットを打ち出しているようには感じず、結局なにがやりたいのか全く分かりません。
このような企業に利益を沢山とられるなら、消費者はせめて「お得に申し込む」事を心掛けていきましょう。そのお手伝いは全力で行っていくので、質問などありましたらお気軽にください。