ダラダラしながら、まだクッキーの残りを焼いているところです。


前回やめちゃおうかな、というところまで来たんでしたね。


クレセント・シュマリの一番のファンは、

私の父でした。

食べ物の好みや好奇心は、料理上手の母と何でも美味しく食べる父によるものと思っています。


お店を始めてから、毎週4日間の営業日の2日間は来てくれていました。

時間がなくてお茶だけというときでも

来てくれていました。

その父が2004年9月に逝ってしまったのです。

その後、私が実家に行くことはあっても母が私のところに来ることはなく

とても寂しい思いでいっぱいでした。

兎に角父は何でも美味しいといってよく食べてくれました。

父に喜んでもらいたくて頑張っていたところもあったので、

かなりの痛手だったと思います。


それに加えて母との意思の疎通がうまく行かなくなり、

本当に何もかもがイヤになって、

あるときいろんな思いがとうとう爆発して、

心も身体も危うく行くところまで行っちゃうくらいな不調に襲われました。

半年ぐらいかけて元に戻したのですが、

お店を続けるという気持ちの糸が切れて、

週4日の営業日なのだから、営業日はなるべく休まないようにしようと

決めていたのに、

用事を作っては休むようになり、

かなり投げやり状態になっていました。


これじゃいけないとは思っていたのですが、

なかなかきっかけがつかめなくて、

これはいったんリセットするしかないと思うようになり、

一昨年の6月から予約のみの営業にして、

ほとんど何もせずにのんびり過ごしました。


何年も土日の昼間に出歩くことがなかったので、

イベントや買い物に行くのも楽しかったです。

ベトナムフェスティバルや、ベジタリアンフェスティバルなど

代々木公園で開催されているイベントにも行けたし。


そして、知り合いがお店おオープンするというので、

初日にお祝いに行ったところ、

しばらく振りの作家さんに再会したのをきっかけに、

その作家さんの展示会に行ったりするようになって、

うちでも小さなものなら展示できる!!

これは、お店を復活させる口実になるかも…と、

その作家さんに展示のお願いして、

翌年1月からカフェ&ギャラリーのオープンさせたのです。

それが去年1月です。


私がリセット休憩をしていなければ、

その作家さんとの再会もなかったでしょう。


そして今、

有難いことに作家さんが作家さんを紹介してくださることで、

途切れることなく毎月小さなものを展示できています。


一旦通常の営業をやめてしまったために

今まで来てくださっていたお客様が

離れてしまったのは確かです。

しかし、ブログを見てきてくださる方もいらっしゃるので、

本当に有難く感謝の日々です。

そして新たな展開で、またいろんな方に来ていただけて、

本当に幸せだと思っています。




アラフォーからの無鉄砲な始まり

アラフォーからの無鉄砲な始まり2

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アラフォーからの無鉄砲な始まり7