▼映画「ニュームーン」初日興収で歴代新記録を樹立！
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吸血鬼の青年と人間の少女の切ない恋のゆくえを描く
シリーズ第2弾「ニュームーン／トワイライト・サーガ」は、
オープニング週末興行収入で、1億4070万ドル（約125.2億円）を記録。
「ダークナイト」「スパイダーマン3」に迫る歴代第3位のロケットスタートを飾った。
初日記録は前作「トワイライト／初恋」の2倍以上の数字をマークする快スタートだった。
観客の80％が女性で、そのうちの50％が21歳以下のティーンエイジャーだったそうだ。
【紹介記事】ハリウッドで華開いた少女マンガの世界。映画「トワイライト 初恋」
海外で記録的な大ヒットスタートを切った「ニュームーン」が
日本でも今週末よりいよいよ公開。前作は公開中に当BLOGでも紹介済み。
実はもうこちらも観せていただいたのだが、
「スパイダーマン」→「スパイダーマン2」のようなパワーアップを果たしており
前作ファンならば文句無しのお勧め。近日紹介予定。
ちなみに、第3弾の「エクリプス」も2010年に公開が決定している。
▼タラちゃんの真骨頂。映画「イングロリアス・バスターズ」
（C）2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
ハリウッド随一の映画オタクとして知られるクエンティン・タランティーノ。
日本でも多くのファンから”タラちゃん”の愛称で親しまれているタランティーノの
最新作「イングロリアス・バスターズ」は、これまでのタラちゃん映画の総決算であり
彼の映画愛を詰め込めるだけ詰め込んだ、まさに贅を尽くした作品に仕上がっている。
第二次世界大戦、ナチス占領下のフランス。
「ユダヤ・ハンター」と呼ばれるハンス・ランダ大佐は、片田舎に潜伏している
ユダヤ人を次々と探し当て、その知名度を国内外に轟かせていた。
その一方、国外逃亡に成功し、アメリカに辿り着いたユダヤ人や
ナチスに反旗を翻したドイツ兵たちによって組織された
独立愚連隊「バスターズ」がアメリカ軍において密かに結成され、
その残忍な手口はドイツ軍の間で徐々に恐れられる存在となっていた。
「バスターズ」の存在に頭を抱えるヒトラーは、ドイツ軍に脅威を与える
彼らの噂のもみ消しとドイツ軍の活躍を広めるため、
広告媒体として映画の力を活用しようと企んだ。
やがて、戦地における大量殺戮により英雄として讃えられた人物を描いた映画の
プレミア上映会が開かれることが決定。
上映会にはヒトラーを始め、ナチスの上層部が軒並み顔を揃えていたが
上映会をまたとないチャンスと考える人達がいた。
ひと組目はもちろん「バスターズ」の面々。そしてもうひと組目は・・・。
タランティーノの凄いところと言えば、その芸の細やかさだ。
相当な映画好きであっても、全ての元ネタを探り当てるのは困難なほど
数多くのオマージュを全編に散りばめ、まずは自分自身と映画オタクに満足感を与える。
次に、全5章から成る章仕立てにしたことで
2時間半に渡る映画の見所を分かり易く描くことにも成功。
本作ではさらに、文学的なシーンも繊細に描いて見せるという芸達者ぶりも披露した。
ハンス・ランダ大佐のデカ過ぎるパイプや、1章で出て来る田舎のおいしい牛乳などの小物が
しっかりとした伏線となり、後半に活きて来るところもタランティーノらしい。
（C）2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
広告媒体などではブラピが前面に押し出されている本作だが、
ブラピは「ちょっと美味しい役」ではあっても、決して大黒柱ではない。
作品を土台から支えている真の主役は、ハンス・ランダ大佐を演じたクリストフ・ヴァルツである。
冷酷無比でとてつもない切れ者、時折見せる茶目っ気が
かえって不気味さを際立たせるという難役を、とてつもない存在感で怪演している。
彼がいるからこそ、ブラピは伸び伸びと芝居を楽しみ、
タランティーノは小ネタに全力を注ぐことが出来ているのだ。
本作でカンヌ国際映画祭の男優賞を受賞したというのも納得。
私はこういう濃い目な味付けが嫌いではない、というか好きなので無問題なのだが
過去のタランティーノ作品が肌に合わなかったという方は
残念ながら本作にも似たようなアレルギー反応を起こすに違いない。
ただ、独特の味を薄めてまで大衆ウケを意識する必要はないし
タランティーノ作品のファンも、誰ひとりとしてそんなことは望んでいないはず。
「キル・ビル」の残虐表現も、「デスプルーフ」のやたらと長いガールトークも、
全て好意的に受け止められた方ならば、間違いなく過去最高峰に位置する作品だろう。
私的には、「グッバイ、レーニン！」で目に止まり
「サルバドールの朝」でさらに存在感を増していたダニエル・ブリュールが
出演していたのがとても嬉しかった。彼はまだまだ伸びるはずなので今後も期待。
重い作品でしか取り上げられなかった題材を使い、史実を大胆に書き替えて
B級娯楽大作に仕上げたタランティーノの手腕が素晴らしい1本だ。
最後に唯一の不満点を。
ショシャナを演じたメラニー・ロラン嬢はとても美しいのだが
エロとグロを同時に満たすタランティーノ節を期待していた私には
本作は少々セクシーさが足らんかったように思う。
「キル・ビル」のダリル・ハンナが演じていたセクシー看護婦や
「デスプルーフ」に出て来る無意味なダンスシーンのような要素あれば満点だった。
よって90点。
▼映画ランキング「２０１２」が首位デビュー
(C) 2009ビックウエスト／劇場版マクロスF製作委員会
1位（-）：２０１２（1週目）
2位（1）：マイケル・ジャクソン THIS IS IT（4週目）
3位（2）：DISNEY'S クリスマス・キャロル（2週目）
4位（3）：なくもんか（2週目）
5位（-）：イングロリアス・バスターズ（1週目）
6位（4）：ゼロの焦点（2週目）
7位（5）：僕の初恋をキミに捧ぐ（5週目）
8位（6）：沈まぬ太陽（5週目）
9位（-）：劇場版マクロスF 虚空歌姫 イツワリノウタヒメ（1週目）
10位（7）：映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?（4週目）
3週連続でトップを守っていた「THIS IS IT」を引きずり下ろし
見事に首位デビューを飾ったのは、ディザスタームービーの大御所である
ローランド・エメリッヒ監督の最新作「2012」。
2日間の成績は興収5億7365万9750円、動員45万9768人。
金曜に行われた前夜祭と23日の祝日分を含めた4日間では
興収8億7804万3500円、動員70万9503人となり、文句なしの大ヒットスタートとなった。
上記で紹介したタランティーノの「イングロリアス・バスターズ」が5位に、
単館系で気を吐いている「劇場版マクロスF」が9位に初登場。
いよいよ今週末で公開終了となる「THIS IS IT」は
累計興収37億3500万円、動員298万5000人となり、最終40億円も視野に入って来た。
小池徹平主演の「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」
長澤まさみ主演の「曲がれ！スプーン」は残念ながら圏外となった。
★公開中の作品紹介一覧
【紹介記事】是枝裕和監督が描く、大人向け童話。映画「空気人形」
【紹介記事】本家のお墨付きが仇に。映画「ココ・アヴァン・シャネル」
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【紹介記事】13000ペリカで。映画「カイジ 人生逆転ゲーム」
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【紹介記事】いつかまた会える。映画「きみがぼくを見つけた日」
【紹介記事】マイケルのいないこの世界。映画「THIS IS IT」
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【紹介記事】数十億単位の人形劇。映画「DISNEY'S クリスマス・キャロル」
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【紹介記事】映画「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」
▼ニンテンドーDSi LL、発売から2日間で10万3524台を販売
■DS：「ニンテンドーDSi LL ワインレッド」
■DS：「ニンテンドーDSi LL ダークブラウン」
■DS：「ニンテンドーDSi LL ナチュラルホワイト」
発売日から2009年11月22日までの2日間の販売台数は、10万3524台。
ちなみに、ニンテンドーDS（Lite、DSi含む）の
国内推定累計販売台数は2819万1716台。
【関連記事】「DSi LL」が提唱する”サイズバリエーション”という考え方
予想していた通り初週で10万超えを達成。
DSラインナップの初週販売台数は以下の通り。
2004年11月発売：「ニンテンドーDS」441,485台
2006年03月発売：「ニンテンドーDS Lite」67,653台
2008年11月発売：「ニンテンドーDSi」170,779台
2009年11月発売：「ニンテンドーDSi LL」103,524台
当然私も購入。色はワインレッド。
早速プレイ中のDS「真・女神転生 STRANGE JOURNEY」をプレイしたのだが
初期設定のままだと敵のエンカウント時のフラッシュがやたらと目に刺さるので
明るさ調整を中間の「3」にしたら丁度良い具合になった。
Amazonでは現在、27日入荷分の予約を受付中。
▼Wii「ニュー・スーパーマリオブラザーズ Wii」満点獲得
12月03日発売■Wii：「ニュー・スーパーマリオブラザーズ Wii」（発売日以降入荷分）
【紹介記事】テレビで遊べる2Dマリオ最新作。Wii「ニュー・スーパーマリオブラザーズ Wii」
「情報収集部屋」様によると、来週発売の
Wii「ニュー・スーパーマリオブラザーズ Wii」が
「ファミ通」のクロスレビューにて満点を獲得したとのこと。
Wiiタイトルが満点を獲得したのはこれで4度目。
1998年11月発売：64「ゼルダの伝説 時のオカリナ」
1999年08月発売：DC「ソウルキャリバー」
2000年02月発売：PS「ベイグラントストーリー」
2002年12月発売：GC「ゼルダの伝説 風のタクト」
2005年04月発売：DS「nintendogs」
2006年03月発売：PS2「ファイナルファンタジー XII」
2008年01月発売；Wii「大乱闘スマッシュブラザーズ X」
2008年06月発売：PS3「メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット」
2008年12月発売：Wii「428 封鎖された渋谷で」
2009年07月発売：DS「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」
2009年08月発売：Wii「モンスターハンター3」
2009年10月発売：Xbox360「BAYONETTA」
2009年12月発売：Wii「ニュー・スーパーマリオブラザーズ Wii」
数年前までは年に1本あるか・ないかのペースで生まれていた満点ソフトだが
2008年に3本、2009年は現時点で4本と、年々増加の傾向にある。
一部では協力プレイがオンライン対応でないことに不満を感じる方もいるようだが
なんでもかんでもオンライン対応でなければダメだという方は
DS「トモダチコレクション」が何故売れているのかもきっと分からないに違いない。
「トモコレ」や「ニューマリオWii」は、家族・友人・恋人などと
お互いの顔が見える空間で一緒に遊んでこそ楽しさが増幅されるタイプのソフトなので、
オンライン対応である必要はないと私は思う。
オンライン協力プレイを楽しみたいWiiユーザーは来年2月の「斬撃のREGINLEIV」を待つべし。
Amazonでは現在「発売日以降入荷分」として予約受付中。
小刻みな出荷が予定されているので、待たされてもせいぜい数日ではないか。
▼新規読者紹介
当BLOGに読者登録して下さった方の中から
ゲーム・映画に特化した内容のブログを運営されている方や
私的にツボにハマったブログを紹介する不定期コーナー。
最近は紹介までに1ヶ月以上お待たせしてしまうことも多く
中には紹介する頃にはもう更新が止まっているブログも・・・。誠に申し訳ない。
今回は新たに13件のブログを追加させていただいた。今後とも宜しく。
【新規読者】現役プランナーの海外ゲーム情報ブログ
【新規読者】ニートOL
【新規読者】近所を観光す
【新規読者】とある携帯機ゲーマーの雑記
【新規読者】ゲームとの日々
【新規読者】WMによるMHのブログ
【新規読者】残念な感じのゲーマーBlog
【新規読者】NOT GAME,BUT PS3
【新規読者】投資道
【新規読者】大戸屋店員の奮闘及び日常生活
【新規読者】ひっそりとゲーム日記
【新規読者】サラリーマンゲーマーのブログ
【新規読者】アニゲ好きのブログ(∀)
▼本日（11月25日）発売の主な新作
11月25日発売■DVD：「ダウンタウンのガキ使 絶対に笑ってはいけない新聞社24時」
11月25日発売■BD：「幻魔大戦」
11月25日発売■BD：「ファイブスター物語」
11月25日発売■DVD：「EMOTION the Best 宇宙戦艦ヤマト 劇場版」
11月25日発売■DVD：「EMOTION the Best さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」
11月25日発売■DVD：「EMOTION the Best ヤマトよ永遠に」
11月25日発売■DVD：「EMOTION the Best 宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」
11月25日発売■DVD：「EMOTION the Best 宇宙戦艦ヤマト 完結編」
11月25日発売■BD：「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG Blu-ray Disc BOX 1」
11月25日発売■BD：「機動戦士ガンダムZZ メモリアルボックス Part.II」
11月25日発売■BD：「化物語 第三巻 / するがモンキー 完全生産限定版」
11月25日発売■COMIC：「藤子・F・不二雄大全集 バケルくん」
11月25日発売■COMIC：「藤子・Ｆ・不二雄大全集 エスパー魔美 2」
11月25日発売■COMIC：「藤子・F・不二雄大全集 オバケのQ太郎 3」
11月25日発売■CD：「ユニバーサル・バニー / シェリル・ノーム starring May’n」
11月25日発売■CD：「Styles DVD付き初回限定盤 / May’n」