Cpt.3★英語との距離感とは?(2) | アホみたいに楽しく★100%英会話を身につける方法

アホみたいに楽しく★100%英会話を身につける方法

=【初心者でも100%英会話を身につけられる方法】
2年間のアメリカ生活で見いだした、たった350個だけの単語を使い、
瞬間英作文、海外ドラマ、映画で楽しく続ける、新しい英会話習得法を提案しています。著書”海外ドラマはたった350の単語でできている”を出版しました。


こんちはー。あっほーUSAです
100%英会話を身につける方法、新シリーズの第3回目です。

ここまで、英会話学習に絶対に必要な
超重要2大コンセプトについて話してきました

1つ目の重要なコンセプト【順序】について、(→こちら
2つ目の重要なコンセプトが【距離感】でした (→こちら

英語とあなたとの現在の距離感に応じて、
適切な学習方法を選択する
必要があるということなのですが
距離感の考え方について、さらに深く掘っていこうとおもいます


そして今日がいよいよ帰国前日、、、
これがアメリカから発信する最後の記事となります

ということで、今日はボリューム多めの拡大版です
chapter1-3は特に、今後ブログで示していく全ての方法の
核となる超重要パートとなりますので、
ぜひ、じっくり聞いていただければとおもいます


ーーー



● 英語との距離感を知るために必要なこと



さて、
英会話を身につけていく上で、
英語との距離感を縮めていく必要があるというのが前回の話でした


今日は距離感というのを、もう少しわかりやすく感じてもらうために、、
いきなりですが問題です



今からアメリカのニューヨークに行きます
あなたはどうやって行きますか??




そりゃ、、近くの空港まで電車か車で行って、
そっから飛行機に乗るに決まっとるやろ!




そうです。アホみたいに簡単です
目的地はニューヨークと決まっています
このとき、必要な情報はたった2つです


まずあなたが今どこにいるか
次にあなたのいる場所とニューヨークにある距離感をどうやって縮めるか、
その手段を考えればいいわけです
 


 

 

目的地がわかれば、次に現在地をはっきりさせ、そして手段です
順番としては 目的地→現在地→手段 となります


、、、こんなん当たり前すぎるやん
思われるかもしれません。そうです。当たり前すぎます
図を作るのもアホらしいくらい 当たり前なのです。世界の常識です
しかし、これが英会話学習となると、、、実におかしいことが起こっているのです





さて、まずここでブログの目的地をもう一度明確にしておきます


このブログのタイトルにも含まれる【英会話】の定義とは、
旅行の店や空港、レストランでそれなりに会話出来る、
いわゆる【旅行英会話】のことではありません


このブログの目的地は、
外国人と英語でフリートークを楽しむ事、心通じる友達をつくることです


もちろん口からラクに英語がでる、英語ペラペラレベルでです
さらに、海外ドラマも当然ながら字幕なしで楽しめることを意味しており、
英語で英語を理解するバイリンガルになることが最終目的です


すなわち、アホみたいに楽しく100%英会話を身につける方法とは、
【アホみたいに楽しく100%バイリンガルになる方法】なのです
そして、これこそがあなたがこれから目指す最終目的地となります


、、大丈夫ですよね?
目的はこれで明確になりました


そして、多くの英語学習書にも同じように書いてあります
目的をはっきりすることが大切と。
俺自身、これまでに多くの参考書に説教されてきました
おまえは英語ができて何がしたいんや。目的はなんや。それこそが重要や



ところでです、、


1. 現在地は、、、、?
2. その現在地から、目的地へ向かう方法は、、、、?



これ、的確に答えられるでしょうか?


多くの英語学習書が、
目的を明確にすることの重要性について語りまくってるのに、
現在地、そして現在地から目的地へ向かう手段についての記述については、、、、まるでテキトーなのです


全く何も触れられていないか、自分で自分を知りなさい、、とか
今の自分がわかる、自分にとってやさしいと感じるものから、、、みたいな記述
もしくは、英語のプロに診断してもらいましょう、、、、とかです


もちろん、気持ちはめちゃくちゃよくわかるのです
100人いれば100通りの現在地があるでしょうし、
100通りの現在地から目的地までを1冊の本で示すなんて現実的に、不可能におもえます


しかしです、
自分にとって簡単なレベルのものをやっていれば本当に大丈夫なのでしょうか?
自分の現在地を正確に把握できているといえるのでしょうか?


前回の記事にも書いたとおり、
少なくとも俺は自分のレベルを、実際の5倍増しぐらいで見積っていました
【全く現在地を把握できてなかった】と自信をもって言えます


そうなんです


本当に把握するのが難しいのは、目的地ではなく実は現在地なんです
そしてあなたが絶対に知っておかなければらないのも現在地なんです


重要なことなので繰り返します


自分が今どこにいるかという
現在地を見いだす事が本当に難しく、しかも本当に重要なのです



優れた教材、バイリンガルレベルの英語講師に恵まれているにもかかわらず
日本人が英会話できるようにならない原因のひとつが
【学習者それぞれの現在地を見抜けていない】ことにあります


現在地がよくわからないからこそ、
今のあなたのやれることが、今のあなたのいる場所となり、
とにかく、片っ端から色々試してみて。という話になるのだとおもいます
ニューヨークに行きたいの?じゃあとにかく飛行機とか電車とかタクシーとか色々乗ってみてです


しかしです、
このブログは、誰でも100%英会話を身につけられるブログです
どうでもいいところに寄り道したり、
アメリカやと思ってたら実はアフリカやったみたいなオチはありません


あなたの現在地と、目的地へ向かう方法、この2つを明確に示すことができます
なぜなら、英会話を身につけるための順序という究極の地図を発見したからです


地図があるから、あなたの【現在地】もすぐにわかります
地図があるから、そこから【目的地へ向かう方法】もすぐにわかります
安心して大丈夫です。これから迷う事は一切なくなるのです


ーーー



● 英語との距離感の縮め方



ここからは英語とどのように距離を縮めていくかという話です


目的地現在地が明らかになれば、やるべきことはクリアになります
なぜなら、2つの点が1本の線で結ばれて道ができるからです
あとはその道を、進むのに必要な手段を選ぶだけなのです



よしゃ!!現在地から、目的地まで一気にいくぜ!!!!!

 

、、とジェット機気分で行きたいのですが
これはあかんのです



なぜなら目的地があまりにも遠すぎます
事実、ネイティブとペラペラ会話するというのは想像以上に高い壁です
前回も書いたとおり、夢のようなたった1枚のジェット機カードは、、ありません


つまり、あまりに目標が遠すぎて、
たくさんの交通手段が必要となるのです
その結果、カードを片っ端からごちゃまぜに使いまくることになり、
順序ということが全く無意味になってしまいます


では、どうすればよいでしょうか?




こちらが正解です

 

このように1つずつ次の駅へと進んでいくのです



いきなりニューヨークを目指すのではなく、
まず着実に成田空港まで行ける方法を考え、
空港まで着いたら、次はサンフランシスコを目指す、、、、といった具合です


つまり、
英語ペラペラが最終目標ではあるのですが、

まずは、たどり着くのが簡単そうな小さな目標をクリアするということなのです






さらに、これを前回の図であらわすと、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなかんじです(左が英語、右があなたです)
英語との距離に応じて、レベル分けされており、距離が近づくほどレベルがあがっていきます


そしてこの図には、いくつかルールがあるのです


例えばこれまで紹介してきた様々な英語学習法(カード)には、
【レベルに応じてポイントがついています】

これはどういうことかといいますと、、、




例えば、距離感が近い状態で、英語シャワーを使います

 

 

 

 

 

 

さらに仲良しになれます!!




ーーー





一方、英語との距離感が遠いと、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに遠くなります(泣)




なぜならこのカードは、、、

 

 

 

 

 

 

こうなっているのです (注/イメージです)



ここで重要なことは、
マイナスポイントがあるということです
初心者が、英語シャワーを浴びるのはマイナスとなります
なぜなら、全く効果がないうえに、時間だけ大量に浪費するからです


真剣にやればやるほど、
自分には英語のセンスがないと思うかもしれません
全然結果が出ないし、二度と英語はやりたくないと思うかもしれません
トータルで見ても、何ひとついいことがありません


そしてさらに重要な事は、
日本で知られている英語学習法の多くは、なんと
【レベル3以降で効果を発揮するものが大半】なのです
つまり、初心者向けではないものが多いということです


よく耳にする、「英語は続ける事が大事。継続こそすべて!!!」
、、これは正しいカードを使ってこそになります
すなわち、マイナスカードを切るくらいなら、何もしない方がよいということになります


たとえば、初対面で、全く好きでもない赤の他人に
付き合ってください!! あなたの全てが好きなんです!! と言われれば言われるほど、、
ちょっと怖いです。心を閉ざしたくなります。何もしないほうがまだいい気がします


全然お互いのことを何も知らない、
上の図でいうと、距離感が非常に遠い状態です
だけど純粋に死ぬほど好きになってしまった。こういうときにまず何をすべきか


相手の好きなものをリサーチしてプレゼントをおくる
最高に素敵な口説き言葉を考え抜いて、何度も練習する
新婚旅行のためのパスポートをとりにいく



、、、、ではないですよね




そうです




友達になることです



このように距離に応じた、適切なカードを切る事がとにかく大切というわけなのです




ーーーー





それでは最後にまとめです
ここまでの順序と距離感の話を図で示したものが以下になります

 

 

 

 


まずやるべき事は、自分の現在地を見いだす事(ステップ1)
次にそのレベルに適したカードを切る事(ステップ2)
そして、着実にひとつ上のレベルに進む事(ステップ3)


これこそが、英語との距離の縮め方です
あなたは必ずどこかのレベルにいます
そしてこのステップ1ーステップ3を繰り返す事で、着実にレベルアップするわけです


大切な事は、

【あせって一気に距離を縮めようとしないこと】


俺を含めて、ほとんどの学習者が
いきなり切り札カードを使っています。はっきり言ってあせりすぎです
順番にカードを切って行く事が大切です


ひとつずつ段階を踏めば、
自分のレベルアップを感じる事ができ、楽しく継続することもできます
そして、一歩ずつ段階的に進む事が、結局最も近道となるのです


 

 

 

 

 

 

 


ーーーーーーーー




さて、ここまでの3回の話で、
100%英会話を身につける方法の全体像が
ぼんやり見えてきたかとおもいます


次回からは
実際にカードを切る順番について、
話をしていこうと思っているのですが、、、


chapter1でも述べたとおり、
多くの日本人が切るべきカードの順番は、かなり特殊なのです




なぜなら、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ごつい壁が2枚も立っとるんです!!! 




これは日本で育った
日本人だからこそ立ちはだかっている壁なのです


そして、この壁をいかにしてぶっ壊すかということこそが、
日本人が全力で考えなければならないことであり、


特殊なカードの切り方というのもまた、
他でもないこの2枚の壁をぶっ壊すための順番なのです


気になる2枚の壁とは一体なんなのか?

 

 

つづきます。

 

 

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第3章★100%英会話を身につける方法〜もくじ


-イントロダクション
▶まず何をすればよいか?
▶英語との距離感とは?(1)
▶英語との距離感とは?(2)

-学校英語で、英会話できるようにならない理由
▶チャリの王子様(1)
▶チャリの王子様(2)~2つの壁~

-目指すは ”そこそこスピーキング+圧倒的リスニング”
▶安藤美姫と本田圭祐の共通点とは?

-リスニングか、スピーキングか大事なのはどっち??
▶リスニングVSスピーキング
▶発音できない音は聞き取れない?

-発音よりも大事なのは、セリフを作る力。
▶スピーキング=メイキング+発音
▶スピーキングの3ステップとは?
▶リスニングとスピーキングとメビウスの輪
▶100%英会話を身につける順序とは?

-最終結論
最終話▶100%英会話を身につける方法
 
 
 

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