わたしものがたり序章 

わたしものがたり1 将来の夢はお嫁さんだった
わたしものがたり2 大恐慌時代

の続きです。




【じぶん探しの長い旅】




志望動機どころか、何をしたいのかすら分かっていなかった学生時代。



就職活動も、すればするほど違和感だらけ。


わたしが通っていた大学は、工学系の学科。そのまま関連した会社に入れたとして、それってやりたいこと?すきなこと?


違うのに、志望動機なんて書けない髑髏、書いたところで面接でボロが出る。。うまくいかない。。。



リクルートスーツも軍隊みたいに見えてきて、どんどん普通の就職活動から遠ざかっていきます。




だっふんだ



結局、映画なら好き(かもしれない)、なんとなくかっこいいし、映画関係の仕事がいいかもしれない!と考え、いくつか映画会社を受けましたが、落ちました。(うむ、当たり前!)


それならばと、今度はアルバイトでもよいから映画関係で働き口を見つけられそうな東京へと、あてもなく上京します

(学費を出してくれたお父さんお母さんごめんなさい&ありがとうakn



そして高田馬場にあった、名画を企画・上映しているところで雇ってもらいます。



そこで映画業界の内情をひっそりと覗く目


1年もたたずにオーナーが蒸発。


お金を貸していた(だまされて)人もいたようで、警察沙汰になりかける。実はわたしもちょっとだけ騙し取られているのですが、額がかわいいものなので、よしとする。
この頃には映画業界というのにも、興味がだんだんと薄れていきました。



東京砂漠でひとりぼっち…



と落ち込むこともなく、



すぐに次なる目標として「イギリス留学」を掲げ、そのための軍資金をためることにします。


これはじぶん探しというよりは、単に海外に住んでみたかったという気持ち優先です。違う世界を見たかったの



医療機器商社で3年半働き、お金を貯めてイギリスで2年ほど過ごします。



あれですね、学生というのはいくつになっても気楽でいいものです。しかも高校のときからのお友達と一緒に行ったため、気楽さ倍増笑い

とっても楽しかったです!行ってよかった!


イギリスでは(一応)自分のやりたいことはなんだろう、帰国したらどうしよう?と考え、語学学校だけでなくビジネスの基礎を学べて、ディプロマが取れる専門学校に通ったりもしました。



でもね、まだまだ考え方は学生の頃と変わっていない。


自己分析すれど、出てくるのはどれもこれも本質的なところで自分と繋がっていないので、帰国後も迷子ちゃんは続くのでありました。



お話もつづく…










『ひとり時間向上計画』  
ライフタイムクリエイター saiko
体験セッション 公開まで後少し

photo credit: Charlie Stinchcomb via photopin cc