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ADHD(注意欠陥多動性障害)

ボーダー息子の育児日記

 

 

 

知能検査の数値結果で

ADHDとハッキリ断定はされなかったのですが 

息子は

 

ADHDボーダー

(注意欠陥多動性障害の傾向が強い)

 

という診断になりました。

 

 

ここで 

当時担当医だった先生から言われたのは

 

「お子さんは何も変わる必要ありません。

 治療も必要ありません。

 

 お母さんが変われば

 お子さんは自然と変わります。」

 

という言葉。

 

 

私がペアレントトレーニングを受けるよう勧められ

2003年5月から半年間 

受講することに決めました。

 

 

ペアレントトレーニングで出会ったお母さん方をはじめ

私はこれまでに

発達障害のお子さんを持つお母さんと触れ合ってきました。

 


息子がADHDの傾向があることを

私がカミングアウトしたことで

 

「実はね うちの子もそうなの…」

 

と教えてくれた近所の人も数人いて

驚いたこともありました。

 


9年前(2003年当時)に私が聞いた情報では

発達障害の子供はクラスに3~5%くらい

つまり 40人クラスとして1~2人はいる 

という話でした。

 

 

現に同じクラスに

アスペルガー症候群のお子さんが1人いました。

 

 


息子の場合もそうですが

幼稚園の時は気づかなかったのに

小学校になってから

発達障害であることがわかった

というお子さんが多いのです。

 


それは次のような点から

浮き上がってくるのではないかと思います。

 

 

 

授業として時間が区切られることで

「~しなくてはいけない」時間が設定される

 

必ず”評価”があり

「ちゃんと出来ないこと」がはっきりわかってしまう

 

みんなと同じ事を揃ってする

という列から少しでも外れてしまうと

とても目立ってしまう

 

それらの点を直される頻度が高いと

”手のかかる子” ”問題児”という印象になる

 

 

 


学校はもちろん

知らないことを習い 

出来ないことを向上させるための指導が行われるので

上記のような評価はその上で当たり前だと思います。

 

 

でも 発達障害の子どもたちにとっては

厳しい規制ともなるのです。

 


自我がしっかりと芽生える頃

小学校低学年には本人も周りの友達と見比べ

大多数のほかの子が出来ることを

自分が出来なかったり 評価が悪いと

 

「ぼくは(私は)ほかの子と違う…」 

 

「出来ないのはダメなことなんだ…」 

 

と認識します。 

 

 

さらには周囲の人たちから

(私もそうでしたが多くはお母さんから)

出来ない点を指摘され続け  叱られ続け

どんどん自信を失っていく…

 


息子もまさにこのパターンでした。

 

 

でも ちょっとここで 

ADHDの特徴を見てみてください。

 

 

 

【ADHDの特徴 チェックリストより】

 


<不注意>

 

・学業・仕事などの活動において

 しばしば 綿密に注意を持続することができない

 

 または不注意な過ちをおかす

 

・課題または遊びの活動で

 注意を持続することが困難である

 

 

・直接話しかけられた時に

 しばしば聞いてないように見えることがある

 

・しばしば 指示に従えず 

 業務をやり遂げることが出来ない

 

・課題や活動を順序だてることが困難

 

・精神的努力の持続を要する課題に従事することを

 しばしば 避ける 嫌う

 

 または いやいや行う

 

・必要な物をしばしば失くす

 

・しばしば 外からの刺激によって不

 用意に注意をそらされる

 

・しばしば 毎日の活動を忘れてしまう

 

 

<多動性>

 

・しばしば 手足をそわそわと動かし

 またはイスの上でもじもじする

 

・しばしば 座っていること

 を要求される状況で席を離れる

 

・しばしば 不適切な状況で余計に走り回ったり

 高いところへ上ったりする

 

・しばしば 静かに遊んだり

 余暇活動につくことができない

 

・しばしば じっとしていない

 またはエンジンで動かされるように行動する

 

・しばしば しゃべりすぎる

 

 

<衝動性>

 

・しばしば 質問が終わる前に

 出し抜けに答えてしまう

 

・しばしば 順番を待つことが困難である

 

・しばしば 他人を妨害し 

 邪魔する(会話やゲームなどに干渉する)

 

 

*発達障害ADHDの子供の問題とされる行動には

 個人差があり 症状は人それぞれ違います
 

 

 

 

いかがでしょう?

 

 

「自分にも覚えがあるな」

 

という項目がありませんでしたか?

 

 

私は身に覚えがある点   

たくさんありました。

 

 


することによっては

飽きて 気が散ってしまうことがあるし

 

「ママちゃんと聞いて!」

と子供に言われたことも1度や2度じゃないし

 

やりたくないことは後回しにもするし

 

失くし物・落し物もするし

 

じっと席に座っているのがしんどい時もあるし…

 

 

 

文頭には全部 

 「しばしば」が付いているけれど


「しばしば」は決して

「いつも」ではないのです

 

 

でも その特徴がかなり目立って注目される時に

ADHD

として問題になってしまうのではないか。

 

 

 

きっと昔も 

そのまたずっと昔も

ADHDの子どもは今と同じように

たくさんいたと思います。

 

ただ そういう言葉もなく 

分類されなかっただけで。

 


ADHDという言葉がなかったからこそ

 

「親のしつけが悪いと後ろ指を差され苦労した」

 

という私の親世代の方もいらっっしゃいましたが

子供自体は障害などと特別視はされませんでした。

 


 

ですが 

ADHDという言葉があったおかげで

私は診断された時に

 

「私の育て方のせいじゃなかった」 

 

と言い訳が出来る証明になって

ホッとしたのも事実なんです。

 

 


ADHDという枠があるおかげ

親がホッとしたり

ペアレントトレーニングなどを受け

サポートされる場合もあれば

 

ADHDというがあるおかげで

差別されたり

偏見を待たれる可能性もある。

 

 

なので

カミングアウトできない方も周囲にいます。

 

 


でも 本当は

 

そんな枠

必要ないんじゃないのかな

 

というのが今の気持ちです。

 

 


出来ないことに注目して

出来ない人を責めるのではなく

 

出来ないことがある人には

手を貸して助けてあげればいい

 

その人がその人であることを

個性としてそのまま認められればいい

 

お互いの違いを受け容れて

助け合えばいい
 

 

 

ADHDと言われる人に出来て

ADHDではない人に出来ないことだってあるはずで

 

上記のようなことに気づくために

ADHDはじめ 発達障害はあるんじゃないか

と思うのです。

 

 

 

(19) 元気で笑顔でいきていればOK!

 

 

 

【追記】

 

 

 

(橙)ソウルメイトカード 32 Indeividuality 個性

 

お互いの個性の違いを認め合いましょう

 

この地球上にはたくさんの人がいて

1人1人がすべて

ただ”ひとり”の素晴らしい存在です

 

ふつふつと沸き立ち消えるあぶくのように

1人の人間の考えも姿形も変化し続けるもの

 

こんな瞬間のあなたと

あんな瞬間のあの人が出会うのも 

その時の素晴らしい ご縁

 

自分自身 あの人自身 

それぞれの独自性や独創性を

同じように認め 大切にしましょう

 

 

 

 

 

 

 

サイキックタロットカード 紫3 

Partnerships & Alliances 提携と協調

 

信頼 助け合い 心の絆 同志

 

人(集団)との関係は 目に見えない 

信頼や思いやりの気持ちがとても大切です

 

目に見える条件や表面的なことに囚われず

その人の向こう側にある真の心の部分を見つめ

自らも真心を差し出しましょう

 

心で結ばれた絆は最強です

 

「あなたを信じています」

と心から思える関係性を

お互いに 手を差し出し 手を取り合い

創り上げていってくださいね

 

 

 

 

 

 

 

(緑)パワーオブフラワーカード 24 Angelica アンゼリカ

 

貢献 同志 協力 意識を高める

 

グループや組織で活動をしている方 

またはこれから始めようと思っている方が

よく引かれるカードです

 

四大天使がそれぞれの力を存分に発揮して

目的を成し遂げたり 

奉仕の気持ちを合わせたり

あなたもそのような貢献につながる活動を志していますね

 

メンバーと絆を深めることや

お互いに力を出し切れるよう支援し合うこと 

そして 各々の精神的な器が大切です

 

志を同じくするご縁のある人々と磨き合いましょう 

 

 

 

 

 

 


 

(え)らいひと?そんなのしらない じょうげはない


 

 


 

 

 

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