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ADHD(注意欠陥多動性障害)

ボーダー息子の育児日記

 

 

 

しばらくは息子に対する

親の対応を変えてみることにして 

様子を見ていましたが

目に見えて”問題”が多くなり 

体調の悪い日も増えていきました。

 

 

 

2003年1月31日(金)
 

 

月曜日からずっと学校で頭痛を訴える。
 

毎日保健室へ行っていたよう。
 

火曜日は早退し 

今日は朝から「頭が痛い」と言うので学校は休ませた。

 

昨日話を聞いたら 

また友達とトラブルがあったようだ。
 

「怒ったら頭が痛くなった。」と言っていた。
 

今日も休むと決まったら 

元気になり ご飯もよく食べた。


 

でも 頭痛が続いているのが心配で

近所のかかりつけのお医者さんに行った。
 

先生に色々と調べていただいたが体は異常なし。
 

 

学校で頭痛を訴えていても

家に帰ってくると調子が良くなることなどを話したら

 

「精神的なものと思われるので

  1週間様子を見ても症状が良くならないようなら

  小児精神科を受診した方がいいでしょう。」

 

と勧められた。


 

以前「友達にいじめられる」とよく言うようになった頃

頭痛が続いたことがあった。
 

最近も

「いじめられるから学校行きたくないな。」

と言っていた。


 

大好きな女の子Nちゃんと遊ぶ約束が

1週間延びてしまったが

それはすごく楽しみにしていて

Nちゃんのことを話したり ポケモンの説明など

好きなことはすごく嬉しそうに話すので

ずっと落ち込んでいるというようなことはない。


 

近所の友達のお母さんが心配してくれて

息子の大好きな100円ラーメンを

「これ食べてがんばってね!」とプレゼントしてくれた。
 

息子は大喜び。

 

 

最近は嫌なことがあっても

全てを話さなくなっている気がする。
 

ケンカして負けて泣いたり やられたことを

家に帰ってから 再び思い出すのが嫌なのかなとも思う。


 

夜 突然大声で叫ぶことがあった。
 

でも 翌日聞いても

本人はそのことをまったく覚えていない。

 

 

 

 

 

 

 

子供がかかる心の病気にはどんなものがあるの?

 

(チャイルド・リサーチ・ネット こどものカルテより)


 

体の不調の起こり方や経過に

精神的なストレスが密接に関係している場合

「心身症」と診断することがあります。

 

特に内科的な症状がないのに

気持ちが不安定になり 日常生活に支障をきたす場合は

「神経症」と診断します。

 

厳密には心因性の体の不調を「心身症」 

心因性の心の不調を「神経症」と区別しています。

 

 

こころの病気というと

「大人の病気」という印象がありますが

実は5~6歳の子供にも多く認められます。

 

この時期の子供は

自立神経がまだ十分に発達していないため

精神的なストレスを受けると

すぐに体や心に症状が表れてしまうからです。

 

たとえば 

「幼稚園に行きたくない」と思っただけで熱が出たり 

行事の前になると 緊張してヒステリーを起こしたり。

 

特に自立心が強くなるこの頃の子供は

「もっとおにいちゃんらしくありたい」

「もっとがんばりたい」

と背伸びをしても

心理的にはまだ親に依存する必要があり

そのアンバランスとジレンマが

心の病気を引き起こすことがあるのです。

 

 

緊張したり不安を感じたりすると

おなかが痛くなる場合には

「過敏性腸症候群」が考えられます。

 

これはもともと

腸の働きが弱い子どもが精神的ストレスを受けた時に

腹痛や下痢 便秘などの症状を起こすものです。

 

その他 

ゲップが多くなる 嘔吐

円形脱毛症 じんましん

神経性頻尿 心因性発熱など

さまざまな症状になって表れます。

 

 

このような症状の全てが

心身症というわけではありませんが

子どもが頻繁に体の不調を訴えたり

元気のない様子が続くようなら

まず かかりつけの医師に相談してみましょう。

 

 

多くの場合

それぞれの症状を緩和するために

整腸剤などの薬を処方してもらい

 

「無理をさせない」 

「気を紛らわす」

 

などで原因となるストレスをコントロールしていけば

成長に伴い 少しずつ改善されていくものです。

 

 

症状が重く なかなか改善されない場合は

児童精神科や専門のカウンセラーなどを紹介してもらい

専門的な治療を受けた方がいいでしょう。
 

 

 

 

息子は小さい頃からおねしょがなかなか治らず

小学校に入ってからも頻繁にしていました。

 

 

幼稚園の時から

パンツにウンチが出てしまうこともあり

あまり続くので 

日記を書いた時より約1年前

小学校1年生の秋に

市内の大学病院でMRI検査を受けていました。

 

 

診断結果は

病気の要因は見つからず 

異常なし。

 

腸の働きや感覚が鈍くなっていて

正常に便を出せず「便秘」になっている 

とのことでした。

 

 

あとは

精神的なストレスも原因の1つと考えられる

と言われましたが この時はまず 

便秘を治すことに重点が置かれ

整腸剤と下剤を飲んでいました。

 

 

上記でいう所の「過敏性腸症候群」だったのでしょうが

息子のあっけらかんとした性格と

その頃はまだ目に見えての問題はなく

 

そして 私が 

「この子に限ってストレスなんて…」

と思い込んでいたので

精神的なものと結びつけて考えることはありませんでした。

 

 

でも 思い返すと

おねしょ・便秘・頭痛・腹痛・じんましん など

息子は体からたくさんのサインを発していました。

 

 

身体の不調は心からのサイン

 

 

小さな子供は語彙や表現力もつたなく

自分の気持ち自体がよくわからなかったり

心の状態をうまく伝えられないこともあります。

 

 

身体と心はつながっている

 

ということを心に留めて

親の思いこみだけで対処しないことが大事です。

 

 

わからない時はひとりで抱え込まず

医療機関を受診することも含め

ぜひ 周囲にサポートを求めてくださいね。

 

 

 

(9)共感の方式

 

 

 

【追記】

 


 

(橙)ソウルメイトカード 6 Body Image ボディイメージ
 

身体を慈しみましょう

 

したい行動が出来るのは身体が健康であってこそ

 

呼吸・食事・運動・睡眠・マッサージなど

ボディメンテナンスに気を配りましょう

 

また 外面から気持ちが上がることもあります

ファッションや美容にも気を配るとよいでしょう

 

体調不良や不調は身体が発しているサインです

身体が教えてくれる心の声にじっと耳を傾け 

少し立ち止まって修正を図ったり 休息しましょう

 

 

 

 

 

 

 

(赤)ジプシーカード 8 Doctor 医師

 

医者にかかる 癒し 教え

 

「迷惑をかけず 最後まで自分で!」

のあなたも素敵です 

 

ですが 今の状況は 

違う方法があることを教えてくれています

 

どうにもならない時は人に頼りましょう

 

健康も疲れも「もう少しだけがんばって!」ではなく

お医者さんに行く 

ヒーリングや整体を受けるなど

早め早めの対策を心がけてください

 

気持ちや体調が落ちる時は

そんな自分に寄り添ってあげてくださいね

 

 

 

 

 





 

(く)るしさは たいかんしないとわからない

 

 


 

 

 

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