11/20 sun：第36回つくばマラソン・サイゼ会復活・加算格闘696点・マリギャラ(2)

第36回つくばマラソンに、フルマラソン部門で参加する。8回目（2004-2006,2012-）。

市民マラソンのシーズンな10月～4月、この間フルマラソンを4本走るのをルーティンワークにして数年、シーズン開幕戦＝つくばで定着している。4月のかすみがうらマラソンから半年を経てのフルで、暑い夏を耐えて走り続けた成果は如何。向こう3回のフルマラソンをどう走るか、シーズンのプランにも関わってくる大事な大会。

2012年以降、走るたびにタイムを更新できてはいるものの、夏の練習への過信から前半を急ぎすぎて後半失速という流れがもっぱらで、会心の走りとは縁遠い大会な印象がある。勝負レースな来年1月の勝田マラソンへの課題を見つける場所と、割り切っているところも最近はあったり。

今年の勝田にて2時間49分26秒とはじめての2時間50分切りを達成したが、3月の板橋と4月のかすみがうらでは50分台に後退している。暑くて風が強かったとか大嵐だったとか言い訳したいけれど、もう一度40分台でフィニッシュして勝田がまぐれじゃなかったことを証明したかった。

5時過ぎに起きる。

6時30分過ぎの電車→バスを乗り継いで、7時40分頃につくばセンターへ到着。

会場の筑波大学までの2km をウォーミングアップがてら、ゆっくりペースで走って行く。

8時前に会場着。

そそくさと準備＋荷物預け＋トイレを済ませる。

スタート前のアミノ酸補給は、いつものアミノバイタルGOLD×2 と、アミノバイタルパーフェクトエネルギー×2。

秋口に入り鼻水が心配なので、コルゲンコーワ鼻炎フィルムも舌で溶かした。

アミノバイタル GOLD 30本入箱

6,998円

Amazon

ミズノ(MIZUNO) アミノバイタルパーフェクトエネルギー130g 16AM6200

257円

Amazon

【第2類医薬品】コルゲンコーワ鼻炎フィルムクール 18枚

1,728円

Amazon

レース中の摂取物は、

・塩熱サプリ×8。5km おきに摂取。

・VESPA HYPER×2。20km ＆30km 通過で摂取。

・パワーバーパワージェルグリーンアップル×1。25km 通過で摂取。

ミドリ安全塩熱サプリ 30g(24粒入り)

598円

Amazon

VESPA SPORTS(ヴェスパスポーツ) VESPA HYPER 9g×12個入り

7,776円

Amazon

PowerBar(パワーバー) POWERGEL Green Apple

270円

Amazon

1km ごとの距離表示＋メッセージが、分かる人には分かる内容なのがつくばの名物。

↑をググってみると、アニメ「艦隊これくしょん」のエンディングテーマの変形らしい。最近のアニメをネタにされても、おっさんにはピンと来ない。

スタート25分前には、指定のAブロックに陣取る。陸連に登録したおかげで、とうとう念願の先頭ブロック集団の仲間入り。東京マラソンを抽選なしで走れる準エリート部門の茨城県陸連選考レースでもあって、ここで良い結果を出せれば、東京マラソンへの切符も手に入れられるかも。

スタート直前、四日前に就任したばかりの新つくば市長の挨拶に歓声が上がっていた。

9時、Aブロック＆Bブロックの第1ウェーブがスタート。スタートラインを踏むまでのロスタイムは、14秒だった。

今回の巡行ペースは、3m50s 前後を想定する。最後まで維持できたら、2時間40分台前半でフィニッシュできるが、果たして。

最初の1km は、Aブロックながら渋滞で思うように走れず、4m19s。この29秒の借金を返済すべく、以降1-2k ＆4-5k で3m41s と、想定以上のハイスピード。やや早すぎてか、4-5km 間の最初の給水で、コップを掴み損ねて水分摂取に失敗する。これが後々に響いたかも……。

ともあれ、この5km で29秒の借金をさっさと完済できたので、以降は当初の予定通りのペースで淡々と走ることに徹する。

12km 辺りから一人の選手に並走され、向こうの忙しい呼吸音が何やら気になる。早く離れたかったけれど、21km 過ぎでようやく彼の方から落ちていってくれた。

中間点を、1時間20分57秒で通過（自己ベストの2016勝田-2m55s）。ここまで予定通りの進行で、足にもまだ余裕を残して後半に持ち込めた。ペース下落を見越しても、2時間45分前後を十分狙えそう。昨年は23km から失速が始まってしまったが、今年は最低限30km まではこのペースを保ちたかった。

が、24-27km 間のエキスポ大通りの緩いアップダウンでかなり足を使ってしまい、27-28km で3m57s と前の1キロから一気に7秒下落。今後に大いに不安を来す。

29-30km が4m01s と、入りの1km 以来の4分台へ。ここで我慢の糸が切れ、地獄のグダグダ進行が始まる。25km のパワーバージェルや、20 &30km でのVESPA HYPER 摂取で巻き返しを図りたかったけれど、効果はあったのかどうか。

33-34km で、4分10秒台へ、35-36km では、4分30秒台まで落ち込む。この間、後続の選手に抜かされ放題で、下がる士気が更にブレーキをかける悪循環。

38km を過ぎて大学構内に帰ってきてからは、とうとう歩きが混じり、1キロラップは再び4分30秒台を連発。あと3km そこらと終わりは見えているのに、一向に頑張りが利かない。

結局、30km 以降を粘れないままズルズルと失速し、良いところのない走りでフィニッシュ。

タイムは、2時間48分59秒。スタートラインを踏んでからのネットタイムでは、2時間48分45秒。

昨年のつくばとの比較では2分55秒早く、今年の勝田マラソンでのベストタイムを41秒上回った。

二度目の2時間50分切り＋自己ベストの更新は、嬉しい。ただ半年ぶりのフルマラソンで、この間上々のトレーニングを積んでこれた割に、41秒しか縮められなかったことにショックを受ける。

41km 付近の動画より。覚えてないくらいヘロヘロだったけれど、それなりに走れていたみたい。

1月の勝田と、5km ごとのラップを比較してみる。

第64回勝田全国マラソン（2016.1）
5km 19:54
10km 19:43
15km 19:44
20km 19:52
中間 1:23:54
25km 19:55
30km 19:57
35km 20:13
40km 20:51
fin 9:17
2h49m42s（ネットタイム：2h49m26s）／総合順位：191/10990 39歳以下男子：144/3280

第36回つくばマラソン（2016.11）

5km 19:14

10km 19:05

15km 19:14

20km 19:02

中間 1:20:57

25km 19:55

30km 19:40

35km 21:03

40km 22:29

fin 9:55

2h48m59s（ネットタイム：2h49m45s）／男子総合順位：166/9975

20km を過ぎてから早くも失速が始まって、30km 以降はガクンと落ち込んでいることがわかる。前半のペースは速すぎたということだろう。再来月の本命レースな勝田では、巡行ペースをやや下方修正しないと。

東京マラソン準エリートの推薦タイムは2時間55分以内で、基準はとりあえずクリアしている。茨城県陸上連盟所属者＋東京マラソンを走りたい選手が、上の165人にどれだけいるものか。推薦人数は各都道府県で50人前後とのことで、茨城県は4月のかすみがうらマラソンとパイを分け合い、男女で更に割れば、選ばれるのは10人余りか。

期待しないで待ちつつ、もう一度のチャンスなかすみがうらで好記録を狙えるよう、トレーニングに励みたい。

以下、フルマラソン過去31回の記録（タイムはネット）。