Qちゃんは人間じゃないなあ、と自分が走ってみて改めて思います。
30kmを過ぎてから1km三分半ペースなんて無理です。
スタート直後でも、無理です。


TXの開業に後押しされてか、過去最高の1万2000人のエントリーとなった「つくばマラソン」。
実家から車で三十分ほど走ったところにTXの駅があり、そこから乗っていきました。
会場となる筑波大学構内行きの送迎バスに並ぶ人の列が、つくば駅の地上出口への階段辺りからズラリ。
天候に恵まれ1万人以上の参加者が集結したらしく、筑波大学は人波の熱気でムンムン。
1時間以上も前からウォーミングアップか、辺りをせっせと走っているおっさんたちを横目に、せめて去年の成績よりは早く終えられたらいいなあ、と思う。
3時間57分21秒以上を目標に、二度目のフルマラソンに挑戦しました。

スタート-10:30
5km- 11:00
10km-11:25
15km-11:50
20km-12:18
25km-12:44
30km-13:14
35km-13:43
40km-14:13
フィニッシュ-14:26(3時間56分30秒)

と、このような感じ。二年連続で完走を達成しました。ちなみに、2003年の日本山岳耐久レース以来、幾つかのロードレースに参加していますが、ひとつの大会での二年連続完走は初めてです。
今回は、5kmごとに数字だけを記したメールを家族へ宛てて送っていたので、上記の記録表を残せました。走っている最中に携帯電話を取り出して、簡単なものではあれメールを打つだけの余裕はあったものと思われます。
総じて、去年に較べると楽だったかなあ……という印象があります。
とはいえ、上のタイムを見ても判る通り、25kmを越えるとそれまでの25分ペースから30分ペースにダウンしている辺り、やはり30km前後に高い壁があるようで。
特に最後の40キロを越えた辺りからは、サブフォー(4時間以内に完走すること)が本気で危なくなってきて、いつ肉離れしてもおかしくない状態の足に鞭打ち、半泣きで走っていたような。勝手に撮られただろう業者の写真が楽しみです(業者のサイトで30日にアップされる予定)。
ちなみに、最初の5キロに30分かかっているのは、スタート位置に着くまでに4分かかっている+団子状態で周囲のペースに合わせるしかなかったためです。(スタートラインを踏んでからの時間は、ネットタイムという参考タイムで完走証に記されていました。3時間52分台)。
15ー20kmで若干ペースが乱れているのは、前夜遅くまで友人とあろうことか焼肉をたらふく食べた影響が……。

肉離れなどのアクシデントにも見舞われず、足が動かなくなってくる30km以降も5km30分を何とか維持できたことは、とても満足しています。
また、坂の多い東京でのジョグは、幾つかある坂道を止まることなく走り抜けられたことからも、ある程度の効果があったものと思われます。
それにも関わらず、肉離れして後半かなりの距離を歩いていた昨年のタイムと大して変わらないのはどういうことなのか……。

まあ、この一年間のジョギングの成果が問われる(と思いこんでいる)レースだっただけに、満足して帰路につきました。
明けて今日、階段の上り下りにも苦労していますが、これもいつものことと。

運営スタッフの皆様、ほとんど口に入れずに湿布代わりと足にぶっかけていた水を用意してくれた給水スタッフの皆様、補給食品(バナナ)を持って立っていた方々、おいしい蜜柑をくれたボランティアのおばちゃん、沿道で声援を送ってくれた沢山の皆様に、感謝です。
また来年お会いできることを。