子どもが無意識のうちに、
感情を抑圧しキレやすくなったり、
社会的不適応に陥ったり、個性に嫌悪感を持ったり、
楽しむことや休むことに罪悪感を持ったりする、
そんな言葉かけを、交流分析では禁止令と言います。
このような関わりは、大人になり、子育てや対人関係など
人生に生き辛さを感じる原因のひとつです。
こうした知識を得ることは
自身の人格形成の過程がわかり、
育児や人間関係など物事がうまくいかないのは、
私がダメな人間だから、や
私に何かが欠けているから、などの
自己否定から抜け出すきっかけになります。
生き辛くさせているメッセージに気づき、
不要なものは修正していくことで、
自分の可能性を存分に輝かせることができるのです。
禁止令は、言葉だけでなく、
態度や接し方からも子どもに伝わっていきます。
親自身が不安や怒り、苦しみや寂しさ、
悲しみなど生き辛さを抱えたままであり、
自らもそのような環境で育ったことで起こります。
そうした親の態度は子どもの自己肯定感、
安心感や自信、自己選択の力を奪い、
上記のような生き辛さや、
うつ病などの心身症を発することもあるのです。
■■禁止令■■
(1)存在するな
・虐待や無視、家庭の不和を子どものせいにするなど、
親の問題を子どものせいにするような言動
・「生まなきゃよかった」
・「そんなことをするから叩かれるのよ」
<その影響>
・無意識のうちに、命を大事にしないような生活を始める。
・暴飲暴食、睡眠不足など健康管理を怠る
・あえて危険な場所に行く、
スピードを出し過ぎるなどの破壊的行為
・深い悲哀感や絶望感を持つ
(2)自然な感情を感じてはいけない
・泣いている子に、「もう知りません!」
・「これくらいで怖がってどうするの」
・「いつまでも泣くんじゃない」
・「痛くないでしょ」「怖くないよ」
<その影響>
・自分の感情を抑えつける傾向
・さみしい、甘えたい、やさしくして欲しい時、
それを素直に伝えられない、遠慮してしまう
・しかし内心では「私がこういう時はこうして欲しい」
ときわめて強い欲求を持つ
・それでいて、「期待したとおりにやってくれない」
と、ひとり恨んで悶々とする
はっきり伝えないから相手はわからない、
という事実に気づいていない
・なぜなら、自分が本当の気持ちを表現すると、
大事な人が離れていく、見捨てられる不安が強いため
・相手の態度に気を遣い、自分の本心を出さないので
期待はずれからくる不満や怒りが爆発することも
(3)おまえ(男、女)であってはいけない
・「あなたが○○だったらよかったのにねぇ」
・「男の子ならよかったのに」
・「女の子がうまれてがっかり」
・自分の性と違う格好をさせられる
<その影響>
・自分の性別を嫌ったり、自信が持てない。
・自己肯定感が持ちにくく不適応を起こしやすい。
その人の生き方に影響する禁止令について、
長くなりましたので、今日はこのへんで。
その他の禁止令や拮抗禁止令など、明日に続きます。
続き記事↓
生き辛さの要因~~禁止令その2
生き辛さの要因~~禁止令その3
生き辛い行動パターンを変えるために
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