書きながら私（中栖）の人生脚本にも、たくさんの
禁止令が含まれていたことを思い出しました。
「感じてはいけない」「信用してはいけない」
「強くなりなさい」「完全でありなさい」等々。。
いろんな言葉に駆り立てられていたと思います。
必死で頑張っていたころを思うといつも私は、
そのころの自分に
「本当に、よく頑張ったね」
「もう大丈夫。そんなに頑張らなくていいんだよ」
と声をかけ、抱きしめてあげたくなります。
そんなふうに、傷ついた自分を癒す方法として、
行動をコントロールし、苦しめている言葉
（禁止令・拮抗禁止令）
から、自分を解放する言葉をご紹介します。
昨日の記事にも少し触れました、
禁止令を許可する言葉（allowerアロワー）です。
禁止令はストッパー、行動を妨げるもの、
拮抗禁止令はドライバー、自分を駆り立てるもの、
そしてアロワー（allower）は、
ドライバーを抑制し、行動を許可するものです。
例えばドライバーをアロワーに変えるとこうなります。
（１）完全でありなさい
↓
完全でなくていい、ありのままの自分でいいんだよ
（２）周りを喜ばせなさい
↓
まずは自分を大切にしていいんだよ
（３）一生懸命やりなさい
↓
楽しんでいいんだよ、休んでもいいんだよ
（４）強くなりなさい
↓
感情を表現していいんだよ、辛い時には辛いと言っていいんだよ
（５）急ぎなさい
↓
ゆっくりやっていいよ、自分のペースでいいんだよ
こんな感じです。
いかがでしょう。なんだかホッとしませんか？
その他のアロワーも挙げておきます。
・存在するな
→私は存在してもいい、生きるに値する人間だ
・自然な感情を感じてはいけない
→私は感情を感じてもいい、感情を表現してもいいんだ
・おまえ（男、女）であってはいけない
→私は、私のままでいい
・楽しんではいけない
→私は、楽しんでもいい
・健康であってはいけない
→私は健康であってもいい 病気にならなくても愛される
・成功してはいけない
→ 私は成功してもいい
・重要な人物になってはいけない
→私は重要であってもいい 私は大切な人
・みんなの仲間入りをしてはいけない
→私はみんなの仲間になっていい 居場所をつくってもいい
・実行してはいけない
→私は実行してもいい やりたいことをやってもいい
・愛してはいけない（信用してはいけない）
→私は人を愛してもいい 信用してもいい
・考えてはいけない
→私は考えてもいい、考えるちからがある
・欲しがってはいけない
→私は要求してもいい 自分の欲求を優先してもいい
行動に禁止令でブレーキがかかった時
その都度許可を与えることで、
新しい回路（行動パターン）がつくられ、
繰り返すことによって強化されていくのですね。
また、ブレーキがかかった時だけでなく、
普段からふと思い立ったときなどに
自分へ声かけするのも効果があります。
たくさん声かけして、
脚本を生きやすいものに変えていきましょう。
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