NHKのクローズアップ現代という番組で、やらせがあったのではないかという問題が報じられています。

 

番組内で出家詐欺ブローカーとされていた男性が、記者の指示でブローカーを演じたと述べています。そして、ブローカーと多重債務者の交渉現場とされる映像が流されていましたが、男性は再現映像の撮影だと思っていたと説明しているようです。

 

マスコミの多くは、この問題を取り上げてNHKを批判しており、国会の予算委員会でもNHKの籾井会長に説明を求めていました。

 

これらの報道を見て、第一次安倍政権のときの「社保庁自爆テロ」を思い出しました。

 

社会保険庁(現日本年金機構)の年金記録のミスや不備により、宙に浮いた年金記録や消えた年金記録があることが平成19年に明らかになりました。杜撰な管理をしていた社会保険庁の責任であり、社会保険庁内部では問題視される以前から知っていたことです。

 

そもそも年金記録のミスや不備については、社会保険庁の職員が加入している自治労に大きな責任がありました。自治労は、業務合理化のためのオンライン化や電算化に反対しており、それによって年金記録についてミスや不備が増大していました。

 

当時安倍政権では公務員制度改革に取り組んでいて、官僚から猛烈な反対にあっていました。社会保険庁は解体されることに抵抗して、年金記録に不備があることを民主党など当時の野党に情報をリークして問題を顕在化させました。

 

社会保険庁は自ら作り上げた年金記録の問題を、安倍政権を倒すために利用して公務員改革を阻止しようとしたのです。

 

 

今回のNHKの問題も、年金記録問題と似たようなものではないかと感じています。クローズアップ現代は、これまでも嘘や捏造と言えるような反日的な内容を繰り返し伝えているような番組でした。天安門事件で大きな虐殺はなかったと報じたことがあるような問題のある番組です。

 

籾井会長は、嘘や捏造などにより反日的な番組を作ることを止めるような改革に取り組んでいます。クローズアップ現代は、その標的となるような番組の一つです。そのような番組のやらせ問題によって、籾井会長を非難して会長から引きずり下ろし、NHKの改革を阻止するのが狙いのような気がします。

 

責めるられるのは、やらせをした番組自体と、嘘や捏造をするNHKの職員や組織の体質です。それにメスを入れようとしている籾井会長を責めるのは、非常に矛盾していることになります。

 

今後、クローズアップ現代自体や捏造をしているNHKの体質ではなく、籾井会長の責任を問うような報道を反日のマスコミが繰り返しするのであれば、私の想像が当たっていたことになると思います。


(マスコミに関する他の記事)
○日本のマスコミにはジャーナリズムがない
○日本の在京テレビはまるで北朝鮮のスポークスマン

○大手新聞社は広告料詐欺をしている
○朝日新聞の悪辣な捏造記事
○東大生に見放されている朝日新聞  
○日本のマスコミに欠けている疑問を持つ能力
○W杯特番の視聴率低迷
○チャリティでガッチリ稼ぐ日本テレビ

○マスコミには責任感というものがないのか?

○朝日新聞は今後も捏造記事を出す可能性がある
○朝日新聞は池上彰氏以外に対しても掲載拒否をしていた

○朝日新聞のチェック体制は万全

○大手メディアの政治部は政策を語れない
○朝日新聞の問題は誤報ではない
○日本の良さを伝える番組
○日経新聞の記者は経済学を知らない?

○大手マスコミが財務省の主張を垂れ流す理由
○朝日新聞が今後も捏造記事を作ることを表明
○池上彰氏は嘘つき
○自虐史観(東京裁判史観)から目覚めたきっかけ
○クロスオーナーシップって知ってます?


こちらをクリックしてください!