HITOMI(以下H):ということで、今夜は生おがまんレポートに入りたいと思います。では、今夜も熱い生おがまんレポートをお願いいたします。
Ogaman(以下O):まず最初にですね、先週の日曜日、25日は僕の誕生日だったんですけれども。
斉藤店長(以下S):あらっ、そうだったんだ。いくつになったの?
O:えー、49歳ですけど。
S:おめでとうございます。
O:そのときに、大阪国際女子マラソン。
H:ありましたね。
O:僕はそのとき、JOY FITのトレッドミルの上で走りながらテレビ見て応援してたんですけれども、僕がずっとしている赤羽さん、初マラソンで非常にいいレースをしたんだけど、惜しくも2位でした。それでも2時間25分台、すごいですよね。
S:すごいですよ。
O:ネガティブハーフだしね、後半の方がペース上がってますから、だからトップからあれだけ遅れても、それでも自分のペースをしっかり守って走りきったっていうのは。
S:途中、引っ張ってましたよね。
O:そうそう。そして最後、ああやって離れちゃったらずるずるいっちゃいそうだけど、きっちり守って走ったっていうのは、やっぱり僕ら市民ランナーとしても、そういう部分って真似できることだなって思いました。
H:北海道からああいう選手がって誇りですよね。
S:いや、本当にカッコイイ。
O:まだこのあとも選考レースの結果次第では、ベルリンの代表に選ばれる可能性ありますし。
S:あと3枠あるんでしたよね。
O:そうですね。あと名古屋で日本人トップになる選手は自動的に決まりますけど、後の2人はそのほかの選手から選ばれますので。で、赤羽さんのブログには、優勝した渋井さんからのコメントもねあったりして。
H:おお、そうなんだ。
O:栃木県の出身で、1級違いになるのかな、仲いいんですよね、渋井さんと赤羽さんって。だからテレビでも増田明美さんが言ってたけど、赤羽さんが出るんで、それで逆に渋井さんに刺激になってああいういい走りができたんじゃないかって。
H:そっかそっか、なるほど。
O:そういうようなことを言ってましたね。
H:そうですか。じゃあ、ずっと最初から最後まで、大阪国際女子を見ていたんですか?
O:見てました。途中ちょっとね、トイレタイムで、数分間、台を下りていました。
S:でも2時間以上走っていたっていうことだよね。
O:はい、走りました。台の上で2時間10数分走りました。
H:おお、すごーい。
O:それでですね、話は全然変わるんですけれども、実は今日用意してきたのはその話じゃなくって、マラソンブームですね、さっき冒頭でHITOMIさんも言ってたけど、マラソンブームっていうことで、最近ちょっとネットで拾った記事で日経ネット関西版という記事がありまして、その中で紹介されていたのが、関西の大会も非常に参加者が増えていると。そのひとつの例としてあがっていたのが、2月8日に開催される神戸バレンタインラブランという大会があるそうなんですが。
S:あるみたいだよね。
O:これ、7,600人、今年はエントリーがあるそうです。前回の1.5倍なんだそうですが、その前2007年までは2,000人から3,000人のエントリーだったと。それがこの2年間で倍以上になっちゃってる。ものすごいんですよね。そのほか芦屋国際ファンランという大会も、去年初めて定員オーバーで足切りをしたとか、関西のレースも非常に参加者が増えているっていうことなんですよ。大阪梅田の阪急百貨店にあるシューズやウェアの売り上げも、もう前年の1.5倍とか、そのくらい物も売れているということで、すごいマラソンブームがやってきているというのが、数字としても現れているみたいですね。
H:某天国のむうちゃんが、上司から命令があったそうですよ。マラソンを続けろと。結局ブームだから、今度エッセイかなんか、自分で。
O:なるほどね。
H:もう、どんどん新聞も私物化なってきてますね。
O:それでね、その記事の中の最後の方で、ランニング学会の豊岡先生っていう方がいるのですが、まあ、大阪国際女子マラソンの解説もされていましたけど、この方がマラソンブームは本物かということをちょっと書かれてまして。
H:はいはい。
O:その中で、約20年前にも1度マラソンブームというのがあったそうなんですが。
H:あったんですか。
O:そのときはね、ブームの中心は中高年層だったそうなんですよ。
S:何がきっかけでブームが起きたんだろう、そのとき。
O:うーん、なんでしょう。やっぱり健康ブームなのかな・・・なんだろう。
S:今回は東京マラソンだよね。
O:今回は東京マラソンとか、それとメタボ健診が去年から始まったっていうのが。
H:メタボ健診大きいですよね。
O:うん。東京マラソンと健康志向。この2つがきっかけとなったということのようです。(グルグル)あっ、わかりました。両方から、目が回りそうなんですけれども、それで今回は中高年じゃなくて、若い女性がファッション面も含めて牽引車みたいになっているので、おそらく、ストレス解消の効果とかそういう面からいってもね、20年前のブームのように一過性じゃなくて、今回はこれが本物のものとして定着していくんじゃないかという分析をされてました。
S:でもね、ちょっと心配なのがね、若い女の子って移り気でしょう。だから走ってちょっと足が痛くなったら、「もういや」ってやめる子もいるんじゃないかなってちょっと思ってる。本物しか残らないんじゃないかなって。
O:それはありますね。ただね、僕が思うのは、今のブームってちょっと異常なくらい。
S:異常ですね。
O:膨らみすぎているかなって思うので。
S:ふるいにかけられますよね。
O:そう。これがふるいにかけられてもうちょっと縮小されていって、それで安定していってくれると、それがすごい理想的な姿になるのかなというふうに思います。
H:マラソンは文化になりうるかっていう感じですよね。
O:これ、文化にするかどうかっていうのは、僕たちランナーがどうやって走っていくかにかかっていると思います。
H:そうですね。はい、ありがとうございました。以上、大会インフォメーションでした。
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FMアップル アスリートの風は、毎週木曜日の夜20時から21時に76.5MHzで放送されている。コミュニティ放送のため聴取可能範囲は限られている(札幌市内の一部)が、インターネット放送 も行われているため、全国から聴取可能である(ADSL以上の環境と、Quick Time6が必要)。
この番組は「走る」パーソナリティ、市民ランナーのHITOMIさんが送る、札幌初の現役ランナーによるマラソン情報番組である。マラソンに関するあらゆる話題を取り上げ、毎週、各分野でマラソンに関わっている走ること大好き人間をゲストに迎えている。かくいう私も、2005年の11月に出演 して以来、準レギュラー兼旭川支部長を拝命することとなった。
2006年の2月から大会インフォメーションの中におがまんレポートのコーナーを作っていただくこととなり、最初はメールを送って読んでもらうというコーナーだったが、そのうち電話レポートをすることになった。ただ、どうしても時間が足りなくなることも多く、巻きが入ってしまうことがほとんどだ。一時は無理やり収めるように短くしようと思ったが、最近では無理に縮めることなく、HITOMIさんのグルグルを楽しんでいる。
自分としては、一リスナーとしてレポートをしていたつもりだったが、100回記念放送 の時はスタッフの一員として参加させて頂き、2006年の10月に創刊されたプログラムピックアップ誌・ピックアップル の中でもレポーターとして紹介されるようになった。第4号のピックアップル でも、ムコレンジャーが載っている。そして2007年8月16日の放送 では、家族で2度目のゲスト出演、そして2008年1月10日 には3度目、3月20日には4度目、9月4日には5度目のゲスト出演も果たしてしまった。
あっという間に丸3年を超えてしまったこのレポート。2008年4月からは転勤に伴い、今度は帯広支部長として、これからも皆さんに興味を持って聴いていただけるレポートをしたいと思っているので、もしも「こんなレポートを聴いてみたい」という意見等があれば、ぜひお聞かせください。
みなさん、木曜夜はアスリートの風を是非聴いてくださいね~!