vol.97 ランニングブームだからこそ | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

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還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

 東京マラソンまでちょうど1ヶ月となりましたけれども、実は昨日ちょっと、某テレビ局の制作会社から僕のところにメールがありましてですね、今年の東京マラソンを仮装で走る人を探しているということだったんですよ。それで、僕に「今年はどうなんですか?」ということだったので、今年は抽選に外れたので、という返事をしたのですけども、なんか探しているようなので、もし番組を聴いている方で今年の東京を仮装で走りますよという方がいましたら、Road to SAROMAN BLUEの方までコメントをいただければと思います。


 その東京マラソンがですね、今の空前のランニングブームのきっかけとなったのですけども、大会の参加者も軒並み増えてますが、良い面だけじゃなくて悪い面も出てきていると思うんですよ。


 今ちょうど発売中のクリールでもマナーの特集をしてましたけども、その中でベテランランナーの言葉として「最近はマナーを知らないランナーが増えている」という話が載ってました。でもベテランランナーがみんなマナーが良いかというと、残念ながらそうではないんですけども、ただそうしたマナーを教えてくれる場面というのが、意外と少ないんじゃないかなという気がするんですよね。走友会とかに入っていると、周りの人たちがそういうマナーを教えてくれるという場面もあるかと思うのですが、チームひとりで走っちゃうと、そういうようなマナーを伝えてもらえる場所っていうのがないですよね。


 少なくとも、テレビのマラソン大会で映っている競技ランナーの走りっていうのは、市民ランナーがマナーという点でお手本にするべき走りじゃないと思いますし、こういうクリールのような雑誌で、ビギナー向けのマナーの講座とかっていうのを載せるのは、すごくいいことだと思うんですよ。ただちょっと内容的にはね、僕の考えとちょっと違うところもあったなと思ったのですけども。


 たとえばツバの話なんかでも、クリールではツバを吐きたくなったらコースの端に寄って、コースの中央にツバを吐くなよっていうようなことが書いてあったのですが、僕としてはそういうふうに書かれちゃうとツバを吐くのはいいことだというように思われちゃうんじゃないかと、ちょっとね、そういうような感じもしたんですけどね。


 例えば前にもちょっと紹介したと思うのですが、第1回、第2回の東京国際女子マラソンを連覇したジョイス・スミスさん、僕がテレビ観戦をしていたときに、ハンカチを持って走られていたんですよね。そして女性がツバを吐くというのは美しくないからということで、手に持ったハンカチで口を拭きながら走って、そして第1回、第2回と連覇しちゃったという、そういうような方だったのですが、そういうような姿が定着してくれればよかったなと思うのですけれども、残念ながらそのあとそういうようなランナーをテレビで見るということはなかったのですが。


 やっぱりこういう姿というのは広まってほしいと思いますし、僕は2002年にホームページを開設したのですが、その中で3つのマナーを実践するって宣言しているんですよね。ひとつは道路にツバを吐かないこと。もうひとつはコップやスポンジはゴミ箱に捨てること。で、もうひとつは声援には応えること。で(グルグル)、あっ、はい、わかりました。こういったマナーっていうのは、難しいことじゃなくって、日頃自分の家の中でしていることを皆さんに考えていただきたいと思うんですよ。家の中でツバを吐いたり、ゴミをそのへんに捨てたりしないと思うんで、だから本当にね、普段自分の家の中でやっていることを、大会でもやりましょうということで、今日のレポート、終わらせていただきます。


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 FMアップル アスリートの風は、毎週木曜日の夜20時から21時に76.5MHzで放送されている。コミュニティ放送のため聴取可能範囲は限られている(札幌市内の一部)が、インターネット放送 も行われているため、全国から聴取可能である(ADSL以上の環境と、Quick Time6が必要)。


 この番組は「走る」パーソナリティ、市民ランナーのHITOMIさんが送る、札幌初の現役ランナーによるマラソン情報番組である。マラソンに関するあらゆる話題を取り上げ、毎週、各分野でマラソンに関わっている走ること大好き人間をゲストに迎えている。かくいう私も、2005年の11月に出演 して以来、準レギュラー兼旭川支部長を拝命することとなった。


 一昨年の2月からおがまんレポートのコーナーを作っていただくこととなり、最初はメールを送って読んでもらうというコーナーだったが、そのうち電話レポートをすることになった。ただ、どうしても時間が足りなくなることも多く、巻きが入ってしまうことがほとんどだ。一時は無理やり収めるように短くしようと思ったが、最近では無理に縮めることなく、HITOMIさんのグルグルを楽しんでいる。


 自分としては、一リスナーとしてレポートをしていたつもりだったが、100回記念放送 の時はスタッフの一員として参加させて頂き、2006年の10月に創刊されたプログラムピックアップ誌・ピックアップル の中でもレポーターとして紹介されるようになった。第4号のピックアップル でも、ムコレンジャーが載っている。そして2007年8月16日の放送 では、家族で出演も果たしてしまった。


 あっという間に丸2年になろうとしているこのレポート。これからも皆さんに興味を持って聴いていただけるレポートをしたいと思っているので、もしも「こんなレポートを聴いてみたい」という意見等があれば、ぜひお聞かせください。


 みなさん、木曜夜はアスリートの風を是非聴いてくださいね~!