◆白血病からの社会復帰25~無菌室の中で考えたこと、「私は・・・ | 幸せな就職転職・働く人生(キャリア)~大阪のキャリアコンサルタント木村典子

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就転職・仕事の悩み解決7000人以上、キャリア関連セミナー・研修の実績2000件以上。指導者レベルの国家資格1級キャリアコンサルティング技能士も所持し、5雇用形態と20職種・白血病克服のキャリアコンサルタント木村典子が、「幸せキャリア」のヒントを綴ります

幸せな就職~キャリアコンサルタント木村典子です♪

※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「シリーズ連載への想い」を先にお読みくださいひらめき電球

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前回(第24話) の続きです。

「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。

(※シリーズ目次は、コチラへ

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2001年9月11日、急性骨髄性白血病で緊急入院。

その前の体調不良~発覚・告知についての詳細は、(第2話)(第6話) を、

入院直後の波乱~血縁者ドナー探しまでの詳細は、(第7話)(第22話) をお読みくださいね。

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2001年10月、無菌室へ移動(第23話)

2002年1月まで約4ヶ月間、化学療法(抗がん剤治療)で入った無菌室の頃を思い出して、「そう言えば、あんな風に考えようとしてたな~」と、自分のことながら、ふっと微笑んでしまうことがあります。

「私は、囚われのお姫様なんだひらめき電球

心理学的に言うと「リフレーミング」をしていたんですね。

リフレーム=フレーム(枠組)を変える、つまり、事実をどう捉えるかの視点を変えて、違う意味づけをすると言うことです。


その頃の私は、そんな専門用語は全く知りません。まだキャリア支援の仕事に出会う前で、元々理系の私でしたから((第1話) 参照)。

そんな専門知識がなくとも、「どうやって苦痛を避けて、幸せを感じようかと、自然と回路が働いたんでしょう。生きるために、命をつなぐために。


「私は、囚われのお姫様だから、この部屋から出られない。お姫様だから、手にするものは消毒してあるし、物を落としても、看護師さんに拾ってもらって消毒して手渡してもらうんだ。」

制限だらけの無菌室での治療生活の中、気がついたら、懸命にそんな風に考えようとしていました。

検温に訪れた看護師さんに、
「私、囚われのお姫様だと思うことにしましたビックリマーク」と宣言した覚えがあります。

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”どうしても変えられない事実”が目の前にある時、その事実は変えられなくとも、どう捉えるか・どう考えるかは自分で変えられます。

少し捉え方を変えるだけで、苦痛が減るなら、幸せを少しでも感じられるなら、変えなきゃモッタイナイベル

捉え方を変えると、見え方が変わる。

同じ時間を生きるなら、幸せ感じて生きましょうねベル


こちらへ つづく・・・

※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私 の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。

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【シリーズ目次】

◆目次~白血病か らの社会復帰

【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)

【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事 も楽 しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】

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幸せな就職~キャリアカウンセラー木村典子(のり)


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