※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「シリーズ連載への想い」を先にお読みください
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前回(第24話) の続きです。
「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。
(※シリーズ目次は、コチラへ )
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2001年9月11日、急性骨髄性白血病で緊急入院。
その前の体調不良~発覚・告知についての詳細は、(第2話) ~(第6話) を、
入院直後の波乱~血縁者ドナー探しまでの詳細は、(第7話) ~(第22話) をお読みくださいね。
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2001年10月、無菌室へ移動(第23話) 。
2002年1月まで約4ヶ月間、化学療法(抗がん剤治療)で入った無菌室の頃を思い出して、「そう言えば、あんな風に考えようとしてたな~」と、自分のことながら、ふっと微笑んでしまうことがあります。
「私は、囚われのお姫様なんだ
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心理学的に言うと「リフレーミング」をしていたんですね。
リフレーム=フレーム(枠組)を変える、つまり、事実をどう捉えるかの視点を変えて、違う意味づけをすると言うことです。
その頃の私は、そんな専門用語は全く知りません。まだキャリア支援の仕事に出会う前で、元々理系の私でしたから((第1話) 参照)。
そんな専門知識がなくとも、「どうやって苦痛を避けて、幸せを感じようか」と、自然と回路が働いたんでしょう。生きるために、命をつなぐために。
「私は、囚われのお姫様だから、この部屋から出られない。お姫様だから、手にするものは消毒してあるし、物を落としても、看護師さんに拾ってもらって消毒して手渡してもらうんだ。」
制限だらけの無菌室での治療生活の中、気がついたら、懸命にそんな風に考えようとしていました。
検温に訪れた看護師さんに、
「私、囚われのお姫様だと思うことにしました
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”どうしても変えられない事実”が目の前にある時、その事実は変えられなくとも、どう捉えるか・どう考えるかは自分で変えられます。
少し捉え方を変えるだけで、苦痛が減るなら、幸せを少しでも感じられるなら、変えなきゃモッタイナイ
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捉え方を変えると、見え方が変わる。
同じ時間を生きるなら、幸せ感じて生きましょうね
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こちらへ つづく・・・
※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私 の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。
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【シリーズ目次】
◆目次~白血病か らの社会復帰
【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)
【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事 も楽 しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】
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