JIN-仁- 最終話 「タイムスリップの果て…時空を超えた物語が今!!」 | のだめと申します!

のだめと申します!

日頃ノドまで出掛かってるが中々言えない事、
今まで語れずにいた「ノドまでタメてた話を申告」などを掲載していく
自由ブログです。

ついに終わった。。。
25.3% だぞ
平均視聴率:19.0%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)

第五話では、今期初となる視聴率20%超えを達成。その後も高視聴率をキープし、
最終話では瞬間最高視聴率29.8%を記録。この記録は、2009年に放送された全民放局の
連続ドラマ視聴率の中で最高となる。

という情報だ。


でも、TBSの話だと映画化やら続編やらSPは考えてないってさ・・・
チラッとやってみたら凄い人気が上がってしまい「え~どうしよう!」って困ってるのか?
原作もまだ続いてるし。


では、最終回のあらすじからいってみよ!


突如、刺客に襲われた龍馬(内野聖陽)を助けようとした仁(大沢たかお)は、
そのまま龍馬とともに崖から落ちてしまった。ところが、仁が目を覚ました時、龍馬の姿はどこにもなかった。

タイムスリップしてしまった時の記憶が鮮明に蘇る…あの日、運ばれてきた身元不明の患者は、
龍馬だったのか--?勝海舟(小日向文世)らも捜索に奔走するが、龍馬の居場所は
依然としてわからぬままであった。

そんなある日、仁のところへやってきた佐分利(桐谷健太)は、
自分が乳の岩(乳がん)について調べたという資料を仁に渡し、
「もし乳の岩かもしれない患者がいるのなら、調べさせてほしい」と訴える。
佐分利の熱意に動かされ、仁はふたたび野風(中谷美紀)を診ることを決意。
しかし、野風の身請け話の行方が恋人・未来(中谷美紀)の存在に関わると考える仁は、
明らかに乳がんの兆候が見える野風に対し「悪性かどうかはわからない」と言葉を濁し、
手術に踏み切ることができず--!?

一方、咲(綾瀬はるか)も縁談の話が着々と進み、ついに結納の日を迎えるのだが…。


龍馬が消えてしまった。

仁は、恭太郎(小出恵介)達に捜索の応援を頼んだ。
「チョット尋ねるが、このあたりに流れ着いたものは居らぬか?」
恭太郎達は龍馬を探して回るものの、龍馬の姿はどこにもなかった。


勝海舟が
「どっちにしろ海軍は当分、龍馬なしってことか」
それを聞いた仁は、
「日本は、坂本龍馬なしに進むってことですか?」
「・・・そうさ。だが先生、あいつがなくなりゃ、あいつの代わりになるやつが自ずと出てきて、
あいつがやるはずだったことをやるもんさ。世の中ってのはそういうもんだと俺は思うんだよ。
ま、もう少し探すさ」

う~ん奥深い・・・。なんでも歴史通りに嵌めようと仁が焦ってるけど、そんなことしなくても
やっぱり其のとおりに進んでいきそうな感じ。


「心配しないわけではなかったが、俺は半ば確信しつつあった。
龍馬さんは、タイムスリップしてしまったのではないだろうか。
そして、あの患者として病院に運ばれてきて、もの珍しい土産として、救急医療用のパッキンや、
ホルマインを持ち出そうとした」

「・・・やりそうだ。」ぶあはははは!ほんとやりそうだな。
この回想シーンの場合、包帯男は内野さんじゃないかな~体格やら動きから言って。
なんか医療バッグをラグビーボールを持って参戦してるみたいな姿だったぞ。

マジそれを江戸へ持ち帰って面白おかしく語るんだろうな。


仁は、野風の胸のしこりの件ををスルーして身請け話壊さず、子孫の未来を誕生される事が目的
では、あったが医者としてそれはどうかと。

そんな時、佐分利が乳がんの患者が居るなら診たいと資料『乳岩弁証』も持参して
「乳の岩のことなら、お役に立てるかもしれまへん」
佐分利は女郎達に金を払って診察の協力を得ていたのだ。
つうという名の女郎と知り合ったのもこれがきっかけ
と、彼是熱く語れ野風を診察する事に。

写真は、また変わっており未来と仁が病院の屋上で幸せそうな笑顔を浮かべるツーショット
コロコロ変わる写真じゃの~。
「ガンじゃないこともあるよな」と自分に言い聞かせて野風を診る仁。

ところが、佐分利の診立てでは、間違いなく悪性のガン・・・。
なのに、仁は
「そうとも言い切れないんじゃないでしょうか
乳頭分泌は悪性の岩に限ったことではありませんし、
良性なものであれば、取り出す必要もないでしょうし」
「先生・・間違いなくタチの悪い岩ですって!」
「・・乳房にメスを入れるというのは大変なことなんです。
切ることになれば、身請け話も潰してしまうことになるでしょうし」←ココが重要か!
「私には・・まだ判断が」と渋る渋る
「しかし!」
「南方先生がそう仰るなら、切らぬ方が良いのでありんしょう」
ずっと仁を見つめながら野風言った。


帰り道、しょんぼりしてる佐分利
「・・・私の見立ては信用してもらえへんってことですよね」
「そうじゃないんです。確定が出来ない以上、私に切る勇気がないってだけで」
「だからそれはつまり、信用してもらえなかったっちゅーことですよね。」

いつもの仁ならオペに踏み切るのにと納得イカナイ気持ちいっぱいで
腹ただしい気持ちで仁を置いてさっさと歩いて行ってしまう佐分利。


山田純庵(田口浩正)から佐分利の話を聞く仁
「この間、打ち明けられたのですが、佐分利殿は以前、華岡流にて学び、
乳の岩の研究が、合水堂の当主・華岡良平先生に認められて、
あの若さでなんと、免許皆伝になったそうでございます。が、ある時、研究に協力した女郎から、
乳の岩の手術を頼まれまして、まあ、手術には成功したのですが、その女郎、感染症が元で
亡くなってしまったそうでございます。佐分利殿を面白く思わない者たちに、ここぞとばかりに
人斬り医者、とやられたそうで。身の上を隠し、逃げるようにこちらに来たそうでございます」
「佐分利先生は、私の為に身の上を明かす決心を?」と仁。
「ええ。手術となればエーテルより深く長く効く麻酔が必要であろうと、
 既に、華岡流秘伝の麻酔薬、“通仙散”を作る準備を始めて。」
「秘伝のものなんか、いいんですか!?」
「佐分利先生は、以前の腑分けのことを、償いたいのだと思います」

なるほどね~そんな佐分利の真心をスルーするなんて・・・と連日飲んだくれてるフテクサレの佐分利。
二日酔いにはORSなのね。そ!飲んだあとはスポーツドリンクだったっけ。

仁は、迷うのね~野風を助ければ未来が生まれなくなる・・・・。
けど医師としてそれは如何なものかと。


そんな中、龍馬がひょっこり帰って来たぜよ~~
タイムスリップしてたんじゃなかったのね~~。


「おぉ。刺客に襲われ川に落ちたんじゃけんど、気付いたら海近くの漁師小屋におっての~。
出される魚が絶品での!つい、土佐を思い出し。出てくる女子は、浅黒いハチキンで
こらまた土佐を思い出し!」
連日宴会で盛り上がってたんだってさ~。
いつの間にか、こんなに日が経ってしもうたっちゅうわけじゃ。アッハハハハハハ!」
「浦島太郎か・・」と福田玄孝(佐藤二朗)←これオチか?
「で、南方先生は、どうしてるがじゃ?」やっぱり仁が気になる存在なのね~。

仁は、洪庵(武田鉄矢)の墓参りに来ていた。
そこで、野風を手術するかどうかの胸の内を吐露していた。
それを龍馬が聞いてたのさ。

久々に勝先生の所に戻った龍馬は勝に相談してみる。
「のう、先生。例えば、目の前で先生の子が死にかかっちょる。
けんどその子を助ければ、代わりに先生の別の子が殺される。
そん時先生は、目の前の子を助けるかえ?」
「俺はそんな下手は打たねーよ」
「例えばじゃ」
「いっそ、誰かに決めてもらおうかな」
「決めてもらう!?」
「銭を投げてもらって決めるとかな。どっちを取っても後悔が残るんなら、運を天に任せるのも一つの手さ」
なるほどね~。これが、後に龍馬が未来の話に乗らない複線か。


鈴屋では、野風の送別会が行われていた。
表では、鈴屋の建物を見ながらまだまだ迷っていたら
背後から胸を揉まれちゃって・・・・アラアララ
「ちょっちょっちょ!!」
そんなこたあするのは、龍馬だぁーー。
目をこすって龍馬を見る仁。
「ダッハハハハハハハハハ・・・・・・!」
「龍馬さん・・・・ですよね?」
「ほれ、足もついちょるぜよ」タップを踊るかのように軽やかに足を動かす龍馬。
「本当に龍馬さんですか!?嘘ついてるんじゃないですよね。」
体をあちこち触わってみる仁。
「アッハッハッハッハ・・・こそばいな、ワン!わしは犬やないぜよ。」
「今までどこにいたんですか!」
「漁師んとこで、世話になっちょったがぜよ」
「漁師って・・あ!江戸の漁師ですね!」
目の点の龍馬
「先生、ちっくと」と仁の手を引っ張って路地に連れ出す龍馬
「龍馬さん!どこ行くんですか?龍馬さん!待ってくださいって。何なんですか、龍馬さん」
路地に入ると突然土下座する龍馬
「野風を、助けとおせ!聞いたがじゃ。野風が、乳の岩かもしれんがじゃろ?」
先生が、迷う気持ちはわかる。けんどここは一つ、どうかわしの為に、しゅじゅちゅを、してくれんかい。」
「わしの、為?」
「わしゃ考えたぜよ。ここで、野風の乳を切れば、野風の身請けが流れる。
女郎としても、お払い箱になる。さすがの野風も、この先頼りのうなるろぅ?
そこでワシの出番じゃ。こう言うがじゃ。
“乳なんぞ、あろうがなかろうが構わん!わしがおまんの面倒を見る!”
これは効く!さすがの野風も、ははぁちゅうて落ちるぜよ。ちゅーわけで先生、頼む!」頭を下げる龍馬
「・・・龍馬さん、お気持ちはわかりますが、」
「やかましいがじゃ!切れっちゅーたら、切れ!いいかえ?切ってち、いい言うがは、わしじゃ。
先生はただ黙って、わしの頼みを聞けばええがじゃ。しゅじゅちゅの後の事は、何が起ころうとも
なんもかんもぜーーんぶわしのせいじゃ。・・・わしのせいじゃ。そやき・・・野風を、助けとうせ」

この龍馬の度胸に仁の方が落ちたぜよ~。


火消しの辰五郎(中村敦夫)とも話す仁。
前に、好きだった女性のいる家を、そうとは知らずに、火事を食い止めるために壊したってと言う話で
「もし、その人が家にいるのを知っていたら、壊しましたか?」という質問に対して
辰五郎は「「そんなもん知るかよ、ただ・・・あいつは壊せって言ったかもしんねーな」

なるほどね~
いつか、未来と屋上でした話を思い出す仁。
未来が手術を受けるという事で
「これが成功したら、何千人もの人が、これから希望を持つことが出来る。
もし、失敗しても、その礎となれるんなら、この手術は無駄じゃない」という未来の言葉

仁の迷いが飛んだ。

「通仙散の処方をお願いします」と佐分利の所へ
「お願いします」
「・・・はい!!」嬉しそうに返事をする佐分利、良かったわね~。

再度野風を診察する佐分利&仁。
「悪性のものやった場合、一旦成功したとしても、再発や転移することもあり得ます。
それでも手術を受けてもらえますか?」と佐分利。
「もし、上手くいかずとも、あちきの手術は、先生方のご研鑽の一つと、なりんしょうか?」
「もちろんです!」と佐分利。
「・・・あちきなぞが、医術のお役に立てるのなら、これ程の喜びはありんせん。この命・・・お預けしんす」
「はい」と仁。

この野風の発言は、やっぱり未来の先祖だね。


野風の身請け話は御破算になった。
女将(水沢アキ)は、怒っていたけど彦三郎(六平直政)は
「あの子には、随分馴染みを増やしてもらったし、これ以上、欲はかきますまい。
あの子を、よろしくお願いします。」と快く野風を送り出す事に。


白無垢を着た野風が登場!
「長らく、お世話になりました。では、皆さま・・・おさらばえ」
野風は穏やかに微笑むと、大門まで続く道を練り歩く。
「白無垢で出ていくとは、野風らしいことだと。
出て行く時も花魁道中なんだね。それだけのレベルの人だったんだね。

けど、門を出たら、高下駄脱いで裸足で歩き出したけど、替えの草履とかこのあとあるんでしょ?

仁友堂に野風がオペを受けに来た。
「ふつつか者でござりんすが、よろしゅうお願いしんす」
「はい」


咲の所に佐分利がやってきて、まだ置きっぱなしになっていた医術具を取りに来た。
野風の手術をする話も其の時に知る咲。
しかも、その日は咲の結納の日だった。

咲が仁がよく行く崖に足を向けると仁が、箱に収めた写真を埋めていた。
「野風さんの手術をすることになったんですけど、術前に見ちゃうと、また決心が鈍るかもしれないんで」
「・・・申し訳ございませぬ。後先も考えず、勢いで軽々しいことを申し上げ、
先生が、どれ程のお気持ちで」
「咲さんに言われたからじゃないですよ。もしかしたら、未来が生まれなくなるとは限らないと思ったんです。
手術が終わったあと、意外に元に戻っていたりとか、未来が子どもになっていたりとか、
私が手術されるほうになっていたりとか、元々こんな信じられないことが起こっているわけですから、
何が起こってもおかしくないと思ったんです。・・・って言いながら埋めちゃうんですけどね。
私は臆病ですから」
「・・・神は乗り越えられる試練しか与えません。試練のあとには・・・きっと・・・素晴らしい未来が」
「ありがとうございます、咲さん。あ、縁談、どうなったんです?」
「明日が、結納です」
「明日?」
「はい。」
「上手く、いってるんですね、良かったです」
「・・・では」帰っていく咲。
なんかこの二人やっぱり・・・・やっぱりじゃない?
仁の心にやっぱり・・・やっぱりじゃない?


製造所では、野風のオペの日を迎えていた。龍馬は、こういうの苦手だからって今日は来ないのよね~
其の数日前に野風のお見舞いにちゃんと来たきーー。
麻酔薬・通仙散を飲み干し横になる野風。
「麻酔効きました」佐分利の言葉にふーっとひと呼吸をして
「始めます」
乳房に印をつけていく
「よし、咲さん・・・」つい、いつものように助手の咲を呼んでしまう仁。もういねーよ結納だよ。


結納の準備をしてる咲の耳に
「咲さん、メス・・・」と仁の声が聞こえたような気がする咲。

その咲がいないことを思い出し、傍の医師に「すいません、メスお願いします」と声をかける仁。
仁は乳房にメスを入れる。


其の頃、蒲生の待つ部屋の前で涙を流していた咲。
「母上・・申し訳ございませぬ」
咲はそう言い、イキナリふすまを開ける。
「兄上、そしてお師匠様、相済みませぬが、この結納の品をお受けすることは出来ませぬ!」
「咲!何を!」と慄く母・栄
「私には・・・参らねばならぬところがございます。ある方の汗を拭きに、参らねばならぬ処がございまして、」
「橘殿!!一体これは!!」仲人さんがアセアセアセ
恭太郎がズイズイと咲の方へ歩み寄り
「このうつけ者がーー!!」
恭太郎は咲を掴み、庭に連れ出し放り出す。
さわざわ土の柔らかい所を狙ったのね怪我しないように・・・天晴れ恭太郎
「自害せよ!」
「恭太郎!」母・栄が叫ぶ。
「女だてらに医術に夢中になり、ようやくまともになったかと思えばこのざま!!今日という今日は許さん!」
咲の短剣を抜く恭太郎シャキーーーン!
「自ら出来ぬと言うのなら、」
咲の手に短剣を握らせる恭太郎。
「橘殿!何もそこまでせずとも!!」と仲人さんオロオロオロロ
「行け、あとは私が何とかする」
恭太郎が小声で咲に囁いた
「兄上・・」
「お主の面など、二度と見とうはないわ!!」
上手い!恭太郎の一芝居だ、いいぞ!真澄ちゃん・・・あ、お兄ちゃん♪咲の心は知ってたものね。
咲は橘家を飛び出していく。
第1話の時にも出てきたように、着物の裾を巻くり上げ肌襦袢チラつかせながらも構わず走り続ける咲。
草履履いてないけど、厚みのある足袋だからいいよね。こっちの方が草履のままより走り易いか。
草履履いてら靴擦れ起こすもんね。


野風のオペは着々と進んでいた。
そんな時、5人の武士達が突然やって来た。
野風の身請け先の御家紋様から野風の病を見抜けなかった事を
厳しく攻められた医師・三隅(深水三章 )が仁に逆恨みをして金を握らせ送り込んだのだ。
「お武家様、一体、」と製造所を守っている医師たちが驚く
「我が藩のお殿様に恥をかかせた女郎がここに匿われていると聞いた!」と、武士のリーダー(甲本雅裕)
「何を、なさる・・・」
阻止しようとすると、武士は刀の柄で山田の腹を突く。
「検める!」
「おやめくださーい!中では手術が行われております!
手術中に踏み込まれれば患者は死に至ります!」必死に止める山田だが
武士たちに取り押さえられ、手術が行われている奥の部屋の戸を突き破ろうとする。

出血が酷く、止血を試行錯誤する仁たち。
外の騒動にも気を取られるも「続けましょう」と仁はオペを続行。
だが、建物が破損しかかり仁たちが集中できなくなっていた。

その時!
「おやめくださいまし!!」
咲の声だ。なんとも勇ましいぞ!

正義の味方咲ちゃん登場!

ダンダンダン♪ダンダダンダン♪


「何人たりとも、

消毒することなく手術室に入ることは

許されませぬ!

ここは医者の聖域にてございます!
何人たりとも、許可なく入ることは

叶いませぬ!どうぞお引取りを!」
「女の出る幕ではないわ、どけ!!」
武士の言葉に咲は短剣を抜いた。
「どうしても入ると仰るのなら、ここで命を絶ちます!どちらのご家中かは存じませんが、
このような所業は討ち入りも同然!あなた方もご覚悟召されませ!」


中では、
「咲さん・・・」と仁。
「どうします?先生」と不安な佐分利。
「・・・・続けます」そうこなくっちゃ!さ、咲ちゃん上手く時間稼ぎしてね♪

外では
咲が短刀で自分の喉元に突き立てている。

中では、止血に成功し次の施術に入って行く。

外では、
「脅しじゃ、自害など出来るわけがない」
と、さっきっから5人のリーダーだからって貰うセリフを多くのたまう武士。

短刀を喉元に近づけたとき、刃先が喉に軽く刺さり出血、一瞬動揺する咲。
「やはりな・・・行くぞ」と五月蝿いリーダーの指令で油断しちゃった咲にジリジリ近づく武士たち
「脅しではございませぬ!脅しではございませぬ!!」
一か八か咲が短刀を喉に強く当てようとしたとき、
手術室の扉が開く・・・・ガラガラッ~!
「何の御用でしょうか!」と仁が手術帽やマスクを外して出て来たーーーー!
「我が藩の殿を侮辱した女郎を渡していただこうか。」
「大殿様が彼女を捕らえると仰ったんですか?鈴屋さんからは、乳の岩の件を申し上げたところ、
残念だが仕方ない、養生するようにと温かい言葉を頂いたと聞きました。
これは、本当に大殿様のご指示なんですか?」
気まずい空気が流れて、武士たちが帰っていく。

こういう所っていくら理不尽でも、やっぱり当時の人は素直で真面目だよね・・・。
意外とイイ人かもね、リーダー♪

咲が結納蹴って仁の元へ・・・・・仁はジーーーーンと心でしただろうね。仁だけに・・・サムッ(→o←)ゞ


で、手術成功したから、未来の写真がどうなっていたかというとーーー。
箱の中には・・・・・なーーーんも入ってなかったんだってさ。(((( ;°Д°))))
おお!チャラララララ~ン♪←オリーブの首飾り

困惑している仁の言葉に黙って耳を傾け、時として相槌を打つ。。。癒しの聞き役の咲。

「どういうことなんでしょうね。単に、未来であの写真を撮った瞬間が消滅してしまったという
ことなのか、私と未来が出会うという未来そのものが無くなってしまった
ということなのか、それとも・・・私は・・・私も未来も生まれない未来を作ってしまったということなのか。
・・・・もう、何も。わからなくなってしまいました。」
「あ・・・ある日突然、出てきたりするやもしれませぬ。突然消えたわけでございますから」フォローする咲。
「・・・・でもね、咲さん。一つだけ確かな事は・・・私が解放されたってことなんです」
「解放?」
「これでもう・・・未来に一喜一憂する必要もないじゃないですかこれからは、目の前のことだけを見て、
ただ懸命に生きればいい。・・・・・もっとずっと・・・・・
ずっと生きやすくなる未来のことが何もわからなくなるなんて、うろたえて、絶望してもいいはずなのに、
なんか・・・涙も出ないんですよね。 ただそのことに・・ほっとしている自分がいるんです。
私は・・・本当に酷い・・・・酷い・・・」
「・・・酷いのは・・・私です。未来(みらい)から解放されたと仰る先生に、私は、ほっとしております
・・・・酷い女でございましょう?先生が酷いなら、私も酷うございます」可愛いわね咲。
咲を見つめる仁。
「・・・・あちらで待っておりますので」と気を利かせていこうとすると・・・・
「・・・・ここにいてくれませんか?」
おお!これは・・・まさしく・・・だよね。
「いてください」と言われ咲は仁の隣に腰掛けた。
「・・・あ、野風さん、お気づきになられました」
「そうですか。良かったです」
「血色も、よろしくて」
「(うなずく)良かったです」
「はい」
「良かったんですよね?これで・・・良かったんですよね」
「・・・・・はい」
「・・・・・良かったんですよね」
「はい」

この「よかったんですよね?」「はい」は延々と繰り広げられたのだった。
仁の迷いも不安も、咲がいつも隣にいてくれたから進む事が出来たって事が良くわかっただろう。


野風の診察に仁と咲の息の合ったコンビネーション。
「叶いませんなぁ」と静かに呟く野風。


野風の退院数日前
暫く仁友堂で働けばいいのにという龍馬が勧めてもNG
ほいたら、わしんところに来るかえ?構わんき。どうや?と口説かれてもNG
けど、野風は龍馬の手とり自分の胸に当てる。驚く龍馬。
そして「見事に、治していただきんした。これ以上望んでは、バチが当たりんす」と龍馬の手をポンと外す。
ほ~~~最期にやっと野風に触れる事が(しかも野風から)叶って良かったね~龍馬。


退院当日
唐突に野風は仁を傍に呼び
「では、南方先生、最後に一つだけ、お願いがありんす」
「何でしょう」
「少しこちらへ」
野風は仁の胸元をグイと引き寄せキスしちゃったよ~~~ん。

「おぉ!」驚く龍馬&咲。

「咲様、南方先生はかように、医術以外は隙だらけのお方でありんす故、しかとお守りを」
「・・・・・はい!」
「・・・では、皆様・・・おさらばえ」きっとまたいつか会えるよの未来の言葉を思い出す仁。

丁度雪が降ってくる。
龍馬は言った
「野風ーーーっ!!まだ雪になりたいがかー!!」
野風は、振り返りアカンべーをして微笑む。
「まっぴらごめんでありんす!これからは、己の足で、行きたいところに行くでありんす!
そこで誰かと出会い、誰かを慕い慕われ、誰よりも!!幸せになるでありんす!!
南方先生の手で、生まれ変わらせて、いただいたのでありんすから。
南方先生!ほんに・・・ほんに・・・ありがとうござりんした」
「・・・良かったです!私は・・・あなたを助けられて・・・良かったです!」涙を流す仁
泣きながら仁の言葉を大切に受け止める野風。
「良かったです!野風さん!」
野風は微笑み、医術所を出ていく。この立居振る舞いが素晴らしい!!!やっぱり中谷さん。

「水というのは、不思議な物でございますね。雨になったり、湯気になったり、
氷になったり、雪になったり、さまざまな姿になるけれど、本当は、全て水。」と咲の言葉
賢いわ~~~凄いわ~~~~。はよ一緒になれよ仁と。
未来がもういいなら咲だろ?咲。


CM明けたら、川のシーンに何かがポチャンって何?
例の10円玉????


仁は、龍馬に今後の展開について触れようとした。そう、龍馬暗殺のお話。
来年大河で福山雅治が演じますとまでは言うつもりないだろうけど

ところが、龍馬は
「聞いたところでどうにもならん。10年先、100年先を知ったところで、
日は一日一日明けていくだけじゃ。一歩一歩、進むしかないがじゃ。
わしも、先生も。地を這う虫のように」これ、勝先生の言葉に納得したんだろうな・・・。
「・・・じゃあ、龍馬さん。また明日」
「おぉ!また明日じゃ」
中々深いシーンだったわね。確かに、自分の人生気になるけど先の話を知ってもね~~。
いい話じゃなきゃ知りたくないぜよ~~。


野風は、野風塾と言う手習い塾を始めた。
「そこで、手習いの塾を始めんす、よろしゅうお願いしんす・・」
おどおどとチラシを配っていた野風だったが、勇気を出し、
大きな声で人々に声を掛け始めた。
「そこで、手習いの塾を始めます故、よろしゅうお願いしんす、・・・
あ・・よ、よろしく、お願い致します!」花魁言葉が身についちゃって暫く生徒は苦労しそうだけど
いや、突っ込まれそうだけど・・・・・この時代皆素直だからそんな子供は居ないかな。

この野風塾の始まりが現代で未来はどっかの学校の先生になってたわ。
「いい?神様は、絶対に乗り越えられる試練しか与えない!これ基本だから!」
熱く生徒に指導する未来。やっぱり野風塾からの子孫だよね。

咲が居なくなった橘家では、恭太郎に縁談が・・・。


仁友堂では、
「え?私の手術が危ない言うんですか!?いつからあんたは仁友堂の一員なんですか?」
「いやいやいや・・・」
佐分利と福田のコンビも面白そうなんだけど、もう終りなんだよね・・・

福田が佐藤二朗さんだから余計期待できるのに。


辰五郎は、立派な仁友堂の建設計画をしてる。

喜市(伊澤柾樹)は算盤塾に通わせてもらうようになったのか・・・。

まあ、商売手伝ってるなら計算得意でないと始らないからね。


どっかの洋館で勝先生と外国人が英語で会話してる
その背後で、靴(ブーツだね)を履いた龍馬がカーペットの上でダンスしてるし~
龍馬が好きな靴なんだよね。
内野さんの龍馬こそがホンモノっぽいからもっと見ていたかったな~。


洪庵先生の言葉を綴った額
『為の国
為の道』
を飾ろうと踏み台の上に乗る仁
後ろから咲が「右が低い」やら「上げすぎ」だのの声がかかる。
足を踏み外して「あ~~~」と落ちる仁
まさかーーーーー現代へタイムスリップ??
と思いきや「いって~」と起き上がる。
戻って無いじゃん。

だが、いつかの頭痛が起きた。
そして、胎児の目が見開き・・・


つづく・・・では、なく終りだ。

続き作って欲しいわね。あの包帯男の正体とホルマリン漬け胎児の腫瘍は?例の10円玉は?
と謎を残しながらの最終回だったのでちょっと不満。
かなりの数字を取っていて、私の周りでも家族で見てたと珍しい声も上がっていたもので。
BGMもぴったりで臨場感溢れていて気に入ってたのに、毎週楽しみにしてたのに。

非情に勿体無いわね

おさらばえ~(/_;)/~~



第1話  第2話  第3話  第4話  第5話  第6話  
第7話  第8話  第9話  第10話  第11話(最終話)