とりあえず5年で区切って生きる

なんとなく手にした本でしたが

癒されるメッセージがいくつかありました。

人気カウンセラーの諸富祥彦（もろとみよしひこ）先生の

「とりあえず5年」の生き方

です。

自己啓発の本ととらえる人はいるかもしれませんが

自分にとっては異なります。ハウツー本でもありません。

頑張りすぎている人をゆるめる本です。

大ベストセラーになった「金持ち父さん、貧乏父さん」では

士農工商のように、職業を

資産家、投資家、自営業、サラリーマン

にレベル付けしていますが

それを軽く柔らかく否定しています。

お金の運用に煩わされるくらいなら

サラリーマンの方が良いかもしれない、と。

人生で最も大切なものは

大切な人との時間だというのは

ありきたりなのでしょうけど

その当然のことを私たちは後回しにしがちです。

その大切なことを大切にするためには

他のことはほどほどでもいいかもしれない

ということが繰り返し書かれていました。

自分も、わずらわしさを増やしたくなくて

できるだけものを持たないようにしています。

ただ、何か新しい考えが思い浮かんだ時に

それが本当に自分のしたいことなのか

人生の大切なことにつながっているのか

わからなくなることがあります。

迷うくらいなら行動しないほうが良いのかもしれませんが

それが自分の深くの願いにつながっているからこその

躊躇もあるかもしれない。

人が夢の実現の一歩手前で戸惑いを感じることがあるようにです。

もちろん逆に、何かに影響された義務感や表面的な欲求から

来ているのだとしたら思い直そう、と見つめますが

複雑に絡み合う場合もあります。

だから選択していくことは難しいのですね。

この本のタイトルからわかるように

人生を10年先、20年先で計画を立ててストイックに今を我慢するのではなく

5年で区切って、今の体験や感動、大切な人との時間をつくろう

という内容です。

ところで、本の紙質や手触りが柔らかくて心地よく

文字も程よい大きさで

こういった感覚のやさしさは大切だと

あらためて思いました。

プロフェッショナルの人の考え方に触れられる読書って

やっぱりすごいな、ありがたいな

と思います。

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お肌を大切にすることは、
自分を優しくいたわるということ
そして自分の人生を
大切に積み重ねていくということ
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