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私たちの出逢い～結婚まで
全４０数編ほど あります。
気長にゆったりと お付き合いくださいね
（パートナーさんの登場は、しばらく先になります（笑））
今までの連載は、こちら♪ です。
（１）変化の兆し
（２）そして、別れがやってくる
（３）川原のおじさまからの メッセージ
（４）失恋の勢いで、えいっと退職。
（５）うつになる
（６）気づくといつも、ここにいた。
（７）やりきれない気持ちを ふり切るように
（８）占い師のおばちゃん♫
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（９） 理想のBさんご夫妻 ・・・
またもや、バリのキーワード♫
９月いっぱいで、
無事 会社も 退職して・・・・
１０月入ってすぐに さっそく
Ｂさんのエネルギーワークを
受けにゆく。
もう場所は、
はっきり 覚えてないけれど、
その頃、私の住んでた
千葉の実家から、２時間以上・・・
ずいぶんと 遠くまで、
電車にのって ふらり出かける。
Ｂさんちの最寄駅は、
とても 自然豊かな、
のんびりした雰囲気の駅 だった。
そして、Ｂさん一家が
わたしを 出迎えてくれた。
スイス人のＢさんと 日本人の奥さん、
それに、まだ小さな赤ちゃんまでが
いっしょに、笑顔で私を迎えてくれて。
初めて会った人たちなのに、
なんだか妙に ほっとした。
「遠いのに よく来てくれましたねぇ」
って、しみじみ言う、Ｂさんご夫妻。
日本国内なのだけど、なんだか
ホームステイ先の家族に
あたたかく迎えられる 学生のような
まさに そんな感じだった。
そして、Ｂさんのお家に着くと、
遠くからわざわざ来てくれたから、
と言って、お昼ごはんまで
用意してくださって。
Ｂさんたちからすれば
お客さんであるわたしが、
家に着いて はじめて ・・・
「さぁて、何つくろうかしらねぇ～」
と のんびり用意してくれる様子に
わたしまで なんだか
家にいるかのような
とてもくつろいだ気持ちになれた。
日本にも、こんな風に迎えてくれる
ところがあったんだ～～！と
とても驚くと同時に、もしかして
自分が 求めていた場所は、
こんな場所だったのかもしれない
・・・とも思った。
時間を 忘れそうなぐらい、
ゆったりとしたごはん ＆
おしゃべりのひととき・・・
そして、おしゃべりしている
私たちのまわりを、赤ちゃんが
始終、にこにこ顔で
はいはい していて。
なんだか
日本ではないかのような・・・
とてもゆったりした時間の流れ。
そして 空間だった。
あぁ～ こんな夫婦っていいな
こんな暮らしをいっしょに
できるっていいなぁ～
わたしがはじめて 心底、
あこがれた ご夫婦、だった。
ゆったり ごはんをいただいたあとの
Ｂさんのエネルギーワークも
また 不思議だった。
手がほとんど触れていないのに、
私の体の中が ぐわ～～っと動く！
熱くなる！なんだこれは？！
まるで、魔法みたいで！！
（今思えば、あれは レイキ
だったのではないか、と思う）
そして最後、Ｂさんが 頭の下に
手を当ててくれたんだけど
失恋の思いや、
やめたばかりの会社のあれこれ、
これからどうする？という思い・・・
そんな思いで もうぎーーっしり、
がちがちだった 私の頭ん中が
ぐにゅ～～～っと
動いてゆくのがわかった。
これにはびっくり！
脳みそが 動いてるんだろうか？！
なんなんだ これは～～？！
不思議で 不思議で。
ぐにゅ～～って 動いたあとには
私の頭ん中が、もうまったく
すっきりしてしまった！！
そのあと また、
Ｂさんご夫妻と ゆっくり
おしゃべりしたのだけれど、
その内容に、またまたびっくり！
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
Ｂさんご夫妻は、なんと
「バリで知りあった」のだという。
わたしがこれから行こうとしている、
まさに そのバリで！！
そして、私が
宿泊したいなと思っていた
マンダラバンガローの話をすると
「バリにいたとき、そのマンダラ家で
バリ舞踊を習っていたのよ！」
と奥さん。
ひとりで しかも海外で
バンガローに泊まるのなんて
初めてだったので、
ちょっぴり不安だったのだけど、
その話を聞いて ものすごく安心する。
しかも私は
“ マンダラバンガローに泊まって
バリ舞踊を習う ” というツアーに
申し込もうとしていたところ
だったーーーーー！！
バンガローといい、
バリ舞踊の話といい、
まさに、まさに！の話で
ほんとうに 驚いちゃって！！！
奥さんは、そんなわけで、
バンガロー周辺のことを
とてもよく 知っているから・・・ と
周辺地図まで 手描きで
描いてくださって。
おすすめのお店や喫茶店、
市場の場所などを それはそれは
細かく 書いてくださった。
実はそのとき、まだ正式には
ツアーに申し込みをしてなかった
私だったけど、もうこれは
何としてでも行かなくっちゃ！！！
と思ったのです。
Ｂさんご夫妻との出会いの
不思議は、もうひとつあった。
それは、「出逢う時期」のこと。
私が、Ｂさんご夫妻に出会ったのは
Ｂさんご夫妻が バリで出逢って
結婚し、日本に戻ってきて
こういうお仕事を 始められて・・・
まもなくのこと だった。
ところが そのあと、Ｂさんの
親御さんの具合が 悪くなられて、
私が訪れた直後、Ｂさん一家は
急に、スイスに移ることに
なってしまった・・・
・・・ということは、
Ｂさんご夫妻が 日本に滞在されて
いたのは、１～２カ月の
ほんのわずかな時期。
そんな 短いあいだに、
たまたま、Ｂさん一家と出会えた
なんて・・・ほんとうにご縁というのは
不思議なものだと 思った。
退職後、
新しい世界に 飛び出して
わくわくする気持ち とともに、
これから私は、いったい
どうなるんだろう？ という
不安もあった この頃。
「いつでも、ちゃんと守られて
いるから、大丈夫だよ！！」
ということを、改めて
教えてくれた 出逢いだった。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
Ｂさんご夫妻と会って、次の週には、
プーたろう（無職）友だちの☆ちゃんと
伊豆に 陶芸の旅へ 出かける。
伊豆の旅先で、
「実は、１週間後にバリに行くの
だけれど、いっしょに行かない？」
と 誘ってみたものの ・・・
☆ちゃんからの お返事は、
「１週間後？？？
いま、伊豆に来てるのに・・・？！
あまりに 急だよね ・・・・
ご、ごめん、バリは
ちょっと 無理だわ・・・・」って。
まぁ、そりゃ、そうだよねぇ～～
ということで、やっぱり
“ ひとり旅 ” なのね～！！
と 腹を決め ・・・・
伊豆の 公衆電話から、
バリ旅の申し込み
をした わたしでした。
そして
１週間後には、
いよいよ、バリへ ☆彡
（つづく）