生命保険の種類
こんにちは!
保険コンサルタントの乾です!
第一回目は
“生命保険の種類”というテーマでお送りします!
「複雑や難しいうえに、
色んな種類があってどれを選んでいいか解らない」
と思われがちですが、非常にシンプルで解りやすい仕組みなんです。
まず最初に、生命保険は大きく分けると3つのタイプに分類されます!
① 定期保険
② 養老保険(ようろう)
③ 終身保険
この3つのタイプの組合せで成り立っており、
それぞれの特徴を把握することで、
ご自身の保険プランの設計だって可能になります。
では、それぞれのタイプの特徴を見ていきましょう!
① 定期保険
“定期”という言葉がついていますので、
よく“定期預金”と同じように捉えられがちですが
仕組みは全く違います!
イメージして頂きたいのはバスや電車をよく利用する方が
使う“定期券”と同じ考え方です!
バスや電車の定期券は、1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月という期間の
乗車が可能で、期限を迎えると新たに買い足しますよね
これと一緒で定期保険は
一定の期間を保障してくれる保険になります。
各メーカーによって若干期間は異なりますが、
10年更新というのが一般的によく出回っていて
その他に1年更新・10年更新・15年更新・20年更新
といったものがあります。
定期保険で注意が必要な点は1年ごと・10年ごと・
15年ごとに“自動更新”され、
掛金も更新時の年齢によってアップしていきます。
この定期保険が
俗に言う“掛け捨て”タイプの保険になります。
しかし、途中解約してお金が受け取れる時期もあります!
どのような時期かというのは、
よく保険で使われるグラフで確認すると
上のグラフの黄色い部分がある時期は受け取れます。
*死亡保険金
万が一、保険を掛けられている対象者が事故や病気などで
亡くなった際に遺族が受け取れるお金
定期保険は
割安な掛金でおおきな保障を買うことができるのが
特徴ですが、総合的にみるとそうでない場合もあります。
その件についてはまた別にお送りします!
② 養老保険
続いて養老保険。
初めて聞かれた方も多いのではないでしょうか?
しかし、僕と同じような小さい子供を持つ家庭で考えられる
ランキングは1位だと思います。
契約の期間内に亡くなったり、
保険会社が所定する高度障害状態になると
保険金が受け取れる。
と、ここまでは定期保険とよく似ています。
そして、大きく違う点は契約が満期を迎えた際に、
死亡保険金と同額の満期保険金が
受け取れるところです。
グラフのように期間(横軸)が経過するのに
比例してお金が貯まっていきます。
貯蓄性が高いのでその分、掛金も高くなりますが、
払い込んだ掛金以上のお金を受け取れるので、
年単位でお金を貯める場合などに有効です。
子供の教育資金の積み立てや、旅行資金、
独立資金などを貯めるのに使われていますね。
③ 終身保険
そして最後に終身保険。
TVCMなどで目にする
「一生保険料(掛金)の変わらない保険」
この保険のことですね!
契約時の年齢によって決められた掛金を、
設定した期間払うものです。
一生涯の保障が大きな特長です!
グラフのように、貯蓄性も高いので将来は
解約して受け取ったお金を取り崩して使う
といった利用もできます。
毎月の掛金はというと、
定期保険より高く、養老保険より低い金額になります。
“毎月の掛金は”という表現をしましたが、
定期保険は割安な掛金で大きな保障が買えると
上でも触れましたが
更新ごとに掛金は上がり、掛け捨てです。
それに比べ終身保険は一生掛金は変わりません。
ある程度、時期が経つと解約時に積み立っている
お金を受け取れるので、
払い込んだ掛金の累計は終身保険の方が安くついた!
なんてこともあります。
そして、終身保険の使い方次第では
払い込んだ掛金の累計よりお金を増やして受け取る!
なんてことも出来、一概に“安い”や“高い”とは
言えなかったりするのでこのような表現を使いました。
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生命保険を大きく分け、
3つのタイプについて簡単に紹介しましたが、
AのタイプがBのタイプより安くつくので、
Aの方がいいですよ!お得ですよ!
ってことではありません。
まず最初に僕がお伝えしたいポイントとして、
皆さんにはそれぞれの人生があるということです。
ライフスタイルはもちろんのことながら、
家族構成やお財布の状況、
訪れるライフイベントの時期など…
人それぞれ、大切なもの・守りたいもの
といった価値観も変わってきます。
選ぶ側の
価値観やライフプランに合った保険選びが大切
だということです!
人生を送るうえで、訪れる可能性あるリスクへの対策
として保険に加入されるでしょうが、
このような時代…
貴重なお金をドブに捨てない為にも、必要な分だけ
必要な保障を得ることが有効的ではないのでしょうか。