Mizuho


こころの揺らぎをアコースティックに共有し、

一緒に分析するプロセスを


EUREKA(ユーリカ=わかった!)と


表現して、実証的に自分自身を理解するカウンセリングを

基本姿勢としています。


*Office EUREKAのホームページ: http://office-eureka.co.uk  


2月から移転しました。

*メールアドレスも変わりましたのでお手数ですが変更お願いいたします。

*htmlの静止画ホームページできました。(htmlの書き込みはまだ若干の変更中ですが・・・)トップページからFlash(動画)か、html(静止画)か選択できます。



(心理学に興味をもっていただいた学生や社会人の方から、心理学分野への進学や勉強法について最近、ご質問をいただきます。数年前につくった心理学の勉強サークルが現在後輩によって多角的に運営されていますので、以下のブログやホームページがご参考になるかもしれません。Takano & Miho のブログ  http://profile.ameba.jp/miho-mooncircle/ Moon Circle (ムーン・サークル) http://moon-circle.com )


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こころを疲れさせる原因は 「その」ストレス・・?  ・・・・・時間の軸から心の疲れを分析する

2010-03-14 11:31:19
テーマ:疲れる心・・・心理学で分析

【こころを疲れさせる原因は 「その」 ストレス?】


心が疲れたとき、多くの人は、何かに対するストレス、または、プレッシャーなど、はっきりとした原因を思いつかれるのではないかと思います。


たとえば、上司とうまくいかず、それがストレスとなって、何らかの精神的な問題が生じたとき、この人にとって原因ははっきりしています。、


    「上司のせいでストレスがたまった!」


    心を読んでユーリカ(EUREKA)する・・・脳と心の自分分析広めています ・・・・・・・・・・by Office EUREKA (カウンセリングオフィス)


もちろん、このようなケースは一般的には適応障害ですから、心理療法としては、ストレスを取り除くことが最優先されるわけですが、実際の心を疲れさせる原因はもう少し複雑なようです。




【心を疲れさせる原因の多層構造】


次元の捉え方は色々ありますが、今日はシンプルに


   時間の軸(未来、現在、過去)


で考えてみたいと思います。


1)現在の軸


上司とうまくいかない、これは現在の状況です。

心のケアは、特に適応障害などは、まずこの現在おこっているストレスに対処することが最優先課題となります。



2)未来の軸


それと同時に、上司とうまくいっていないことで、


     「この先、この職場でやっていけるだろうか。」とか、

     

     「いつまでこんなことが続くのだろう。」とか、

     

     「転職するべきだろうか。」とか、


いわゆる未来に対する憂いが不安となって覆いかぶさってきて、さらに心の疲れを重くする状況がおこります。


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この不安に対しても、ストレスを取り除くと同時に対処して行くことが必要です。


「~起こるかもしれないこと」への心配にエネルギーを消費するよりも、それが起こった場合に備える建設的な計画にエネルギーを向けた方がよいかもしれない。


そういった方向に注意を向ける目をもつということですね。



現在と未来の2つ時間軸は、現在の状況(職場)をベースとした問題であるという点では共通しています。



3) 過去の軸


これは、広い意味ではパーソナリティに関わる軸です。


個人のパーソナリティや考え方というものはその人の歴史の中で培われてきたものです。


そして往々にして、これらの過去の軸は現在の問題の根底に重くぶらさがっています。


たとえば、非常に自尊心の高いパーソナリティの場合、人前で叱咤する上司の指導が人一倍ストレスになっていたり、あるいは、小さいころからもっていた何らかのコンプレックスが、上司の評価を絶えず気にするストレスを導いているかもしれません。


表面的な問題は上司からのストレスであるけれども、その根底では、パーソナリティや考え方が現在の状況に根深く影響を及ぼしています。


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多くの場合、これらの考え方や性格の起源は、その人の子ども時代にまでさかのぼります。


この過去の次元は深層心理の次元とも深く関わってきます。

カウンセリングで、深層心理テストが行われるのは、このような観点を探るためですね。




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見方をかえると、現在・未来の目は、自分の外側の状況と自分との関係を分析することですが、過去の目は自分の内側に目を向けて分析することでもあります。






時間の軸(未来、現在、過去)で自分分析


心が疲れて、どうすればよいのかと悩むとき、その原因を探ることは大切なことです。


そのときに、現在の問題だけでなく、


   未来にも目を向けて原因を探る、

   過去にも目を向けて原因をさぐる・・・


実は、時間軸から考えると、ポイントをおくべき3つの観点が見えてきます。



 心を読んでユーリカ(EUREKA)する・・・脳と心の自分分析広めています ・・・・・・・・・・by Office EUREKA (カウンセリングオフィス)


心が疲れると、現在目の前でおこっている問題にばかりに目をとらわれがちですが、原因を時間軸でさぐると、自分のとりまく問題の状況を多層的に広く分析することができます。



もちろん、未来、現在、過去それぞれの問題がどの程度の割合を占めているかは個々人の置かれている状況によって異なります。


しかし、このように視点を変えて考えてみることで、心を軽くする解決の糸口が見えてくるかもしれません。



以上です。




久しぶりにこちらは良いお天気となりました。


今日はこれから月ヶ瀬梅林に出かけて、満開の梅で心のお洗濯をしてきます。


ではでは。





街中で 「私的に」 気になること       ・・・・・・・・・・・・・・・・・女子(?)諸氏編

2010-03-09 21:35:52
テーマ:心理学つれづれに・・・・



先日は男子諸氏編でしたが、今日は女子諸氏編で・・・・・女性は永遠の Girl ということで、女子です・・(私含む??)



ミラーニューロン(Mirror Nuron)


わたし達の脳の中にはミラーニューロン(Mirror Nuron)と呼ばれる神経があります。


他人が何かしているのを観察すると、自分が同じことをしている時と同じように活動する神経で、文字通り、鏡みたいに他人の行動を映してはたらく神経のことです。


というと、難しそうに聞こえますが、たとえば、先日のオリンピックで、接戦のスピードスケートをみているとき、手に汗にぎってテレビで観戦された方も多いのでは・・。


他人が、一生懸命すべっているスケートの映像に自分もすべっているかのように手に力が入ってくる・・・これはミラーニューロンが活性している可能性大です。


ボクシングを見ているとき、戦っている選手と同じように、首と肩を構えて体を揺さぶる人がいますが、これもミラーニューロンかもです。


生まれて間もない赤ちゃんの顔の前で、舌出しなどの特徴的な表情を繰り返すと、誰にも教わっていないのに、まねします。


これもミラーニューロンが働いているといわれています。


下図は有名な実験からの写真です・・・・・・・


・・・・・・・・・けっこう・・・実験に・・・協力的な赤ちゃんですね・・・




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私の場合はというと、ハラハラドキドキの映画をみているとき、映画を見るよりも、映画を見ている私の顔を見るほうがおもしろいと、友人達が口をそろえていいます。


それぐらい、私のミラーニューロンは敏感に反応するようです・・


で、その話なのですが・・・




大衆の面前でのミラーニューロンの活性化


私は、通常、電車に乗っているときはお澄まししながら、本などを読んでいます。


心を読んでユーリカ(EUREKA)する・・・脳と心の自分分析広めています・・by Office EUREKA (カウンセリングオフィス)


ところが、時たま、私の敏感なミラーニューロンをマックスに活性化させる出来事に遭遇します。



女性諸氏の電車の中での化粧・・・


見つるもりはないのだけど、ついつい目がそちらに向いてしまい・・・・・


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心を読んでユーリカ(EUREKA)する・・・脳と心の自分分析広めています・・by Office EUREKA (カウンセリングオフィス)


で、私のミラーニューロンが活性化し始めて・・・

口紅を塗るときの「い」の発音の口に上がってゆき・・・


心を読んでユーリカ(EUREKA)する・・・脳と心の自分分析広めています・・by Office EUREKA (カウンセリングオフィス)





唇の角を塗るときには、私の口もしっかり両端を下げて・・・・・


心を読んでユーリカ(EUREKA)する・・・脳と心の自分分析広めています・・by Office EUREKA (カウンセリングオフィス)

心を読んでユーリカ(EUREKA)する・・・脳と心の自分分析広めています・・by Office EUREKA (カウンセリングオフィス)





クライマックスはマスカラを塗るとき・・・


女性はなぜ、マスカラを塗るときに口を開けるのでしょうか・・・


ああ・・・


心を読んでユーリカ(EUREKA)する・・・脳と心の自分分析広めています・・by Office EUREKA (カウンセリングオフィス)

 


  

         心を読んでユーリカ(EUREKA)する・・・脳と心の自分分析広めています・・by Office EUREKA (カウンセリングオフィス)


電車の中のお化粧・・・ 「私的」 にとても気になります。


どうぞ、電車の中でのお化粧は慎んでください・・・


私のミラーニューロンを起こさないで・・・。


ではでは。





意識?意志?  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  植物人間状態の人の意識研究の最先端

2010-03-06 00:15:59
テーマ:心と脳・・・脳の心理学

先日、植物人間の患者さんが意志をもってコミュニケーションをしたと言うニュースがセンセーショナルな話題となりました。


ケンブリッジ大学脳学科のアドリアン・オーウェン博士率いる研究チームの発表です。

   
           心を読んでユーリカ(EUREKA)する・・・・・自分分析(セルフ・カウンセラー)を広めています・・

上が健常の人の反応。

下が5年間植物人間の方の反応。


質問に対して、「Yes」 と答えたとき(左)と、「NO」 (右)と答えたとき、


植物人間の方は健常者とほぼ同じところが反応した 


       → 質問の意味がわかって判断できた


       → 意識がある


と言う結論です。


この研究は研究としてはすばらしい成果なのですが、これをメディアのニュースとして聞いたとき、私は2つのことが印象にのこりました。



【1】勇み足のメディアの取り上げ方


メディアはこぞって、


  「すごいことが発見されたぞ!」


と、取り上げて、

あたかも、


  「植物人間の人は、

   反応ができないだけで、意識があるんだ。」


という論調だったわけですが、

以下の理由から、ことはそれほど単純でないように思います。



1.患者さんの選び方 = 結果が得られたのはほんの一部の患者さん


多くの患者さんの中から、

同じような状態(損傷の場所とか)の患者さんの


  23人


が選ばれ、で、そのうち何らかの反応がみられたのが


  4人、


その中で、明らかに反応している結果が現れたのは


  1人の患者さん(上の画像)


他の多くの植物人間の方が果たして、同じであるかどうか、

まだ未知です。




2.fMRIの正確性への疑問


このように、脳のどこが働いているかが、色でわかる方法を


  fMRI(ファンクション・エム・アール・アイ)


と呼びます。


この方法は、現在、脳の研究の主流になりつつある一方、

その正確さに疑問を投げかける人たちもいます。



3.あくまでも、「状況証拠」からの結論


状況証拠と言う表現は不謹慎に思いますが、わかりやすいのであえて使わせてもらいます。


「YESです。」と、言葉で答えられれば当然意識があるわけですが、それができないので、1個ずつ状況証拠をかためていかねばなりません。


それで、YES、NOを答える代わりに、2つの異なるイメージをもつことで、「答え」の違いを表現する方法がとられました。



   「YES」ならば、テニスをしているイメージをもってください 


               =運動のイメージ



   「NO」ならば、道の移動を考えるイメージを持ってください。 


               =視空間のイメージ

   

    視空間のイメージはちょっとわかりづらいですが、たとえば、


     「家から駅までどういうふうにたどり着くか考えてください。」


    のようなことで、「歩く」イメージと言うよりも、

      

          地図上で移動する道筋をイメージ


    することに近いと思います。


               


この2つのイメージは頭の頂の付近で処理されて、微妙に異なる位置が活動します。


おそらく、頭の頂が一番損傷が少なかったので、その部分で処理できるイメージが使われたのかとと思います。


さて、そういった複雑な方法からの状況証拠ですが、


  状況証拠ははどれだけ集めれば、明確なことがいえるか、

  

  そもそも、イメージができているということの確認からが状況証拠なので、イメージが正確にもたれているかどうかについての信頼性があるかなどなど

  


状況証拠から「意識がある」の結論を導くにはまだまだ道のりがあるようです。




研究と言う次元ではすばらしい結果ですが、社会の話題として取り上げる次元では、この研究は、まだ延命装置を外す云々の倫理論争をするには時期尚早の感があります。


キャッチーな話題がニュースとして、読み手の興味を引くのは理解できるところですが、この脳死のような人の生死にかかわるようなテーマは、話題性だけをねらうのでなく、問題点なども正確に伝えることが大切ではないかと私は思います。



【2】イギリスと日本の微妙な観点の違い


興味深かったのは、当の国のイギリスと日本で、この問題に対して微妙に観点が異なること。


日本では、脳死の判定のために本人の意識の有無が重要だと言う点が観点でしたが、


イギリスでは、患者本人が今後の治療を自ら選択したり、薬を処方されたときに気分を伝えたりできると言う意志の点がクローズアップされていました。


日本では、「意識」の有無が重要で、イギリスでは「意志」の有無が重要な感じですね。



.............................................................................................................................................................


おっと・・・・・


今日はつれづれに、文字だらけの記事を書いてしまいました。


色々かんがえるところがあったので、ついつい、書き連ねてました。


長々とした文章を読んでいただき、ありがとうございました。


ではでは。


補足:

イギリスのBBCの記事を読みながら、この記事を書いていて、と、言い訳になりますが、

英語では、

vagetative state patient : 直訳すると、植物状態の患者です。


日本でも植物人間という一般名称が流通しているので、そのまま使いましたが、

不適切な表現ではと言うメッセージをいただきました。


私の不徳とするところでもうしわけありませんでした。


正式な医学的名称は、「遷延性意識障害」で、こん睡状態を指します。


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